平成30年度「山口県職員」採用情報 – 地方上級などの採用試験まとめ

平成30年度 地方公務員採用試験の「山口県職員」の試験日程のお知らせです。

平成30年度の本州最西端に位置する山口県の県庁の採用募集職種は、大きくわけて「行政職」「警察行政職」「技術職」「資格免許職」などがあります。


はじめに

地方公務員である「山口県庁」の平成30年度の公務員採用試験情報について紹介します。

山口県職員の「大学卒業程度採用」は、試験の職種が複数あり、2次試験に「論文試験」と個別面接による「口述試験」と「適性検査」があることが特徴です。

また、山口県職員「社会人経験者等採用」については、試験職種「行政」と「土木」で募集予定があり、試験職種「行政」の1次試験は「教養試験」と「論文試験」、試験職種「土木」は「専門試験」と「論文試験」が実施されます。

「山口県庁」で働く公務員として知っておきたいこと

山口県は、本州最西端に位置し、人口は全国で第27位の約138万人(平成27年国勢調査情報)の県です。

面積は、第23位で、市町村数は19エリア、13市6町で、村はありません。県庁所在は下関市で、中核市です。中核市は、日本の地方公共団体の中で、地方自治法第252条の22第1項に定める政令による指定を受けた市で、現在は「法定人口が20万人以上」が指定要件となっています。

その他、伝統工芸の萩焼で知られる萩市、日本三天神の一つ「防府天満宮」のある防府市などがあります。

山口県の強み(産業の特徴)

山口県では、瀬戸内海側では工業と流通業が発展しており、日本海側では農業・漁業などの第1次産業と観光業などのサービス産業を中心としています。

各産業の特徴として、農業では「ぜんまい」の生産量は全国第1位、「レンコン」は第5位、「わさび(畑わさび)」は第8位です。また、果物では、「セトミ(せとみ)」「スダイダイ」「ナガトユズキチ(長門ユズキチ)」は全国第1位、「いよかん」は全国第4位、「ナツミ」は全国第5位、「ゆず」は全国第7位に入っています。

水産業では、「アマダイ」「フグ類」「サザエ」の漁獲量は全国第2位、「イサキ」「アワビ類」が全国第4位 、「マダイ」「クルマエビ」「マアジ」は全国第5位となっています。また、水産加工も盛んで、「ウニ瓶詰」をはじめ、「辛子明太子」や「蒲鉾」などの練り製品が全国上位の生産量を誇っています。

工業では、輸出依存度が高く、基礎素材型産業に特化しています。瀬戸内海沿岸地域では、石油、化学、鉄鋼、造船などの重化学工業が中心で、防府市では自動車工場や宇部市の電子部品工場などの加工組立型の工場の立地も進んでいます。事業所あたりの製造出荷額、 従業者あたりの製造出荷額は、ともに全国第1位を占めています。

「山口県」が募集する職種紹介

平成30年度の山口県庁の採用募集職種は、「行政職」「警察行政職」「技術職」「資格免許職」などがあります。


山口県職員「大学卒業程度」の採用試験情報

平成30年度では、山口県職員「大学卒業程度採用」の試験職種は、「行政」「警察行政」「社会福祉(一般)」「社会福祉(心理)」「土木」「建築」「農業」「農業土木」「林業」「畜産」「水産」「機械」「電気」「化学」「衛生薬学」「衛生監視」での募集を予定しています。

山口県職員「大学卒業程度採用」の受験資格は、22~29才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。また、21才の年齢までで、短期大学を除く学校教育法に規定する大学、もしくは、山口県人事委員会がこれと同等と認めるものを卒業した人、または、2019年3月31日までに卒業見込みの人にも資格があります。

ただし、上記による21才の年齢までの人で、山口県職員「大学卒業程度採用」を受験する場合には、2018年9月23日(日)に行われる予定の山口県職員「高校卒業程度採用」の試験は受験できませんので、ご注意ください。

また、試験職種「衛生薬学」および「衛生監視」の受験資格については、下記の資格要件が必要となります。

区分:「衛生薬学」

試験職種「衛生薬学」については、薬剤師の免許を有する人、もしくは、2019年3月31日までに当該免許を取得する見込みの人、もしくは、2019年2月に実施される予定の第104回薬剤師国家試験に合格し、当該免許を取得する見込みの人、または、学校教育法に規定する大学で薬学の課程を修めて卒業した人、もしくは、2019年3月31日までに卒業する見込みの人に受験資格があります。

区分:「衛生監視」

職種区分「衛生監視」については、学校教育法に規定する大学で畜産学、水産学、農芸化学もしくは薬学の課程を修めて卒業した人、もしくは、2019年3月31日までに卒業する見込みの人、または、2015年4月1日前に厚生労働大臣の登録を受けた食品衛生監視員の養成施設を含み、都道府県知事の登録を受けた食品衛生監視員の養成施設において、所定の課程を修めて卒業した人、または、2019年3月31日までに卒業する見込みの人に受験資格があります。

なお、職種区分「衛生監視」については、食品衛生監視員の資格が必要となるため、資格取得の可否について確認して下さい。また、資格要件の確認のため、学業成績証明書など必要書類の提出が求められる場合があります。

山口県職員「大学卒業程度採用」の試験内容は、1次試験は、択一式の「教養試験」と択一式の「専門試験」で、2次試験は、「論文試験」と個別面接・集団討論の「口述試験」と「適性検査」です。

申込期間は、5月11日(金)~6月1日(金)、1次試験の日程は、6月24日(日)、2次試験の日程は、論文試験および適性検査については、7月21日(土)、口述試験は、7月23日(月)~7月31日(火)を予定しています。

最終合格発表は、8月下旬の予定です。

山口県職員「高校卒業程度」の採用試験情報

山口県職員「高校卒業程度採用」については、7月6日(金)に掲載し、受付を開始する予定です。

山口県職員「保健師」の採用試験情報

山口県職員「保健師」の受験資格は、21~29才の年齢までで(※試験実施年度の4/1の年齢)、保健師の免許を有する人、または、2019年3月31日までに当該免許を取得する見込みの人、または、2019年2月に実施される予定の第105回保健師国家試験に合格し、当該免許を取得する見込みの人に資格があります。

試験内容は、1次試験は、択一式の「教養試験」と択一式の「専門試験」で、2次試験は、「論文試験」、個別面接・集団討論の「口述試験」、「適性検査」です。

申込期間は、5月11日(金)~6月1日(金)、1次試験の日程は、6月24日(日)、2次試験の日程は、論文試験および適性検査については、7月21日(土)、口述試験は、7月23日(月)~7月31日(火)を予定しています。

最終合格発表は、8月下旬の予定です。


山口県職員「社会人経験者等」の採用試験情報

平成30年度では、山口県職員「社会人経験者等採用」の職種区分は、「行政」と「土木」で募集を予定しています。

山口県職員「社会人経験者等採用」の受験資格は、30~39才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。

試験内容は、1次試験は、職種区分「行政」については、択一式の「教養試験」と「論文試験」で、職種区分「土木」については、択一式の「専門試験」と「論文試験」です。2次試験は、いずれの職種区分も、個別面接の「口述試験」と「適性検査」です。

申込期間は、5月11日(金)~6月1日(金)、1次試験の日程は、6月24日(日)、2次試験の日程は、7月28(土)~7月29日(日)を予定しています。

最終合格発表は、8月下旬の予定です。

山口県職員「身体障害者」の採用選考情報

山口県職員「身体障害者対象」については、7月6日(金)に掲載し、受付を開始する予定です。

その他注目情報「未来開拓チャレンジプラン」について

山口県では、2015年に新たな県政運営の指針となる「元気創出やまぐち!未来開拓チャレンジプラン」を策定しました。

このプランにより、山口県は、5つの未来開拓戦略を掲げ、戦略突破のための15のプロジェクト設定しました。さらに、プロジェクトの達成に向けて、64の重点施策と突破プロジェクトごとの123の活力指標を設定しています。

具体的には、先の5の戦略によって、産業、地域、人材、安心・安全、行政に関し、活力ある未来を拓くため、山口県では、市町村はもとより、関係団体・企業・県民とともに、医療関連産業および環境・エネルギー産業の育成・集積、農林水産業の生産体制の強化、国際観光の推進、環境保全、保健・医療サービスの充実、地域教育力の強化、災害対応力・防災の強化、財政基盤の強化などに取り組んでいます。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、山口県の平成30年度の採用試験情報をお届けしました。

参考になれば幸いです。

県の採用案内ページURL

http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a33000/shiken/30keikaku.html#3

本記事は、2018年6月8日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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