Twitterで日本の課題を発信。政治系インフルエンサー「黒瀬深」さんにインタビュー

今回は特別企画として、公務員総研編集部が、政治系インフルエンサー「黒瀬深」さんにインタビューを行いました。その内容を掲載します。


はじめに

公務員総研では、今回、コラムを寄稿していただいた、政治系インフルエンサー「黒瀬深」さんそのものに迫ってみました。

黒瀬深様、ご協力ありがとうございました。

*本記事は、2021年2月にインタビューした内容です。

Q1)黒瀬深さんの現在のご職業を教えてください。

あまり詳しくは言えないのですが、本職は普通にサラリーマンやってます。

ただ最近は副業の方が稼ぎは大きいですね。身分保障とか人間関係とか色々あるのでリーマンを辞める気はないですが。ただ今、立憲民主党が推薦している某政治家に訴えられそうなので、もし身元が開示されるような事があれば会社の迷惑になるので辞めざるを得ないかなとは思ってます…

Q2)黒瀬深さんの名前の由来は?

昔はライエという名前で活動していたのですが、やっぱりいかにもハンドルネームみたいな名前よりも普通の人名っぽい方がいいかなと。

そこで白瀬さんというすごく尊敬する方がいるので、その方と対になるような感じで付けさせていただきました。

Q3)黒瀬深さんの出身地、経歴を教えてください

こちらもあまり詳しくは言えないですが、関西出身です。

普通に大学卒業してから働いてる感じです。でも学生時代に本を読みまくったり、海外旅行したり、お友達と色々やったり、いろんなビジネスやバイトをしたり、なるべくいろんな知識とか経験を積むようには心掛けて来ました。

Q4)政治系インフルエンサーという活動についてや活動にいたった背景について教えてください。

成り行きです。

今でこそインフルエンサーを名乗ったり色々活動していますが、最初はなんとなくTwitterを始めてみて、たまたまバズるようになり、気づいたらフォロワーが増えていた感じです。


Q5)専門分野、認知科学について、どういった部分に興味をもって研究されているか教えてください。

認知科学の中でも認識論とか心の哲学に一番興味があり、大学の卒論もその分野で書きました。ただ神経科学とか心理学、言語学にも興味関心があるので、それらを包括する「認知科学」が専門だと称しています。まぁ人の認知について全体的に興味がある感じですね。

Q6)Twitterのフォロワー数13万人に至るまでの経緯を教えてください。

趣味で呟いているうちに気づけば増えていた部分が大きいです。

ただ中でも印象に残っているのは、フォロワーが6万人ぐらいの時です。あの時の私はもへもへさんという方にフォロワー数を抜かれて、失意のどん底にいました。もへもへさんの勢いは凄まじく、もう抜き返す事はないかなと。

その時です、ある現職の国会議員(これも立憲民主党の方)が「名誉毀損で法的措置を取る!」と宣言して来ました。

結局、現在まで実際に法的措置は取られていないのですが、そのお陰で複数のネットニュースなどに取り上げられる事になり、フォロワー数が計1万人ぐらい増えました。

もへもへさんのフォロワー数を抜き去り、勢いづいたまま増え続け、現在に至るという感じです。その国会議員の方は当時は憎みましたが、今では感謝してもしきれません。

Q7)フォロワー数が多い中で、政治的なことを発信することは、反対的な意見・思想をもつ方から色々いわれたりして、大変じゃないでしょうか?

うーん、私はあんまりですね。

変な意見はブロックすればいいし、建設的な反対意見を言ってくれる方は普通に参考になるので。

ただ同じ政治系アカウントの中でも酷い嫌がらせを受けている方がたくさんいるので、やっぱり個人攻撃に関わるような部分はある程度のルールが必要かなとは思ってます。芸能人も自殺したりしてますからね。

Q8)Twitterとは別に提供されている「黒瀬の政経研究室」について詳しく教えてください。

サロンを作ろうと思った理由は色々ありますが、やはり保守派や無党派の共同体を作りたいというのが一番の目的です。

ここ最近ツイッターもそうですが、SNSやネットニュースでもデマや誹謗中傷が飛び交うようになって来ました。そこで信頼できる情報を集めて、節度ある議論ができる場を作りたいなぁと。

具体的な内容としては、まずテキストを通して各々が気になったニュースとかテーマを集めて議論したり、私が政治講座と銘打って政治の基礎を解説したりしてます。後はボイスチャットで飲み会をしたり、テーマを決めて議論したり、読書会とかをしてますね。もっとなにか具体的な利益に繋がる事もあればいいなぁと現在模索しています。

メンバーは60人ほどです。サロンの中では短期間でこれだけ集まるのは凄いらしいですし、使用しているプラットフォームでもトップに表示していただいたりしているのですが、私的にはもっとメンバーを増やしたいなと思ってます。

*参考リンク:「黒瀬の政経研究室」
(https://idobata-salon.com/detail/index/id/4527/)

Q10)日本について考えている課題や展望、気になる政策などあれば是非教えてください。

ほんとに日本は問題だらけだと思っています。


安全保障は中国に虎視眈々と狙われていますし、沖縄でも親中派の知事が誕生し、北海道などでも土地が中国人にガンガン買われています。

経済も米国のGAFAを中心にどんどんイノベーションが起きている中で、日本だけ企業も行政も凝り固まった考え方で付加価値がどんどん低下していますし、それは国際競争力の低下にも繋がります。

また少子化も進んでいて、長期的に消費も労働力もガンガン減っていく事が予想されます。
後は年金問題にも関心があって、GPIFの運用基準を配当重視にすればもっと多くの費用を捻出できて若者の負担を減らせるのになぁ、とか思ったりしていますね。

とにかくどこから手を付けていいかわからない状態ですが、まず安全保障と少子化はなんとかしたいですね。国の滅亡に直結して来るので。

Q11)黒瀬深さんの今後の活動など予定・計画があれば教えてください。

政治に関してはツイートを続ける事、サロンを盛り上げる事ぐらいでしょうか。

後はこの2つを通して、一人でも多くそれなりにベターな思想を持った方を増やしたいなと思っています。

私の発信だけでは限界がありますからね。

Q12)最後に話は変わりますが、読書家とのことですが、最近お気に入りの読書を教えてください!

私はオススメの本を聞かれば、よくデカルトの『方法序説』を勧めていますね。

内容そのものももちろん人生観が変わるほど面白いですが、やはり古典の本を読むことに意味があると思います。偉人たちがどんな事を考えてきたのかがわかります。

逆に科学は最新のものを読んでほしいなと思っています。池谷裕二さんの本が全般的にわかりやすくてオススメですね。

最後に(公務員総研編集部より)

以上、黒瀬深さんにインタビューコラムでした。黒瀬さんありがとうございました。

公務員総研では、「よい公務員を増やす」を理念にしたインターネットメディアですが、その中で、自衛隊や警察官・消防官など民間の仕事にはない、国を守る、街を守る職業についてもひろく世の中に発信したいと考えています。

黒瀬さんがTwitterで発信される、国防・安全保障や、そしてそれを実行する現場の人々への配慮といった内容について、公務員総研としても是非これからも発信していただきたいと考えています。

今後、公務員総研をよろしくお願いいたします。

本記事は、2021年2月26日時点調査または公開された情報です。
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