公立美術館シリーズ

公立美術館「豊岡市立美術館－伊藤清永記念館－」の基本情報－沿革・施設・職員数など（2019年9月情報）

2021年2月24日2022年9月1日

当ページのリンクには広告が含まれています。

※本記事は、2019年9月調査の内容です（今後更新予定です）。

はじめに

今回ご紹介する公立美術館「豊岡市立美術館－伊藤清永記念館－」は、兵庫県豊岡市（JR豊岡駅近く）にあり、1989年（平成1年）に開館された公立美術館で、主に文化勲章を受章した出石出身の洋画家である伊藤清永の作品を収蔵しています。

今回は、公務員として働く「学芸員」向けに公立美術館「豊岡市立美術館－伊藤清永記念館－」に関する基本的な情報についてご紹介します。

公立美術館「豊岡市立美術館－伊藤清永記念館－」の沿革について

公立美術館「豊岡市立美術館－伊藤清永記念館－」の沿革についてご紹介します。

公立美術館「豊岡市立美術館－伊藤清永記念館－」は、出石町合併30周年記念事業「現代洋画の重鎮・伊藤清永展」が開催され、伊藤清永画伯らから作品寄贈を受けて美術館建設の機運が盛り上がり、「町立美術館建築調査特別委員会」が設置された1987年（昭和62年）までさかのぼります。

1989年（平成元年）に建設工事が着工、出石町教育委員会内に準備委員会が設置、「出石町立伊藤美術館の設置および管理に関する条例」が議決、工事が竣工され、公立美術館「出石町立伊藤美術館開館」が開館されました

その後、2005年に市町村合併により「豊岡市立伊藤清永美術館」に名称変更され、2014年（平成26年）に公立美術館「豊岡市立美術館－伊藤清永記念館－」と名称変更されました。

公立美術館「豊岡市立美術館－伊藤清永記念館－」の概要について

公立美術館「豊岡市立美術館－伊藤清永記念館－」は、豊岡市が運営する公立の美術館です。

兵庫県豊岡市にあり、前身は「出石町立伊藤美術館」で、広さ2,152.93平方メートル、主に文化勲章を受章した出石出身の洋画家である伊藤清永の作品を収蔵しており、常勤役職員については確認できませんでした。

また、平成28年度の来館者数は、7,108人です。

▼参考URL：豊岡市｜豊岡市文化芸術振興計画

公立美術館「豊岡市立美術館－伊藤清永記念館－」の施設・展示について

公立美術館「豊岡市立美術館－伊藤清永記念館－」には、展示室A～C、ギャラリー、ラウンジなどがあります。

今後開催予定の展覧会は、下記の通りです。

1）展覧会「開館30周年記念展ー豊岡を彩る画家たちー」
会期：2019年10月20日（日）から2020年2月2日（日）
前期：展覧会「伊藤清水　画業70年の軌跡」
会期：2019年10月20日（日）～12月1日（日）
後期：展覧会「豊岡ゆかりの芸術家たち」
会期：2019年12月5日（木）～2020年2月2日（日）