衣服を着たまま水に落ちたときの対処方法
2023年5月18日、衣服を着たまま水に落ちたときの対処方法について、警視庁警備部災害対策課のツイッターより投稿がありました。
衣服を着たまま水に落ちたときの対処方法を紹介します。「浮いて待て」が救命策のひとつで、背浮きで救助を待つことが有効です。泳ぎに自信がある方は動画のように①背浮きの姿勢でカエル足キック、②足に合わせ両手で水をかくなどして移動が可能です。夏のプールで練習する価値「あり」と思います。 pic.twitter.com/CpDyLqFYIe
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) May 17, 2023
警視庁警備部災害対策課とは?
警視庁警備部災害対策課は、警視庁のなかでも地震や台風などの災害への備えと、発生時の対応を担う部署で、都内の災害だけでなく、国内外の災害に対して発生時にすばやく情報収集を行い、必要と判断すれば専門部隊を投入するなどして救助活動にあたるそうです。
災害対策課の課員が交代で発信するツイッターは、災害時には活動状況などを刻々と伝えますが、平時には個々人がすぐに実行できる、身近なものを使った防災対策を紹介しています。
災害対策課ベストツイート集が警視庁のサイトに掲載されています。
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/saigai/yakudachi/index.html
水難事故の概況
水難事故は、海、川、湖、プールなどの水辺で起こる事故のことで、主にウォータースポーツや水辺で行なわれる夏(6〜8月)のレジャー時に起こりやすいとのことです。
令和3年(2021年)に全国で発生した水難は1,395件で、水難に遭った人の数は1,625人に上っていて、そのうち744人が亡くなったり行方不明となったりしているとのことです。
水難の死亡・行方不明が、どのような場合に起きているかをみると、28.8%が「魚とり・釣り中」、6.2%が「通行中」、5.5%が「水遊び中」、そして5.0%が「作業中」となっていて、衣服を着たまま水難事故にあうケースが多いそうです。
参考)政府広報オンラインのサイト:https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201407/3.html
衣服を着たままの泳ぎ方の正しいやり方
衣服を着たままの泳ぎ方の正しいやり方について、海と日本プロジェクトのYoutubeの動画もご紹介します。
みんなの反応・SNSの反応
衣服を着たまま水に落ちたときの対処方法についてのTwitterでの反応をいくつかご紹介します。「浮いて待て」が難易度が高いや、学校で教えてもらえると助かるなどの声がありました。
小学校の水泳の授業、着衣泳だけは何としてもやるという方針でありがたかった。昨年度はプールの見守りに入る機会があったけど、「浮いて待て」は水泳を習っていない人には難易度が高いなぁ…とも思った。小学3年生もペットボトル一本を使って浮ける子は僅かだった。
— 蜂谷 (@hachi_kae) June 14, 2023
https://twitter.com/suinanjiko/status/1670885836651659266最近の子がおぼれたときには浮いて待てができるらしいのもたぶんそういうことかな
— なる (@wishfield_naru) June 14, 2023
やるのは子供なので、水流のある場で下手に泳いで消耗するより浮いて待て、なのよね。海育ちやが、無理に岸に向かうな、浮いて待てと教わった。
競技的な泳ぎ方は、発展系としての別授業と思う。— 🍤みや🍤 (@gidtid) June 15, 2023
学校のプールは、浮いて待て教室とかやってくれるので、そのためなら水着買う価値はあると思ってる。
着衣泳なんて、水泳教室でも教えてくれない気がする。探せばあるのかな?
探さずに学校で教えてくれるなんて、ありがたいです。ありがたやー。ほんとありがとうございます。
私にも教えて欲しい(笑)— クロ助 (@kurowitter) June 14, 2023
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