第103不発弾処理隊が不発弾を無事に回収(2023年7月30日情報)

公務員総研の行政・社会ニュース紹介、今回は「第103不発弾処理隊が不発弾を無事に回収」についてです。


第103不発弾処理隊が不発弾を無事に回収

2023年7月14日、陸上自衛隊桂駐屯地の第103不発弾処理隊が、2023年(令和5年)7月8日の愛知県名古屋市における不発弾の発見に伴い緊急出動し、無事に回収したと、陸上自衛隊の桂駐屯地のツイッターより投稿がありました。

陸上自衛隊桂駐屯地とは?

陸上自衛隊桂駐屯地は京都市の南西部に位置し、高速道路・主要幹線道路・鉄道等の利便性に恵まれ、中部方面隊の兵站中枢基地として、主要装備品(火器、車両、施設器材等)の補給整備・回収、方面隊各部隊の輸送支援、そのほか民生の安定のため、不発弾処理を行っているとのことです。

参考)陸上自衛隊桂駐屯地のサイト:https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/3d/katsura/index.html

不発弾とは?

不発弾は、戦争などで使用された爆弾・砲弾などが爆発せずに残っているもので、何らかの衝撃でいつでも発火装置が起動しうる状態にあり、大変危険なものです。

不発弾発見時の三原則は、1.さわらない、2.うごかさない、3.警察に連絡するです。

参考)沖縄県のサイト:https://www.pref.okinawa.jp/site/chijiko/bosai/fuhatsudan/hakkennji.html

不発弾処理とは?

不発弾処理は、地方公共団体等からの要請を受けて自衛隊が安全化や爆破等の処理を行って不発弾処理を実施するそうです。

不発弾処理の流れについて、北関東防衛局のサイトよりご紹介します。

最初に、不発弾処理隊が不発弾を識別・調査しますが、この不発弾の識別を正確に行うことが最も重要であるといわれています。識別・調査の結果、不発弾の運搬が可能な場合は、回収し後日処分します。運搬が不可能な場合は、地方公共団体と、現地で爆破処分を行うか、信管除去等を行うかを協議し決定。最終的には、自衛隊と地方公共団体が、現地処理の日時や双方の役割分担等の協定を締結し、現地での処分が行われます。
出典)北関東防衛局のサイト:https://www.mod.go.jp/rdb/n-kanto/kouhou/pdf/77kouhou-140530.pdf

愛知県名古屋市の不発弾とは?

2023年6月22日、愛知県名古屋市守山区で道路予定地を掘削中に工事作業員が不発弾らしきものを発見し、警察に通報し、陸上自衛隊第103不発弾処理隊により、不発弾と確認されました。

この不発弾はアメリカ製250キログラム普通爆弾でした。

参考)愛知県名古屋市守山区のサイト:https://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000165038.html


みんなの反応・SNSの反応

愛知県名古屋市の不発弾についてのSNS(Twitter等)での反応をいくつかご紹介します。不発弾処理が無事完了し、安堵する声が多くありました。

本記事は、2023年8月16日時点調査または公開された情報です。
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