はじめに-「大学改革支援・学位授与機構」とは?
「大学改革支援・学位授与機構」は、日本国内唯一の大学以外の学位を授与し、大学等の教育研究活動の状況や高等教育段階の学習成果の評価を行っています。
設立:1991年7月1日
予算:6,691百万円(平成28年度)
組織:文部科学省所管
所在地:東京都小平市学園西町1-29-1
公式ホームページ:http://www.niad.ac.jp/
「大学改革支援・学位授与機構」の事業内容
「大学改革支援・学位授与機構」の事業内容を、6つのポイントに分けて、ご紹介します。
ポイント1:評価業務
1つ目は、「評価業務」です。
この業務は、大学・高等専門学校・法科大学院の認証評価、大学機関別選択評価、国立大学教育研究評価等を行う業務です。
また、評価方法の開発および評価の実施を通じて、大学等の質の向上を支援しています。
ポイント2:学位授与業務
2つ目は、「学位授与業務」です。
この業務は、高等教育段階の様々な教育機会における学習成果を評価し、大学卒業者・大学院修了者と同等の学習を修め、同等以上の学力を有すると認められた人に対して学位の授与を行う業務です。
ポイント3:国際連携業務
3つ目は、「国際連携業務」です。
この業務は、国際動向を踏まえて、高等教育の質を保証する活動の支援を行う業務です。
ポイント4:調査研究業務
4つ目は、「調査研究業務」です。
この業務は、研究開発部が中心となって、下記の3つの実証的な研究を行っています。
1)機構の実施する大学評価事業に関する研究
2)学位授与事業に関する研究
3)日本の高等教育の質保証に関する政策課題の重点的な研究
ポイント5:施設費貸付業務
5つ目は、「施設費貸付業務」です。
この業務は、国立大学法人等を対象として、附属病院整備等に必要な資金の貸付けを行う業務です。
なお、国の定める施設整備計画に従って整備を実施するため、貸付先は文部科学大臣が定めています。
ポイント6:施設費交付業務
6つ目は、「施設費交付業務」です。
この業務は、国立大学法人・大学共同利用機関法人・独立行政法人国立高等専門学校機構を対象にした施設整備に必要な資金を交付する業務です。
「大学改革支援・学位授与機構」に就職するには?
「大学改革支援・学位授与機構」には、毎年不定期に行われる採用試験に合格し採用されることで、就職することができます。
いずれも不定期での募集となります。
「大学改革支援・学位授与機構」の募集職種
「大学改革支援・学位授与機構」には、教員、事務職員、非常勤職員の職種があります。
年度によって、募集職種が異なりますので、詳細については、公式ホームページをご参照ください。
直近の募集・採用情報
参考までに、2020年上半期に募集のあった職種についてご紹介します。
事務職員
「事務職員」は、令和2年4月1日に入構し、小平本館または竹橋オフィスに勤務する職員で、事務全般を担当します。
この「事務職員」は、書類選考の後、教養試験・適性検査の筆記試験、1次面接、2次面接に合格し、採用されれば就職することができます。
非常勤職員
「非常勤職員」は、雇用期間が定められ、指定された勤務場所で勤務する臨時職員です。
現在は、「研究補佐員(研究開発部)」「特任スタッフ(総務企画課)」の募集があります。
なお、応募資格や業務内容が異なりますので、詳細については、公式ホームページをご確認ください。
採用に関する詳細
上記に記載してある情報は、2020年1月に調査したものです。詳細は、公式ホームページの採用情報をご覧ください。
▼参考URL:http://www.niad.ac.jp/recruit/
まとめ
以上、「独立行政法人「大学改革支援・学位授与機構」に就職するには?」でした。
「大学改革支援・学位授与機構」は、日本国内唯一の大学以外の学位を授与し、大学等の教育研究活動の状況や高等教育段階の学習成果の評価を行う役割を担っています。
「大学改革支援・学位授与機構」への就職を希望されている方は、ぜひこの記事をご参考ください。
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