※本記事は、2019年9月調査の内容です(今後更新予定です)。
はじめに
今回ご紹介する公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」は、群馬県草津市(JR草津駅近く)にあり、1996年(平成8年)に開館された公立博物館で、収蔵作品数は、51万2,036点と公表されています。
今回は、公務員として働く「学芸員」向けに公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」に関する基本的な情報についてご紹介します。
公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」の沿革について
公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」の沿革についてご紹介します。
公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」は、1987年(昭和62年)に基本構想が策定され、1996年(平成8年)に開館されました。
その後、2003年にフランス・パリ「国立自然史博物館」との相互協力覚書が更新、2014年にロシアバイカル博物館との連携協力に関する調印がなされ、2016年(平成 28年)に第1期リニューアルオープンされました。
公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」の概要について
公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」は、滋賀県が運営する公立の博物館です。
滋賀県草津市にあり、愛称は「びわはく」で、広さ23,987平方メートル、収蔵資料は51万2,036点で、職員数は2016年3月31日現在で60名です。
また、2017年度の来館者数は、41万5,897人です。
▼参考URL:https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/4015596.pdf
公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」の施設・展示について
公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」の施設は、水族展示室、企画展示室、屋外展示、A~C展示室などがあります。
現在開催中および今後開催予定の展覧会は、下記の通りです。
1)展覧会「湖の400万年と私たち ~琵琶湖の自然と生い立ち~」
会場:A展示室
2)展覧会「湖の2万年と私たち ~自然と暮らしの歴史~」
会場:B展示室
3)展覧会「湖のいまと私たち ~暮らしとつながる自然~」
会場:C展示室
4)展覧会「湖のいまと私たち ~水の生き物と暮らし~」
会場:水族展示室
5)展覧会「地域の人々による展示コーナー『好物化石のよもやま話』」
会期:2019年9月15日~2019年11月24日
6)展覧会「第85回収蔵庫をのぞいてみよう!『江戸時代の風景ー琵琶湖真景図をよむ』」
会期:2019年9月14日~2019年10月20日
6)展覧会「第31回水族企画展示 ビワマスと仲間たち」
会期:2019年7月20日~2019年11月24日
7)展覧会「第27回企画展示 海を忘れたサケービワマスの謎に迫るー」
会期:2019年7月20日~2019年11月24日
公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」のキャッチコピー・シンボルマークについて
公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」のシンボルマークに関する情報については、確認できませんでしたが、ホームページ上では水色と白の円図形がロゴマークとして使用されています。
公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」の館長について
現在の公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」の館長は、「高橋 啓一(たかはし けいいち)」さんです。
「高橋 啓一」さんの経歴は、日本大学文理学部応用地学科を卒業、京都大学理学部研修員に就任、日本歯科大学新潟歯学部助手に就任、講師、滋賀県教育委員会事務局文化部文化振興課を経て、1996年に滋賀県立琵琶湖博物館に勤務しました。
その後、展示科長、企画調整課長、研究部長、事業部長、副館長を経て、2019年(平成31年)に公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」の館長に就任しました。
このほか、名古屋大学博物館研究協力員、中国雲南大学客員教授、国際湖沼環境委員会理事などを在任中です。
なお、「高橋 啓一」さんは、公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」の第3代目の館長です。
公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」のアクセス・開館時間・休館日について
公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」は、滋賀県草津市にあり、最寄り駅は、JR草津駅です。
開館時間は、9:30~17:00です。
休館日は、毎週月曜日(祝日の場合は開館)、臨時休館日です。
詳細な情報については、公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」のホームページなどをご確認ください。
▼参考URL:https://www.biwahaku.jp/guide/open.html
公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」の観覧料について
常設展普通観覧者は、一般は750円、高・大学生は400円、団体観覧者は、一般は600円、高・大学生は320円です。
なお、小学生・中学生は無料、滋賀県に居住する65歳以上方(常設展のみ)、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料です。
また、企画展は別途料金がかかる場合があります。
現在開催中の展覧会「第27回企画展示 海を忘れたサケービワマスの謎に迫るー」の観覧料は、普通観覧者は、一般は300円、高・大学生は240円、小・中学生150円、団体観覧者は、一般は240円、高・大学生は190円、小・中学生は120円です。
詳細な情報については、公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」のホームページなどをご確認ください。
▼参考URL:https://www.biwahaku.jp/guide/price.html
https://www.biwahaku.jp/event/2019/07/27.html
公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」の職員数
公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」の職員数は、2016年3月31日現在で60名です。
▼参考URL:https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/4015596.pdf
公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」の採用人数
現在は募集を締め切りましたが、2019年度には学芸員または学芸技師の募集がありました。
▼参考URL:https://www.biwahaku.jp/2019/09/post_23.html
公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」の財務状況について
平成28年度の、公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」の運営費は、2億591万7千円でした。
その主な内訳は、使用料および手数料、財産収入、諸収入などです。
▼参考URL:https://www.biwahaku.jp/uploads/yoran_FY2016.pdf
まとめ
以上、公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」の基本情報(沿革・施設・職員数など)でした。
公立博物館「滋賀県立琵琶湖博物館」は、テーマを持った水族館、フィールドへの誘いとなる博物館、交流の場としての博物館を基本理念とし、日本で最大規模の琵琶湖をテーマにした公立の博物館です。
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