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国土交通省所管の独立行政法人「海技教育機構」に就職するには?

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目次

はじめに – 「海技教育機構」とは?

「海技教育機構」は、船員および船員になろうとする者に対する船舶の運航に関する学術および技能の教授などを行っています。

「海技教育機構」のプロフィール

設立:1939年7月
予算:71億8,095万9千円(平成30年度)
組織:国土交通省所管
所在地:神奈川県横浜市中区北仲通5-57 横浜第2合同庁舎20階
公式ホームページ:https://www.jmets.ac.jp/

「海技教育機構」の事業内容

「海技教育機構」の事業内容を、3つのポイントに分けて、ご紹介します。

ポイント1:海技教育の実施

1つ目は、「海技教育の実施」に関する業務です。

この業務は、主に下記の2つの業務に細分化されています。

1)船員になろうとする者に対し資格教育を行い、他の教育機関から受託を受けて航海訓練を行う業務

2)実務教育を実施し、新たな講習を設置し、水先人教育などによって船員に対する教育を行う業務

ポイント2:研究の実施

2つ目は、「研究の実施」に関する業務です。

この業務は、下記の3つの業務に細分化されています。

1)船舶運航および航海訓練に関する研究活動の活性化
2)船員教育機関および他の公的研究機関等と連携による共同研究・受託研究の実施
3)学術誌への論文投稿および国際学会、学術講演会等による研究成果の普及・活用

ポイント3:成果の普及・活用促進

3つ目は、「成果の普及・活用促進」に関する業務です。

この業務は、下記の2つの業務に細分化されています。


1)研修生の受入・研修の実施・治験の活用および他国との連携などによる技術移転の推進
2)ITなどの手段を活用した海外広報活動等の促進

「海技教育機構」に就職するには?

「海技教育機構」には、毎年定期・不定期に行われる採用試験に合格し、採用されることで、就職することができます。

新卒採用から社会人を対象とする教官などがあり、新卒採用は毎年採用試験があり、教官や教員の採用など、その他の職種は、不定期で募集があります。

「海技教育機構」の募集職種

「海技教育機構」には、共通採用、練習船教官、海上技術学校・海上技術大学校教員などの職種があります。

共通採用以外は、年度によって募集している職種等は異なります。くわしくは、公式ホームページをご参照ください。

直近の募集・採用情報

参考までに、2020年上半期に募集のあった職種をご紹介します。

共通採用

「共通採用」とは、2021年4月1日または10月1日に入構する職員であり、新卒者が対象で、航海科と機関科で募集があります。

業務内容は、練習船における運航業務および教育訓練です。

応募資格は、航海科については、大学卒業または見込みの人、機関科については、大学卒業または見込みの人など、諸条件があります。くわしくは、ホームページをご確認ください。

なお、「共通採用」は、エントリーシート送信後、書類選考の1次審査、適性試験および面接による2次審査に合格し、採用されれば就職できます。

練習船教官(機関士)の採用

「練習船教官」(機関士)は、令和3年4月1日または10月1日に入構する職員であり、練習船における運航業務および教育訓練を行います。

応募資格は、 大学卒業または見込みの人あるいは商船高等専門学校専攻科卒業または見込みのある人など、諸条件がありますので、くわしくは、ホームページをご確認ください。

なお、「練習船教官」(機関士)は、エントリーシート送信後、書類選考による1次審査、適性試験および面接による2次審査に合格し、採用されれば就職できます。

また、採用後、練習船教官として海上実歴を付けたのち、適性、希望等によって職種が決定されます。

練習船教官(通信士)の採用

「練習船教官」(通信士)は、採用日は応相談で、入構後は、練習船における運航業務および教育訓練を行います。


応募資格は、 第1級総合無線通信士または第1級海上無線通信士の資格を有することなど、諸条件がありますので、くわしくは、ホームページをご確認ください。

なお、「練習船教官」(送信士)は、エントリーシート送信後、書類選考による1次審査、適性試験および面接による2次審査に合格し、採用されれば就職できます。

練習船 甲板員・機関員・司厨員の採用

「練習船 甲板員・機関員・司厨員」は、2021年4月1日または2021年10月1日に入構し、日本丸・海王丸・大成丸・銀河丸・青雲丸などの練習船に乗り組み、以下の職種毎の業務を行います。

1)甲板員
業務:船体属具の保存整備、荷役その他甲板部に属する作業および実習生の教育補助等

2)機関員
業務練習船内の機器の運転および整備、船内工作、実習生の教育補助等

3)司厨員
練習船内の調理作業、サービス作業、一般清掃等

応募資格は、下記の通りです。

1)甲板員
応募条件:船員を養成する水産系の高等学校(専攻科含む)、海上技術短期大学校、海上技術学校または海技大学校の卒業予定者および既卒者など、諸条件がありますので、くわしくは、ホームページをご確認ください。

2)機関員
応募条件:船員を養成する水産系の高等学校(専攻科含む)、海上技術短期大学校、海上技術学校または海技大学校の卒業予定者および既卒者など、諸条件がありますので、くわしくは、ホームページをご確認ください。

3)司厨員
応募条件:調理師学校、船員を養成する水産系の高等学校、海上技術短期大学校および海上技術学校の卒業予定者および既卒者など、諸条件がありますので、くわしくは、ホームページをご確認ください。

なお、「練習船 甲板員・機関員・司厨員」は、書類審査および小論文による1次審査、面接による2次審査に合格し、採用されれば就職できます。

採用に関する詳細

上記に記載してある情報は、2020年4月に調査したものです。詳細は、公式ホームページの採用情報をご覧ください。

▼参考URL:https://www.jmets.ac.jp/recruit/

まとめ

以上、「国土交通省所管の独立行政法人「海技教育機構」に就職するには?」でした。

「海技教育機構」は、船員および船員になろうとする者に対する船舶の運航に関する学術および技能の教授などを行う役割を担っています。

「海技教育機構」への就職を希望されている方は、ぜひこの記事をご参考ください。

本記事は、2017年8月16日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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