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「兵庫県」の「市立幼稚園」で働く先生の仕事内容・給料レポート

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目次

はじめに

「兵庫県」にある「市立幼稚園」で働く幼稚園の先生のキャリアレポートです。

レポート者のプロフィール
公務員としての職業・勤務先:幼稚園の先生 / 市立幼稚園
性別:女性
雇用体系:臨時講師
所有資格:幼稚園教諭、保育士

「幼稚園の先生」を目指した理由

幼い頃から「幼稚園の先生になる」というのが夢で、ずっとなりたかったから迷いなく進んできた結果でした。きっかけなどは特にありません。

「市立幼稚園の先生」の仕事内容について

日々の業務は、クラス運営に関する業務全般で、主に書類作成(日誌、指導案、週の指導計画、行事の計画書、児童要録など)、園に来る電話対応、保護者対応、教材準備、誕生日のプレゼント作成などがありました。

その他には、定期的にある業務として市の会議資料作成、研修資料の作成などがあります。市立幼稚園だと私立幼稚園と異なり、幼稚園内の業務だけでなく市内にある他の幼稚園との会議や研究会があり、そちらの方の書類作成なども業務内容に入ってきます。

テーマごと(子どもの育ちに関するものや指導計画、教育方針に関するものなどテーマは様々)に各幼稚園から代表者が集められたりするため、他園の先生と協力して準備しなくてはならないことも多々あります。

自分の園だけでなく幅広い業務が入ってくるため、自分自身で管理しなければならないタスクは多くあります。

また、クラスに支援児がいれば、その子の特別な指導計画や要録も業務内容に入ってきていました。

「市立幼稚園の先生」の1日の仕事の流れ

8時半に出勤ですが、自分の用意が間に合わないようであれば1時間前に着くように出勤していました。特に準備なければ時間内に出勤していれば問題ありません。 10分程度の朝礼で、今日の流れや確認事項、来客予定などの共有が行われます。

9時から14時までは保育をし、降園後にトイレや保育室の掃除、15分ほど軽く休憩をとり、15時頃から個々の業務を行う流れでした。

17時に終業、自身の仕事のキリがいいところで各自帰宅。 もし行事前であれば、15時頃から翌日の準備を全員で行っています。

残業については、園長がいる間は園に残って作業しても良い雰囲気でした。
また、私立幼稚園と異なり、休憩時間が少しでも設けられる一日の流れです。


「市立幼稚園の先生」の給料・残業・有給休暇について

月収(手取り)20万。家賃手当1.5万。ボーナス2ヶ月分。年収350万程度でした。 持ち帰る仕事や早く来て準備することは多かったのですが、家賃手当が出るのは助かりました。

また、有給は自由にとることが可能で、病院(銀行)に行きたいから保育終わりの14時で上がり、3時間分有給消化しますなども可能でした。15分単位で休みを使用できるので、時間休や半休も便利に使用出来ました。

この仕事で、働いているときに困ったこと

年功序列の風習が強く、1日かけて行った会議のまとめを園長が否定すれば全てやり直し、などありました。効率は悪く、こちらの意見は全く通らないことが気になりました。

また、歴の長い先生はお局的な人が多く、新人へのあたりは市内どこも強めだったことは困ったことの一つです。 他園と協力することが多い割に、日々忙しいため会える機会は少ないので、電話やメールのこまめなやり取りがありました。これも業務が増える要因のひとつでした。

この仕事や職場でよかったこと

公務員ということもあり1年目から比較的に高給で、待遇がよかったです。また、時間休など私立幼稚園ではあまり聞かないが、きっちり書類上で時間休を消化していけるため、有給消化に関しては目に見えてきちんと扱われているのはよかったなと思います。

同期が少なくなってしまいますが、ベテランの先生も多いのでフォローはたくさんしていただけました。新任でも安心して保育に臨める環境はあります。

また、画用紙などの教材もしっかり在庫が確保されているので、個人的に購入する備品が少なく助かりました。

「市立幼稚園の先生」の仕事エピソード

大変だったことは、各園の先生の人数が少なく、周りがみんなベテランであるため、新人の自分の仕事の出来なさが目立ったことです。 気にしないようにしていても、周りの先生との仕事のペースの違いや子どもへの配慮、次への準備など遅れていたり見落としているものが見えたりして自信がなくなってしまうこともありました。

励まし合える同期は他園にいて会えるわけではないので、なかなか新任の立場での苦しさを周りの人は理解してくれなかったです。 同じペースで仕事を進めなくてはならないプレッシャーには、苦労し、たくさん大変な思いはしました。

「市立幼稚園の先生」の職場恋愛について

同じ職場での出会いはほぼありません。しかし、幼稚園のみならず、学校の先生(小学校や中学校)との研修や行事も時々あるため、そこでの出会いはあるかと思います。そのため先生同士で結婚した方もいれば、全く違い学生の時からお付き合いして結婚などの方もおり、必ずしも職場恋愛が多い訳ではありませんでした。

先生同士の繋がりは広く、プライベートでほかの先生と繋がりお付き合いしている方もいらっしゃいました。 また、教育委員会の方も接点があるため、親しくされている方もいらっしゃいました。

まとめ ー「幼稚園の先生」を目指す方へメッセージ

大変なことが多い仕事ですが、とても楽しくやりがいのある仕事ですよ!

本記事は、2020年1月12日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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