「認可外保育園」の「保育士」に関する仕事内容・給料レポート

認可外保育園で正規雇用として働く、「保育士」によるキャリア体験談レポートです。 今回は、その保育士の仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や残業状況・職場恋愛などについてインタビューしたものを編集して掲載します。

はじめに

認可外保育園で正規雇用として働く、女性の「保育士」によるキャリア体験談レポートです。

認可保育園で臨時職員としても働いた経験もあり、また、保育士資格、幼稚園教諭2種と、社会福祉主事任用資格を持っているそうです。

「保育士」を目指した理由

私が保育士を目指したのは、単純に「子どもが可愛かったから」につきます。

学生から社会人になり仕事をするにあたり、初めてのことなので夢や希望を抱きます。なので、やはり好きなことをやりがいにしたいと思うのは当然と思います。

「保育士」の仕事内容について

保育士の仕事内容は、基本的には子どもの養護をする場ですが、最近は幼稚園のように教育も求められているように感じます。

養護については、子どもが怪我をしないように見守ること、出来るだけ自分で出来るように促し、出来ない部分は過剰にならないように補助することです。

教育については、保護者のニーズが厳しくなっているので、英語だったり、ひらがなの読み書き等です。なので、家庭教師の先生のように読み書きを教える必要があります。

そして、保護者が悩んでいることを聞き、家庭と園とで一緒に解決出来るようにするのも仕事の一つと言えるでしょう。

あとは、事務仕事が多いです。個々のおたより帳の記入、おたよりを書く、年間カリキュラム、月案、日案、子ども一人一人の成長の記録、壁面装飾、行事の準備など多々あります。

壁面装飾は月ごとに教室を彩るものです。保育士が個人的に作る場合もありますが、子どもが制作したものと組み合わせて彩る必要があります。その場合、子どもの制作は家庭に持ち帰るものなので、それ単体でも意味があり、かわいらしいものでなくてはなりません。それに加えて、全体的にもまとまったものに仕上げなければいけません。

保護者にとって、保育園で「こんなことやったんだ!」、「うちの子どもは出来るんだ!」と保育園での出来事がわかるものの一つなので大切なものです。

「保育士」の1日の仕事の流れ

<日勤の場合>

7時:自宅を出て自転車で通勤
8時:到着
8時30分:(実際には15分前には教室に入っていなくてはいけない)自分の部屋に入る 自由遊び
10時:ホームルームと設定保育
11時30分:給食準備から(子どもと一緒に)昼食
12時30分:午睡
13時:お昼休憩(30分程度)それ以外は午睡に付きながらおたより帳の記入や制作準備
15時:子どもたち起床でおやつ 自由遊び
16時:帰りのホームルームから自由遊び
17時:終業

制作物や行事の準備がある場合はこの後残業になります。職員会議がある日は、そのまま残り夕飯弁当で19時くらいから会議になります。

遅番の先生はそのまま子どもを見ている感じで20時にはみんな完全に終業となります。

「保育士」の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、認可保育園で働いていたときの給料は、月給12万5000円(残業代込)ですが、ボーナスは30万(夏冬込)円で、年収は180万円程度でした。

有給休暇は一応消化しなくてはいけない感じでしたが、好きな日には取れませんでした。

残業は基本的になしなのでなかったのですが、家に制作物を持ち込んだりしないといけませんでした。

一方、認可外保育園は、月給16万(残業代夜勤代込 夜勤は1日500円を2週間、あと主任手当付き)円で、年収は200万円程度でした。

ちなみに、ボーナスは園長先生の気分次第で5万~10万でした。日々残業づくしでしたし、有給休暇は1日も取ったことがありませんでした。

この仕事で、働いているときに困ったこと

認可保育園は保育士同士の派閥や確執ですね。精神衛生上良くないです。子どもたちもそれを敏感に感じ取っていますしね。仕事量が多いせいでしょうか。

あとは、保護者のニーズにこたえるために制作物や行事を頑張らなければならずそのノルマのせいでしょうか。

認可外保育園は、とにかく万年保育士不足です。まず、新人が入ってきませんし、入ってきてもキツくてすぐに辞めてしまいます。病気になっても休めないので重症化していました。

この仕事や職場でよかったこと

恵まれていた点は、認可保育園の方だと年収が低く感じるかもしれませんが、これでも当時の金額からすると破格でした。

認可なので、ボーナスや寒冷地手当などもしっかりついていましたし、退職金もありました。あとは、「定時」で上がる努力はしていたので、定時で帰れたことですね。

認可外保育園は恵まれていた所が全く思い浮かびません。強いて言うなら、一人暮らしをしていた頃だったので豪華な食事がついていたことでしょうか。大人用のおやつもありました。

「保育士」の仕事エピソード

発表会や運動会の準備は本当に大変です。制作物等も大変ですが、子どもたちに教えるということは保育士もその前に完璧に種目内容(おゆうぎとか)をマスターしていなければならないからです。

そして、子どもたちに「教える」という労力も並大抵ではありません。しかし、それらの体験を通して子どもたちは必ずとても成長するんです。

声が小さかった子が大きな声を出せるようになったり、友達とタイミングを合わせたり協力して成し遂げることの素晴らしさを学んだり、日々の個々の成長も嬉しいのですが、行事での成長は本当に感動します。

「保育士」の職場恋愛について

職場恋愛は基本的にないように感じます。

まず男性保育士の採用が少ないからです。最近は増えてきたと言っても、給料が少ないのですぐに辞めてしまいます。将来的なことを見据えると正直男性保育士の方が続けられる環境ではないように思います。

保育士は人気らしく合コンに行っている先生も見かけましたが、基本的には学生時代の人とかと結婚しているか独身かのように感じます。職場恋愛はまずないです。

私はあまりに出会いがないので、ネット婚活をしたくらいです。実際にそれで結婚できました。

まとめ ー「保育士」を目指す方へメッセージ

本当にお仕事は大変だと思いますが、やりがいのある職業ではあると思います!

頑張ってください。

本記事は、2018年10月5日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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