地方自治体特集「中核市」シリーズ

中核市シリーズ第5回「秋田市」について(2019年9月情報)

地方自治体特集「中核市」シリーズ、第5回「秋田市」です。

秋田県にある「秋田市」の人口は2019年9月時点で約31万人と、沖縄県那覇市に次いで国内68番目です。そんな「秋田市」とはどんな都市なのか解説します。


※本記事は、2019年9月調査の内容です(今後更新予定です)。

「秋田市」について

秋田県の県庁所在地である「秋田市」は、同県の沿岸中央部に位置する中核市です。東北地方の日本海側最大の都市で、東側には出羽山地が広がり、豊かな自然を誇る公園都市でもあり、地域の行政、経済、交通、産業の拠点になっています。

また、「秋田市」の人口は2019年9月時点で約31万人で、東北地方では仙台市に次ぐ第2の県庁所在地都市です。同市は、秋田県の人口の約3割、県内総生産の3分の1以上を占め、同県における一極集中型の首位都市です。就業者の7割以上が第3次産業に従事しており、豊富な天然資源を利用した木材製品製造や清酒製造などが盛んです。

さらに、「秋田市」の気候は、日本海側気候ですが、冬の降水量は少なく、東北地方の日本海側としては、降雪量も少ないです。また、年間を通して曇りの日が多いのが特徴です。平均最低気温は、北関東の宇都宮市や水戸市とほぼ同じです。

>秋田市のホームページ
https://www.city.akita.lg.jp/

「秋田市」の成り立ち

「秋田市」の成り立ちは、1889年(明治22年)4月の市制施行により、秋田町の全域をもって発足したのが始まりです。1965年(昭和40年)11月には秋田湾地域が新産業都市の指定を受けました。その後、市制100周年となった1989年(平成元年)の翌年には、人口が30万人を突破し、1997年(平成9年)に郡山市と同時に東北初の中核市に指定されました。

秋田市長「穂積 志」(ほづみ もとむ)さんはどんな人?

2009年4月から秋田市長を務める「穂積志」さんは、1957年4月5日に秋田市で生まれました。大学卒業後は、医療関連の法人役員を務めました。その後、秋田市議会議員を2期、秋田県議会議員を4期歴任後、第35代の秋田市長となり、3期目になります。

好きな言葉は、「日々初心」だそうです。

>秋田市長公式ホームページ
http://www.hodumi-m.com/

「秋田市」の行政プラン

「秋田市」の行政プランは、「ともにつくり ともに生きる 人・まち・くらし」を基本理念に、人口減少を抑制し、元気で豊かな「秋田市」を次世代に引き継いでいくことを目指しています。その基本理念の元、以下の5つの将来都市像を定めています。

1) 豊かで活力に満ちたまち
2) 緑あふれる環境を備えた快適なまち
3) 健康で安全安心に暮らせるまち
4) 家族と地域が支えあう元気なまち
5) 人と文化をはぐくむ誇れるまち


同時に、「秋田市」の成長を牽引するため、5つの成長戦略も設定しています。

1) 地域産業の振興と雇用の創出
2) 芸術文化・スポーツ・観光による都市の魅力向上
3) 豊かな自然をいかした環境立市の確立
4) 子どもを生み育てやすい社会づくり
5) 生き生きと暮らせる健康長寿社会づくり

まとめ

以上、地方自治体特集「中核市」シリーズ、第5回は秋田県の「秋田市」についてご紹介させていただきました。

本シリーズの他の都市は下記よりご覧いただけます。

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本記事は、2019年10月20日時点調査または公開された情報です。
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