※本記事は、2019年9月調査の内容です(今後更新予定です)。
「福島市」について
福島県の県庁所在地である「福島市」は、同県北部に位置する中核市です。西側は吾妻連峰がそびえ、東側は阿武隈高地に囲まれた盆地に広がる都市です。福島駅を中心に東西南北に路線が存在し、東北新幹線で、仙台までは25分、東京までは1時間半の距離にあります。
また、「福島市」は、福島県内第一位の農業産出額を誇り、桃をはじめ、梨は市町村別日本一の生産数で、「果物王国」としても知られています。
さらに、「福島市」の気候は、盆地特有の内陸性気候で、夏は暑く、冬は寒いのが特徴です。夏はその日の日本最高気温を記録することもあり、冬はにわか雪が舞う日が多くなります。「福島市」の大部分は、豪雪地帯に指定されていますが、市街地では30cm積もると大雪で、それほど多くはありません。この夏と冬の寒暖差によって、果物などの農産物がおいしく育ちます。
>福島市のホームページ
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/
「福島市」の成り立ち
「福島市」の成り立ちは、1907年(明治40年)4月の市制施行により、全国で59番目の都市として、人口約3万人で誕生したのが始まりです。その後、1947年(昭和22年)以降に近隣町村と合併しました。2014年(平成26年)に中核市の要件が、人口30万人から20万人に引き下げられ、2018年(平成30年)4月に中核市に指定されました。
福島市長「木幡 浩」(こはた ひろし)さんはどんな人?
2017年12月から福島市長を務める「木幡浩」さんは、1960年10月23日に福島県飯館村で生まれました。大学卒業後は、自治省に入省し、香川県政策部長、北海道大学公共政策大学院教授、岡山県副知事などを経て、総務省を辞職しました。その後、第13代の福島市長となり、1期目になります。
>福島市長公式ホームページ
https://www.kohatahiroshi.com/
「福島市」の行政プラン
「福島市」の行政プランは、目標年次を2020年とし、「ときめきとやすらぎ 希望にみちた人間尊重のまち 福島市」を目指す将来像としています。そして、その将来像実現のため、以下の5つの重点施策を定めています。
1) 安心して住めるまちづくりの推進
2) 子育て支援の推進
3) 産業振興、交流人口拡大による雇用機会の創出
4) 高齢者がいきいきと暮らせるまちづくりの総合的推進
5) 環境にやさしい美しいまちづくりの推進
まとめ
以上、地方自治体特集「中核市」シリーズ、第7回は福島県の「福島市」についてご紹介させていただきました。
本シリーズの他の都市は下記よりご覧いただけます。
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