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ハローワークってなんだろう?厚生労働省の運営する「公共職業安定所」

「ハローワーク」は、正式には「公共職業安定所」といい、主に職業の紹介事業を行っています。「ハローワーク」は全国にあり、管轄は「厚生労働省」です。

本記事では、「ハローワーク」の役割や、どのような時に利用すればよいのかを解説します。

2019年11月30日更新

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目次
「ハローワーク」は厚生労働省が設置する行政機関です
「ハローワーク」の役割
さまざまな「ハローワーク」
まとめ

「ハローワーク」は厚生労働省が設置する行政機関です

「ハローワーク」は「職業安定所」や「職安」などとも呼ばれる、公共の地域の雇用サービス機関です。

厚生労働省では、「ハローワーク」を、民間の人材派遣企業による職業紹介事業などでは就職へ結びつけることが難しいような就職困難者を中心に支援する、最後のセーフティネットとしての役割を担っていると説明しています。

「ハローワーク」の利用については、求職者に加えて、人材を求める企業側についても無料という点で、民間の職業紹介事業者とは異なります。

▼厚生労働省ホームページ「ハローワーク」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/hellowork.html

「ハローワーク」の役割

「ハローワーク」が担う役割には、大きく分けると「職業紹介」、「雇用保険」、「雇用対策」があります。

「ハローワーク」の役割1「職業紹介」

「ハローワーク」の役割として、多くの方が利用するのが「職業紹介」です。「職業紹介」では、「求人の紹介」だけでなく、企業へ問い合わせて「求人の開拓」も行います。

就職に向けて、求職者がどのような仕事を求めているのか、実際の求人状況とかけ離れていないかなどをチェックする「相談窓口における相談」や、求職者の「自己分析サポート」も行います。

新しい技能を身につけて就職に活かしたいという求職者には「職業訓練に関する相談」を行い、実際に求人に応募してみようという段階になれば、「履歴書の書き方サポート」や「面接対策」、そして「紹介状の発行」などを「ハローワーク」では行ってます。

「ハローワーク」の役割2「雇用保険」

「ハローワーク」は雇用保険制度の窓口としても機能しています。

具体的には、労働者が「雇用保険の資格の変更などに関する手続き」や、「失業等給付の受給手続き」をしたい時に利用したり、事業主は「各種助成金の支給に関する手続き」などをする時に利用します。

また、各種給付の不正受給のに対して返還命令を出すなどの取り締まり業務も行います。

「ハローワーク」の役割3「雇用対策」

「ハローワーク」の「雇用対策」の業務は、主に事業者に対してはたらきかける業務です。

例えば、事業所に対して「障害者の雇用率達成指導」を行ったり、「雇用維持に係る支援・指導」を行なったりします。

住所が無いなど、就職試験を受けるのが困難な求職者に対しては、「住宅・生活支援」を行う制度もあるようです。

さまざまな「ハローワーク」

「ハローワーク」には求職者の属性に特化した、専門的な「ハローワーク」が存在します。

「新卒応援ハローワーク」

現役の大学院・大学・短大・高専・専修学校等の学生や、卒業後未就職のいわゆる既卒の方を専門としている「ハローワーク」が、「新卒応援ハローワーク」で、全国に57ヶ所あります。

「新卒応援ハローワーク」では、学生の卒業後の就職についての各種相談や、面接指導、就職面接会などを実施しています。

「わかものハローワーク」

「わかものハローワーク」は、正社員就職を目指すフリーターの方を対象とした「ハローワーク」で、全国に28ヶ所あります。

「わかものハローワーク」では、担当者制の個別支援が行われており、非正規雇用者が正規雇用に向けた就職プランの作成や、職業相談・職業紹介、各種セミナーなどを実施しています。

「マザーズハローワーク」

「マザーズハローワーク」は、子育て中の女性を中心に、母子家庭の母や父子家庭の父などひとり親の方の就職を支援する「ハローワーク」です。全国に21ヶ所設置されています。

「マザーズハローワーク」では、キッズコーナーを設置するなど子ども連れで来所しやすい環境が整備されています。

また、事情を把握できるよう担当者制による支援や、子育てと両立しやすい求人の提供、保育所などのの子育て支援情報の提供も行っています。

「ふるさとハローワーク」

「ふるさとハローワーク」は、主に、都市部など「ふるさとハローワーク」が設置されている地域に居住している求職者を対象とした施設で、全国で128ヶ所あります。

「ふるさとハローワーク」は、市区町村庁舎等を活用している施設が多く、市区町村の実施する住民サービスと連携した職業相談・職業紹介が実施できるという特徴があります。

近年では地方の人口減少対策として、都市部から地方へIターン、Uターンを募る自治体が増えてきていますが、移住やUターンを考えている方を支援する機関のひとつとして、「ふるさとハローワーク」も機能しているようです。

まとめ

このページでは「ハローワーク」とはどのような行政機関なのか、基本的な位置づけと業務内容についてご紹介しました。

また、求職者の特徴に合わせてサービスを提供しする専門的な「ハローワーク」も全国に設置されています。

「最後のセーフティネット」と言われると利用する側も躊躇してしまいそうですが、学生向けの「新卒応援ハローワーク」や、地方移住やUターンを考える人向けの「ふるさとハローワーク」などは、対象となる方であればどなたでも利用できる、比較的受け皿の大きい「ハローワーク」と言えます。

「転職」や「就職」について悩んでいる方、不安に思っている方は、一度「ハローワーク」などの職業相談窓口利用してみてはいかがでしょうか。

また、「ハローワーク」で働く方はもちろん公務員です。公務員を目指す方は、民間での就職を支援する「ハローワーク」という勤務先があることもおさえておきましょう。

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