公立美術館シリーズ

公立美術館「アーツ前橋」の基本情報 - 沿革・施設・職員数など(2019年9月情報)

「学芸員」を目指す方に知っておいてほしい「アーツ前橋」の基本情報について解説します。

公立美術館「アーツ前橋」は、群馬県前橋市にあり、2013年(平成25年)に開館された公立美術館です。


※本記事は、2019年9月調査の内容です(今後更新予定です)。

はじめに

今回ご紹介する公立美術館「アーツ前橋」は、群馬県前橋市(JR前橋駅近く)にあり、2013年(平成25年)に開館された公立美術館で、酒造作品は676点と公表されています。

今回は、公務員として働く「学芸員」向けに公立美術館「アーツ前橋」に関する基本的な情報についてご紹介します。

公立美術館「アーツ前橋」の沿革について

公立美術館「アーツ前橋」の沿革についてご紹介します。

公立美術館「アーツ前橋」は、2007年(平成19年)に美術館構想の検討が開始、2010年に美術館基本構想・計画が策定、2011年(平成23年)に制作部文化国際課内に美術館開設準備室が設置されました。

その後、2012年に館名を「アーツ前橋」とすることが決定されて竣工、2013年(平成25年)に開館されました。

公立美術館「アーツ前橋」の概要について

公立美術館「アーツ前橋」は、前橋市が運営する公立の美術館です。

群馬県前橋市にあり、広さ5,517.38平方メートル、収蔵作品数は676点で、常勤役職員については平成29年3月31日現在で7名です。

また、平成28年度の来館者数は、73,669人です。

▼参考URL:http://www.artsmaebashi.jp/cms/wp-content/uploads/2017/03/78d0a586446b03f63896f21b2d8902e4.pdf

公立美術館「アーツ前橋」の施設・展示について

公立美術館「アーツ前橋」には、ギャラリーゼロ~6があります。


現在開催中または今後開催予定の展覧会は、下記の通りです。

1)展覧会「山本高之とアーツ前橋のビヨンド20XX 未来を考えるための教室」
会期:2019年7月19日(金)~2019年9月16日(月・祝)
会場:アーツ前橋 地下ギャラリー

2)展覧会「Art Meets 06 門馬美喜/やんツー」
会期:2019年7月19日(金)~2019年9月16日(月・祝)
会場:アーツ前橋 地下ギャラリー

3)展覧会「表現の生態系 正解との関係をつくりかえる」
会期:2019年10月12日(土)から2020年1月13日(月)
主催:アーツ前橋
後援:上毛新聞社、GUNMAテレビ、FM GUNMA、まえばしCITYエフエム、前橋商工会議所

公立美術館「アーツ前橋」のシンボルマークについて

公立美術館「アーツ前橋」のシンボルマークは、ブランディングデザイナーの「西澤 明洋」さんによってデザインされました。

このマークは、「前橋」とその英語表記である「Maebashi」の「前」と「M」とをモチーフにしており、全ての文字が点と線でつながっています。

公立美術館「アーツ前橋」の館長について

現在の公立美術館「アーツ前橋」の館長は、「住友 文彦(すみとも ふみひこ)」さんです。

「住友 文彦」さんの経歴は、1995年(平成7年)に株式会社ワコールアートセンターのスパイラルアートを担当、2000年に金沢21世紀美術館建設事務局に学芸員として勤務、2004年にNTTラーニングシステムズ株式会社インターコミュニケーションセンターに学芸員として勤務しました。

その後、2006年に東京都歴史文化財団の東京都現代美術館に学芸員として勤務、2010年に前橋市文化制作部美術開設準備室に学芸員として勤務した後、2013年(平成25年)にアーツ前橋の館長に就任しました。

2016年には東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻の准教授にも就任しています。

なお、「住友 文彦」さんは、公立美術館「アーツ前橋」の初代の館長です。

公立美術館「アーツ前橋」のアクセス・開館時間・休館日について

公立美術館「アーツ前橋」は、群馬県前橋市にあり、最寄り駅は、JR前橋駅です。

開館時間は、10時~18時です。

休館日は、水曜日です。

詳細な情報については、公立美術館「アーツ前橋」のホームページなどをご確認ください。


▼参考URL:http://www.artsmaebashi.jp/?page_id=29

公立美術館「アーツ前橋」の入館料について

観覧料は、展覧会ごとに異なります。

1)展覧会「山本高之とアーツ前橋のビヨンド20XX 未来を考えるための教室」(会期:2019年7月19日(金)~2019年9月16日(月・祝))、および、2)展覧会「Art Meets 06 門馬美喜/やんツー」(会期:2019年7月19日(金)~2019年9月16日(月・祝))の普通入館者は、一般は500円、学生・65歳以上は300円で、団体入館者は300円、高校生以下は無料です。

3)展覧会「表現の生態系 正解との関係をつくりかえる」(会期:2019年10月12日(土)から2020年1月13日(月))は、普通入館者は、一般は600円、学生・65歳以上は400円で、団体入館者は400円、高校生以下は無料です。

詳細な情報については、公立美術館「アーツ前橋」のホームページなどをご確認ください。

▼参考URL:http://www.artsmaebashi.jp/?page_id=147

公立美術館「アーツ前橋」の職員数について

平成29年度現在の公立美術館「アーツ前橋」の職員数は、14名です。

▼参考URL:http://www.artsmaebashi.jp/cms/wp-content/uploads/2017/03/78d0a586446b03f63896f21b2d8902e4.pdf

公立美術館「アーツ前橋」の採用情報について

現在は募集がなく、2018年(平成30年)には準常勤職員(学芸職)の募集がありました。

▼参考URL:https://www.artsmaebashi.jp/?p=11865

公立美術館「アーツ前橋」の財務状況について

2019年度の公立美術館「アーツ前橋」の運営費は、1億7,649万3千円でした。

その主な内訳は、使用料および手数料、諸収入などです。

▼参考URL:https://www.city.maebashi.gunma.jp/material/files/group/7/shiryou4_2_H310212.pdf

まとめ

いかがでしたか?

公立美術館「アーツ前橋」は、西友リヴィン前橋店WALK館を改修し、「創造的でみんなで共有し対話的である」ことをコンセプトとして活動している公立の美術館です。

公立美術館「アーツ前橋」のウェブサイトのURL

http://www.artsmaebashi.jp/

そのほかの「公立美術館」の基本情報はこちらです。

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本記事は、2020年7月22日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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