※本記事は、2019年9月調査の内容です（今後更新予定です）。
はじめに
今回ご紹介する公立美術館「三重県立美術館」は、三重県津市（津駅近く）にあり、1982（昭和57年）に開館された公立美術館で、収蔵作品数は、約5,000点と公表されています。
今回は、公務員として働く「学芸員」向けに公立美術館「三重県立美術館」に関する基本的な情報についてご紹介します。
公立美術館「三重県立美術館」の沿革について
公立美術館「三重県立美術館」の沿革についてご紹介します。
公立美術館「三重県立美術館」は、1972年（昭和47年）に県立の美術館設置構想が提出されたことにはじまり、その後、1982年（昭和57年）に三重県立美術館が発足され、開館されました。
2005年（平成17年）に三重県出身の画家・和田義彦の作品展が開催され、後に和田の作品がイタリア人の画家・アルベルト・スギの作品の盗作ではないかとの疑惑が浮上し、2006年（平成18年）に館長名義で「お詫び」が出されました。
公立美術館「三重県立美術館」の概要について
公立美術館「三重県立美術館」は、三重県教育委員会が運営する公立の美術館です。
三重県津市にあり、愛称は「県立美術館」で、広さ約8千平方メートル、収蔵資料は約5,000点で、常勤役職員については確認できませんでした。
また、2018年度の来館者数は、15.9万人です。
公立美術館「三重県立美術館」の施設・展示について
公立美術館「三重県立美術館」には、常設展示室1～3、企画展示室1～4、県民ギャラリー、展示室AB（柳原義達記念館）があります。
現在開催中および今後開催予定の展覧会は、下記の通りです。
1）展覧会「シャルル=フランソワ・ドービニー展 印象派へのかけ橋」
会期：2019年9月10日（火）～11月4日（月・休）
主催：三重県立美術館
後援：在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本、三重テレビ放送、三重エフエム放送
2）展覧会「中谷ミチコ その小さな宇宙に立つ人」
会期：2019年7月6日（土）～9月29日（日）
会場：柳原義達記念館
主催：三重県立美術館
助成：公益財団法人三重県立美術館協力会
3）展覧会「美術のコレクション（2019年度常設展示第3期）」
会期：2019年10月1日（火）～12月22日（日）
公立美術館「三重県立美術館」のシンボルマークについて
公立美術館「三重県立美術館」のシンボルマークに関する情報については、確認できませんでしたが、ホームページ上では、三重県立美術館の各文字を正方形で縁取りしたロゴマークが使用されています。
公立美術館「三重県立美術館」の館長について
現在の公立美術館「三重県立美術館」の館長は、「毛利 伊知郎（もうり いちろう）」さんです。
「毛利 伊知郎」さんの経歴は、および公立美術館「三重県立美術館」の何代目の館長であるかについては確認できませんでした。
公立美術館「三重県立美術館」のアクセス・開館時間・休館日について
公立美術館「三重県立美術館」は、三重県津市にあり、最寄り駅は、津駅です。
開館時間は、午前9時30分～午後5時です。
休館日は、月曜日（祝休日の場合は翌日）、年末年始（12月29日～1月3日）です。
詳細な情報については、公立美術館「三重県立美術館」のホームページなどをご確認ください。
▼参考URL：三重県立美術館｜美術館概要
https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/55010038086.htm
公立美術館「三重県立美術館」の入館料について
通常展示普通入館者は、一般は310円、大学生は210円、団体入館者は、一般は240円、大学生は160円です。
なお、高校生以下は無料です。
詳細な情報については、公立美術館「三重県立美術館」のホームページなどをご確認ください。
▼参考URL：三重県立美術館｜美術館概要
https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/55010038086.htm
公立美術館「三重県立美術館」の職員数について
公立美術館「三重県立美術館」の職員数については、確認できませんでした。
公立美術館「三重県立美術館」の採用情報について
現在、三重県立美術館職員は募集していません。
公立美術館「三重県立美術館」の財務状況について
平成27年度の公立美術館「三重県立美術館」の運営費は、約3.3億円でした。
その主な内訳は、料金収入、事業収入などです。
▼参考URL：三重県｜資産カルテ（平成 27年度決算）
http://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000669297.pdf
まとめ
以上、公立美術館「三重県立美術館」の基本情報（沿革・施設・職員数など）でした。
公立美術館「三重県立美術館」は、江戸時代以降で三重県出身または三重県にゆかりの深い作品や明治以降の近代洋画に関連する作品、および日本の近代美術に深い影響を与えた外国作品などを収蔵している公立の美術館です。
公立美術館「三重県立美術館」のウェブサイトのURL
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/
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