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地方公共団体「都道府県庁」シリーズ

【京都府庁】エンゲル係数が日本一の観光都市「京都府」の地方公共団体(2017年9月情報)

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※本記事は、2017年9月調査の内容です(今後更新予定です)。

目次

「京都府庁」について

京都府は、約260万人で全国で13位、国土は、4,612.19平方キロメートルで全国で31位です。地方公共団体としての業務の中心となる役所「京都府庁」は政令指定都市に指定されている京都市にあります。

南北に長い京都府では、もともとは京都市を除く12の地域に地方振興局を設置し、地域にあった振興策を策定していました。ですが社会情勢の大きな変化により、2004年(平成16年)5月に地域の中核都市(宇治・亀岡・舞鶴・京丹後)に地方振興局を集約し、4つの広域振興局体制に再編することになりました。また今までの権限を強化するとともに、NPO法人の認証や大規模小売店舗の届出確認など府から新たな権限を委譲するなど機能強化が図られています。市町村は15市10町1村になります。

※人口:平成27年調査(国勢調査)
※面積:2016年10月1日調査(全国都道府県市区町村別面積調査

「京都府」の成り立ち

京都府の年表は以下のようになっています。

740年 恭仁京建都
784年 長岡京建都
794年 平安京建都
1338年 室町幕府成立
1467年 応仁の乱
1603年 江戸幕府成立
慶応4年の元旦(1868年)に、京都裁判所を京都府と改称しました。このときの初代知事は長谷信篤です。

9年(1876年)には豊岡県が廃止され、天田郡・丹後5郡が府の管轄になりました。 22年(1889年)に京都市が誕生しました。市制特例で市長は知事が兼務しました。

京都府庁のリーダー京都府知事「山田 啓二」さんはどんな人?

平成14年4月から京都府知事を務める山田啓二さんは、昭和29年4月5日に兵庫県の洲本市で生まれました。家族は妻と子供2人です。

キャリアは東京大学法学部を卒業後、昭和52年4月に自治省(現総務省)に入省しました。平成4年1月に自治省行政局行政課理事官、平成9年7月に国土庁土地局土地情報課長、平成11年8月に京都府総務部長、平成13年6月に京都府副知事を経て、平成14年4月に京都府知事に就任しました。その後平成26年4月に京都府知事4期目を務めています。

座右の銘は「一期一会」で、モットーは「人生に無駄になることなんか何もない」で何か苦しいことがあると自分にそう言い聞かせているんだそうです。

公式プロフィールページ:http://www.pref.kyoto.jp/chiji/profile.html


京都府の行政、ここを知っておこう!「明日の京都」

京都府は時代や情勢の変化に機動的に対応しつつ、体系的にしっかりと府政を進めていけるように、『「明日の京都」~だれもがしあわせを実感できる京都を目指して~』というビジョンを掲げています。その中で次の5つを目指しています。

(1)人と絆を大切にする京都

だれもが豊かな人間性をはぐくみ、自立と自分の夢の実現に向かって持てる力を開花させることができ、しあわせを実感できる社会の実現

(2)自由で多元性のある京都

行政、企業、大学、NPOなど多様な組織が対等の立場で水平的に結び付き、公正を信義とするゆるぎない社会の構築

(3)環境と文化が持続し発展する京都

京都が世界に誇るかけがえのない環境や文化が、府民一人ひとりの熱意と努力により大切に守られる社会の構築

(4)交流し価値を創造する京都

交通や情報通信などのイノベーションのもとで、多様な人、世代、産業や地域の間に活発な交流と協働が生まれ、その中から新しい価値がつくり出される社会の実現

(5)すべての地域が輝く京都

豊かな自然や多様な風土、独自の歴史文化や特色ある産業を持つ府内のすべての地域が、壮大で夢のある将来を展望できる社会の構築

まとめ

いかがでしたか?

京都府といえば日本有数の観光都市で、清水寺や渡月橋や嵐山など見どころが盛りだくさんの都道府県でもあります。観光客が多い故に今後改善が求められる点も多くありますが、より良い京都のために府は目標を掲げ精進しています。

本記事は、2017年7月24日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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