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国土交通省所管の独立行政法人「建築研究所」に就職するには?

建築および都市計画に関する研究開発を行う「建築研究所」に就職するための方法について解説します。「建築研究所」は住宅・建築・都市計画技術に関する研究開発や地震工学に関する研修等を総合的、組織的、継続的に実施する国土交通省所管の独立行政法人で、独立行政法人の中でも国立研究開発法人という区分です。

2017年08月17日更新

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目次
そもそも、「建築研究所」って何?
「建築研究所」に就職するには?
まとめ
国土交通省所管の独立行政法人「建築研究所」に就職するには?

そもそも、「建築研究所」って何?

国立研究開発法人「建築研究所」とは、昭和17年12月に大蔵省大臣官房営繕課に設置された建築研究室が始まりの研究機関です。昭和55年4月に現在の茨城県つくば市に正式に移転し、平成13年4月に独立行政法人建築研究所となりました。

研究部門の組織をテーマごとのグループ制にし、研究者をフラットに配置しているのが特徴ですが、必要に応じてグループの枠組みを超えたプロジェクトチームを設けた研究開発を行っています。また、他の公的研究機関、大学、民間研究機関等と、各々の特徴や得意分野を活かした研究活動を共同で実施しています。これにより効果的・効率的な研究開発が進められるようになっています。

グループは全部で7つあり、目的は以下のようになっています。

構造研究グループ

構造研究グループは、地震や風に対する建築物の構造安全性等の向上を目的としています。

環境研究グループ

環境研究グループは、健康で心地よい生活空間の実現や地球環境に対する負荷の軽減などを目的としています。

防火研究グループ

防火研究グループは、火災から生じる被害の軽減を目的としています。

材料研究グループ

材料研究グループは。建築物の長寿命化、ストックの有効利用、リサイクルなどを図ることを目的としています。

建築生産研究グループ

建築生産研究グループは、建築生産技術の合理化や信頼性の向上などを目的としています。

住宅・都市研究グループ

住宅・都市研究グループは、地域特性に応じた住まい・まちづくりを支援する技術の開発、防犯性能の向上、建物緑化の推進などを目的としています。

国際地震工学センター

国際地震工学センターは、開発途上国からの研修生を対象に地震学及び地震工学に関する「国際地震工学研修」を実施しています。

「建築研究所」に就職するには?

「独立行政法人 建築研究所」に就職するには、その採用試験に合格することが必要です。

平成29年7月に募集中の職員は以下になります。

< 建築研究所 研究員(任期なし)>
応募資格は3つで、(1)修士の学位を有するか、又は平成30年3月31日までに修士の学位を取得する見込みがあること(2)住宅・まちづくり分野の研究者を志望し、住宅行政・まちづくり行政における実務的・実践的な取組に高い関心を持っている者であること(3)国家公務員採用総合職試験(院卒者試験又は大卒程度試験のいずれでも可。ただし、試験区分は「工学」に限る。)に合格していることです。採用予定数は住宅・まちづくり分野で1名を予定しています。募集期間は平成29年6月30日~平成29年7月21日で、選考方法は書類選考の後、採用面接試験を実施します。

▼給与:経歴等をもとに国立研究開発法人建築研究所職員給与規程に基づき決定します。例として、修士課程修了者でただちに採用となった場合の俸給月額は229,000円となります。
▼手当:扶養手当、地域手当、住居手当、通勤手当、時間外勤務手当、期末手当等の諸手当があります。
▼勤務時間:8時15分~17時00分又は8時30分~17時15分(フレックスタイム制度あり)
▼休日:毎週土曜日及び日曜日、祝日、12月29日から翌年1月3日は年末休暇となります。その他にも年次休暇として、採用年は15日間、2年目以降は20日間付与され、その他、夏季休暇などの特別休暇があります。
▼社会保険:国土交通省共済組合及び雇用保険に加入となります。

<非常勤職員 国際地震工学センターの事務補助1>
応募資格は4つで、(1)パソコンの基本操作ができる(2)ワード・エクセル等のOffice ソフトが使える(3)統計(エクセル)などプログラミング経験がある(4)英語研究資料の読解、日常英会話の出来る(TOEIC470 点相当以上)ことです。応募は随時受け付けていますが、適任者が見つかり次第締め切りとなります。選考方法は書類選考の後、面接を実施します。

▼勤務日及び勤務時間:週 1 日(水)勤務 、8時30分~17時15分
▼休日:土・日曜日、祝日、年末年始、その他休暇規程があります。
▼給与:経歴に応じて、日額9,040円となります。
▼手当:通勤手当、時間外勤務手当等があります。
▼待遇:労災保険に加入となります。

<非常勤職員 国際地震工学センターの事務補助2>
応募資格は2つで、(1)ワード・エクセル等のパソコンソフトが使える(2)予算差し引き、発注者との対応、会計・旅費システムを使うので、PCへの柔軟な対応が出来ることが求められます。応募締め切りは平成29年8月7日です。選考方法は書類選考の後、面接を実施します。

▼勤務日及び勤務時間:週5日(38時間45分)勤務、8時30分~17時15分
▼休日:土・日曜日、祝日、年末年始、その他休暇規程があります。
▼給与:日額8,210 ~ 9,040円となります。
▼手当:通勤手当、時間外勤務手当、期末手当等があります。
▼待遇:健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険 に加入となります。

また、過去募集が行われたもので任期ありの任期付研究員職員、任期なしの一般職員(事務系職員、技術系職員)もあります。その他にも研究員制度を導入しており、優れた若手研究者を対象とする「特別研究員」、外部機関(民間企業、国や地方自治体、公的機関など)に所属する職員を対象とする「交流研究員」も募集しています。

<採用に関するHP>
http://www.kenken.go.jp/japanese/information/information/employment/index.html

まとめ

建築研究所は、国民の安全の確保や快適な居住空間を実現するため必要不可欠の研究機関です。また、近年より注目が高まっている地震工学に関する研究は、開発途上国の技術者等の養成を通じて世界的な地震防災対策の向上にも貢献しています。

自然災害や火災等による建築物被害の軽減や温室効果ガスの排出削減などのために、「安全・安心プログラム」と「持続可能プログラム」の2つの研究開発プログラムも策定されています。

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