防衛省所管の独立行政法人「駐留軍等労働者労務管理機構」に就職するには?

防衛省所管の独立行政法人「駐留軍等労働者労務管理機構」は、在日米軍から出される労務要求に対し、日本政府が無償で駐留軍等労働者などの労働力を提供する事に関する人員の募集、管理、給与計算、福利厚生等の付随業務などをを行う機関です。

この記事では、「駐留軍等労働者労務管理機構」の役割や、就職するための方法を解説します。


はじめに – 「駐留軍等労働者労務管理機構」とは?

「駐留軍等労働者労務管理機構」は、在日米軍から出される労務要求に対し、日本政府が無償で駐留軍等労働者などの労働力を提供する事に関する人員の募集、管理、給与計算、福利厚生等の付随業務などを行っています。

「駐留軍等労働者労務管理機構」のプロフィール

設立:2002年4月1日
予算:43億3,000万円(2010年度)
組織:防衛省所管
所在地:東京都港区三田三丁目13番12号 三田MTビル6階
公式ホームページ:https://www.lmo.go.jp/

「駐留軍等労働者労務管理機構」の事業内容

「駐留軍等労働者労務管理機構」の事業内容を、3つのポイントに分けて、ご紹介します。

ポイント1:労務管理業務

1つ目は、「労務管理業務」です。

この業務は、駐留軍等および諸機関に必要な労働力の確保を図るため、米軍基地で勤務を希望する方の募集に関する業務や採用、退職等の人事手続等の業務を行います。

ポイント2:給与業務

2つ目は、「給与業務」です。

この業務は、およそ2万6千人いる駐留軍等労働者の月例給与や夏季手当、年末手当および退職手当などの計算業務を行います。

ポイント3:福利厚生業務

3つ目は、「福利厚生業務」です。

この業務は、駐留軍等労働者に対する福利厚生事業とし、ほう賞の支給、災害見舞金の支払、制服および保護衣の購入・貸与、退職準備研修の実施、成人病予防健康診断の実施、各種相談、特別援護金の支給、健康管理室による健康相談などを行っています。

「駐留軍等労働者労務管理機構」に就職するには?

「駐留軍等労働者労務管理機構」には、毎年不定期に行われる採用試験に合格し採用されることで、就職することができます。

本州・九州や沖縄で「在日米軍従業員」の募集があります。

「駐留軍等労働者労務管理機構」の募集職種

「駐留軍等労働者労務管理機構」には、「在日米軍従業員」の職種があります。


「在日米軍従業員」は、本州・九州の基地での募集と、沖縄の基地での事前募集とがあります。

直近の募集・採用情報

参考までに、2020年上半期に募集のあった職種をご紹介します。

在日米軍従業員

「在日米軍従業員」は、随時募集があり、応募する軍に申込手続を取り、選考・面接が行われます。

軍には、在日米陸軍、在日米海軍、在日米空軍、在日米海兵隊があります。

採用に関する詳細

上記に記載してある情報は、2020年4月に調査したものです。詳細は、公式ホームページの採用情報をご覧ください。

▼参考URL:https://www.lmo.go.jp/recruitment/

まとめ

以上、防衛省所管の独立行政法人「駐留軍等労働者労務管理機構」に就職するには?でした。

「駐留軍等労働者労務管理機構」は、在日米軍から出される労務要求に対し、日本政府が無償で駐留軍等労働者などの労働力を提供する事に関する人員の募集、管理、給与計算、福利厚生等の付随業務などを行う役割を担っています。

「駐留軍等労働者労務管理機構」への就職を希望されている方は、ぜひこの記事をご参考ください。

本記事は、2017年9月3日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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