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再就職でも有利になる!自衛隊で取得できる資格とは?

国の防衛を司る自衛隊では、いくつかの資格を取得することができます。国家公務員として安定した給与を得ながら、様々な資格を取得できるので、再就職の際にも困ることがありません。

今回は、自衛隊で取得できる資格について解説していきます。

2018年03月02日更新

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目次
自衛隊で取得できる主な資格
どんな資格を取得できる?
自動車免許
クレーン運転免許
陸上無線資格者
危険物取扱者
調理師
准看護師
パイロット免許
潜水士
なぜ自衛隊で資格を取得することができるのか?
任期制の自衛官は少し変わった資格を取得できる
まとめ
再就職でも有利になる!自衛隊で取得できる資格とは?

自衛隊で取得できる主な資格

自衛隊では、いくつかの資格を取得することができます。

自衛隊で資格を取得する場合は、部隊の訓練から外れ資格取得のための勉強に時間を当てることができます。さらに、資格取得にかかる費用はかかりません。ただし、この期間も給料は発生しているため、絶対に資格を取得するという覚悟が必要です。

どんな資格を取得できる?

ここでは自衛隊で取得できるいくつかの資格をご紹介します。自衛隊で取得できる資格は、原則「自衛隊業務に関わるもの」と限定されています。自衛隊に所属してから取得できる資格も数多くありますが、所属前に取得しておくことで希望する職種・職域につけることもあるようです。

自動車免許

自衛隊では、自動車免許を取得することが可能です。

自衛隊では基本的に車で移動を行うため、車の免許が必要です。車で輸送物を運ぶ「輸送科職種」は、車の免許が必須のため確実に取得することができます。それ以外の自衛官は、所属する部隊ごとに教習所に入校できる人数が決まっていますが取得することは可能です。基本的には所属する基地内にある自動車教習所に入校します。

さらに、自衛隊では大型免許を取得することが可能です。

しかも、通常であれば普通免許を取得した数年後でなければ大型免許を取得できないのですが、自衛隊の場合は、業務の中で大型車両を使用する機会が多いため、特例で普通免許を取得した直後でも大型免許を取得することが可能です。

クレーン運転免許

自衛隊では、国家資格の1つであるクレーン運転免許を取得することも可能です。

クレーン運転免許を持っていれば、クレーン車を用いて、吊り上げ荷重5トン以上のものを持ち上げることができます。クレーン運転は、免許がないとできないことから、需要の高い資格です。

陸上無線資格者

自衛隊では、陸上無線資格者の資格を取得可能です。

陸上無線資格者とは、無線通信を行う設備を扱う資格のことで、国家資格に指定されています。陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊の技術陸曹・海曹・空曹は、陸上無線資格者の資格を取得します。また、自衛隊では、陸上無線資格者の資格を取得している者を定期的に募集しています。

危険物取扱者

自衛隊では、危険物取扱者の資格を取得可能です。

自衛隊では、弾薬や爆弾などの火薬類、化学物質などの危険物を取り扱う場面が多々あります。そうした危険物は「危険物取扱者」の資格を持つ者が対応します。

危険物取扱者の資格を取得すれば、技術陸曹への道が開けます。そのため、自衛隊に入る前に、危険物取扱者の資格を取得する方も少なくないそうです。

調理師

自衛隊では調理師免許を取得することが可能です。

自衛隊の仕事は体力勝負です。そのため1日の摂取カロリーは3000キロカロリーが基本で、栄養も満点です。

自衛隊の食事は、栄養士が作った献立を元に、調理師免許を取得している自衛官が作成します。数百人が一度に食事を行う自衛隊では、1日に作る料理の数も膨大になります。そのため、全自動機械を導入するなど、効率的に調理を行う環境が整っています。

准看護師

衛生に関わる自衛隊員は、准看護師の資格を取得することが可能です。

自衛隊は、准看護師養成所施設を有しており、准看護師の資格を取得すると、陸上自衛隊は三等陸曹、海上自衛隊は海士長、航空自衛隊は空士長に任命されます。

パイロット免許

自衛隊では、パイロットの免許が取得可能です。

自衛隊では、航空自衛隊を始め、陸上自衛隊・海上自衛隊もヘリコプターや戦闘機を使用する機会があります。

本来であればヘリコプターや戦闘機を使用するためには事業用操縦士のライセンスが必要です。しかし、自衛隊は法律上では事業用操縦士のライセンスを取得していなくとも、ヘリコプターや戦闘機に乗ることができます。

そして、操縦訓練の過程で事業用操縦士のライセンスを取得し、技能試験をパスすることで操縦者と認められるという規定があります。そのため、自衛隊でヘリコプターや戦闘機を操縦する者は、パイロット免許を取得することができます。

潜水士

海上自衛隊のなかでも、水中処分隊と潜水救難士は潜水士の資格を取得することが可能です。

ただし、潜水士の資格を取得するには、適正資格に合格しなければならず、その資格をパスするのはかなりの難易度だといわれています。

海上自衛隊の潜水士は、救難者を探すために深くまで潜ることや遠くまで泳ぐことがあります。そのため、適正資格の難易度はかなりの高さに設定されているそうです。

なぜ自衛隊で資格を取得することができるのか?

自衛隊で取得できる資格は、原則として自衛隊の業務に関わる資格のみとされています。

業務に必要な資格を取得する際には、訓練を休み勉強することができるほか、資格取得にかかる費用を負担してくれます。

定年後のことを考えて資格を取得する方もいる

自衛官のなかには、自衛隊の任務には関わらないホームヘルパーのような介護資格を取得する方もいるそうです。介護刺客は自衛隊の任務には直接かかわらないため、自己負担での取得になります。

なぜ、自己負担でありながらも資格の取得を行うのかというと、定年後の再就職を考えているからだそうです。自衛隊の定年は、通常50代前半程ですが、任期制の自衛官であれば、早い方だと20代で退職することもあります。

そうなると、再就職する必要があります。その際に、自衛隊での経験にプラスして各種資格を取得していると再就職の際に有利になるため、自衛隊に所属しているうちに資格を取得するという方も少なくないそうです。

任期制の自衛官は少し変わった資格を取得できる

任期制の自衛官の場合、通常5~6年程で自衛隊を退職することになります。そうなると、自衛官を退職した後に再就職をしなければなりません。

自衛隊では、そんな任期制の自衛官の再就職を支援するため、資格取得のサポートを行っています。ここまでに紹介した自動車免許やフォークリフトの免許を始め、医療事務、衛生管理士、ブライダルプランナーなどの資格を取得できるほか、変わり種だとネイリストの資格を取得することも可能なようです。

少子化が進み自衛官の確保が難しくなりつつある自衛隊では、短い期間でも自衛隊の一員として勤務してくれる自衛官候補生を募集しています。任期制の自衛官の場合、再就職ができるか否かの不安が付きまといますが、自衛隊に在任中に様々な資格を取得することで、再就職を後押し=自衛官での勤務を進めています。

まとめ

今回は、自衛隊で取得できる資格についてご紹介しました。

ここでご紹介した資格は、自衛隊で取得できるもののうちのほんの一部です。このほかにも自衛隊で取得できる資格はあり、その資格を利用して任務に役立てています。

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