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平成30年度「埼玉県職員」採用情報 – 地方上級などの採用試験まとめ

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目次

はじめに

都道府県庁の職員の中の「埼玉県」の平成30年度の採用情報について紹介します。

埼玉県職員の上級試験(大卒程度)は、一般行政及び技術系職種に分かれており、「設備」「総合土木」「建築」に「新方式」による試験が導入されています。

また、一般行政事務職と一部の技術職については、「民間企業等職務経験者」と「海外活動等経験者」の二つの区分で「経験者職員採用試験」が実施されることが特徴です。

「埼玉県庁」で働く公務員として知っておきたいこと

埼玉県は、関東地方の中央西側内陸部に位置し、人口は全国で第5位の約730万人(平成27年国勢調査情報)の県です。

面積は、全国第39位で、市町村数は63エリア、40市22町1村です。県庁所在はさいたま市で、政令指定都市でもあります。

その他に、観光スポットとなっている川口市立グリーンセンターのある川口市、江戸時代に城下町だったことで知られている川越市などがあります。

埼玉県の強み(産業の特徴)

埼玉県は、「初めて」が多い県です。日本で初めて帝王切開術が行われたのは、埼玉県の「飯能市」です。初めて公式飛行場での飛行が成功したのは「所沢市」(現在の所沢航空記念公園)、自転車の発祥は「本庄市」、通過のはじまりは「秩父市」です。

また、地域の歴史、風土、経営資源等により地域に根ざしている「地場産業」が多数あります。主に、「草加せんべい」「煮ぼうとう」「秩父織物」「春日部の桐製品」「草加皮革」「川口機械」などがあります。

他に、農産業では、「こまつな」「さといも」「パンジー(苗)」「ゆり(切花)」の産出額は全国第1位、「ネギ」「かぶ」「ほうれんそう」「洋ラン」「チューリップ」は全国第2位、「はくさい」「ブロッコリー」「きゅうり」は全国第3位です。

水産業では、主に「キンギョ」や「ニシキゴイ」などの観賞魚の生産が広く行われており、全国的にも有数な生産県となっています。食用魚は、全国に先駆けて「ナマズ」や「ホンモロコ」の養殖技術を開発しました。

工業では、様々な製造品の出荷額が全国第1位となっており、「中華麺」「ビスケット」「医薬品製剤」「化粧品」「ひな人形」「節句人形」「金属製冊子・ドア」などが全国第1位となっています。


平成30年度の埼玉県庁の採用募集職種は、大きくわけて「一般行政事職」警察事務や学校事務の「事務職」「技術職」「資格免許職」があります。

埼玉県職員「上級試験」の採用試験情報

大学卒業程度の埼玉県職員「上級試験」では、従来の「一般方式試験」の他に民間企業への就職を目指している人も公務員試験を受験できるよう、平成27年度より、一部の技術職について「新方式試験」を導入しています。なお、採用後の職務内容や処遇などには違いはありません。

「一般方式」

埼玉県職員「上級試験」(大卒程度)の「一般方式」の職種区分は、平成30年度は、「一般行政」「福祉」「心理」「設備」「総合土木」「建築」「化学」「農業」「林業」「小・中学校事務」「警察事務」で募集を予定しています。

職種区分「一般行政」については、身体障害者手帳を有する人、又は、身体障害者手帳所有者と同程度の障害があることが確認できる人に限り、点字又は拡大文字による受験ができます。

「一般方式試験」の受験資格は、21~29才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。

試験内容は、1次試験は、択一式「教養方式」と択一式「専門試験」、2次試験は、「論文試験」と集団討論・個別面接2回による「人物試験」です。

申込期間は、5月8日(火)~5月21日(月)、1次試験の日程は6月24日(日)、2次試験の日程は、7月9日(月)~8月16日(木)を予定しています。

最終合格発表は、8月下旬の予定です。

「新方式」

埼玉県職員「上級試験」(大卒程度)の「新方式」の職種区分は、平成30年度は、「設備」「総合土木」「建築」で募集を予定しています。

「新方式試験」の受験資格は、21~29才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。

試験内容は、1次試験は、択一式「専門試験」、2次試験は、プレゼンテーション1回を含む個別面接3回による「人物試験」です。

申込期間は、5月8日(火)~5月21日(月)、1次試験の日程は6月24日(日)、2次試験の日程は、7月9日(月)~8月16日(木)を予定しています。

最終合格発表は、8月下旬の予定です。

小・中学校事務職員「上級試験」の採用試験情報

小・中学校事務職員「上級試験」の受験資格は、21~29才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。

試験内容は、1次試験は、択一式「教養試験」で、2次試験は「論文試験」と「人物試験」です。


申込期間は、5月8日(火)~5月21日(月)、1次試験の日程は6月24日(日)、2次試験の日程は、7月9日(月)~8月16日(木)を予定しています。

最終合格発表は、8月下旬の予定です。

警察事務「上級試験」の採用試験情報

警察事務「上級試験」の受験資格は、21~29の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。

試験内容は、1次試験は、択一式「教養試験」と択一式「専門試験」で、2次試験は「論文試験」と「人物試験」です。

申込期間は、5月8日(火)~5月21日(月)、1次試験の日程は6月24日(日)、2次試験の日程は、7月9日(月)~8月16日(木)を予定しています。

最終合格発表は、8月下旬の予定です。

「免許資格職職員」の採用試験情報

「免許資格職職員」の職種区分は、平成30年度は、「薬剤師」「獣医師」「保健師」「保健師(警察)」「管理栄養士」で募集を予定しています。

区分:「薬剤師」

「薬剤師」の受験資格は、23~31才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。また、23才までで、大学卒業(見込み)又は人事委員会が同等の資格があると認める人も受験できます。

試験内容は、1次試験は、択一式「教養試験」と択一式「専門試験」で、2次試験は、「論文試験」と集団討論・個別面接2回による「人物試験」です。

申込期間は、5月8日(火)~5月21日(月)、1次試験の日程は、6月24日(日)、2次試験の日程は、7月9日(月)~8月16日(木)を予定しています。

最終合格発表は、8月27日(月)の予定です。

区分:「獣医師」

「獣医師」の受験資格は、23~31才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。また、23才までで、大学卒業(見込み)又は人事委員会が同等の資格があると認める人も受験できます。

試験内容は、1次試験は、択一式「教養試験」と択一式「専門試験」で、2次試験は、「論文試験」と集団討論・個別面接2回による「人物試験」です。

申込期間は、5月8日(火)~5月21日(月)、1次試験の日程は、6月24日(日)、2次試験の日程は、7月9日(月)~8月16日(木)を予定しています。

最終合格発表は、8月27日(月)の予定です。

区分:「保健師」

「保健師」の受験資格は、20~29才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。また、20才までで、大学卒業(見込み)又は人事委員会が同等の資格があると認める人も受験できます。

試験内容は、1次試験は、択一式「教養試験」と択一式「専門試験」で、2次試験は、「論文試験」と集団討論・個別面接2回による「人物試験」です。

申込期間は、5月8日(火)~5月21日(月)、1次試験の日程は、6月24日(日)、2次試験の日程は、7月9日(月)~8月16日(木)を予定しています。

最終合格発表は、8月27日(月)の予定です。


区分:「保健師(警察)」

「保健師(警察)」の受験資格は、20~29才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。また、20才までで、大学卒業(見込み)又は人事委員会が同等の資格があると認める人も受験できます。

試験内容は、1次試験は、択一式「教養試験」と択一式「専門試験」で、2次試験は、「論文試験」と集団討論・個別面接2回による「人物試験」です。

申込期間は、5月8日(火)~5月21日(月)、1次試験の日程は、6月24日(日)、2次試験の日程は、7月9日(月)~8月16日(木)を予定しています。

最終合格発表は、8月27日(月)の予定です。

区分:「管理栄養士」

「管理栄養士」の受験資格は、21~29才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。

試験内容は、1次試験は、択一式「教養試験」と択一式「専門試験」で、2次試験は、「論文試験」と集団討論・個別面接2回による「人物試験」です。

申込期間は、5月8日(火)~5月21日(月)、1次試験の日程は、6月24日(日)、2次試験の日程は、7月9日(月)~8月16日(木)を予定しています。

最終合格発表は、8月27日(月)の予定です。

埼玉県職員「初級試験」の採用試験情報

高校卒業程度の埼玉県職員「初級試験」の職種区分は、平成30年度は、「一般事務」「設備」「総合土木」「小・中学校事務」「警察事務」での募集を予定しています。

受験資格は、17~20才年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。

試験内容は、1次試験は、択一式の「教養試験」と択一式「専門試験」で、2次試験は、「作文試験」と個別面接2回と適性検査による「人物試験」です。

申込期間は、8月15日(水)~8月27日(月)、1次試験の日程は、9月23日(日)、2次試験の日程は、10月11日(木)~10月25日(木)を予定しています。

最終合格発表は、11月21日(水)の予定です。

小・中学校事務職員「初級試験」の採用試験情報

高校卒業程度の小・中学校事務職員「初級試験」の受験資格は、17~20才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。

試験内容は、1次試験は、択一式の「教養試験」で、2次試験は、「作文試験」と個別面接2回と適性検査による「人物試験」です。

申込期間は、8月15日(水)~8月27日(月)、1次試験の日程は、9月23日(日)、2次試験の日程は、10月11日(木)~10月25日(木)を予定しています。

最終合格発表は、11月21日(水)の予定です。

警察事務職員「初級試験」の採用試験情報

高校卒業程度の警察事務職員「初級試験」の受験資格は、17~20才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。

試験内容は、1次試験は、択一式の「教養試験」で、2次試験は、「作文試験」と個別面接2回と適性検査による「人物試験」です。

申込期間は、8月15日(水)~8月27日(月)、1次試験の日程は、9月23日(日)、2次試験の日程は、10月11日(木)~10月25日(木)を予定しています。


最終合格発表は、11月21日(水)の予定です。

「免許資格職職員」採用試験

高校卒業程度の「免許資格職職員」の職種区分は、平成30年度は、「司書」での募集を予定しています。

受験資格は、19~29才の年齢で、司書の資格を有する人又は、2019年3月31日までに取得見込みの人です(※試験実施年度の4/1の年齢)。

試験内容は、1次試験は、択一式の「教養試験」と択一式「専門試験」で、2次試験は、「作文試験」と個別面接2回と適性検査による「人物試験」です。

申込期間は、8月15日(水)~8月27日(月)、1次試験の日程は、9月23日(日)、2次試験の日程は、10月11日(木)~10月25日(木)を予定しています。

最終合格発表は、11月21日(水)の予定です。

「経験者職員」の採用試験情報

埼玉県では、「民間企業等職務経験者区分」と「海外活動等経験者区分」で「経験者職員」を募集しています。

経験者職員「民間企業等職務経験者区分」について

「民間企業等職務経験者区分」として採用される「経験者職員」の職種区分は、平成30年度は、「一般行政」「設備」「総合土木」「建築」で募集を予定しています。

受験資格は、59才の年齢までで(※試験実施年度の4/1の年齢)、下記のいずれかの要件を満たしている人に資格があります。

【経験者職員「民間企業等職務経験者区分」の受験資格要件 補足】
(1)人事委員会が同等の資格があると認める人を含み、学校教育法に基づく大学を卒業後、民間企業等での職務経験を5年以上有する人。

(2)学校教育法に基づく短期大学又は2年制以上の専門課程で年間授業時間数が680時間以上のものに限り専修学校を卒業後、民間企業等における職務経験を7年以上有する人で、人事委員会が同等の資格があると認める人を含みます。

(3)民間企業等における職務経験を9年以上有する人。

なお、民間企業等における職務経験には、民間企業の従業員等として常勤で6ヶ月以上継続して就業していた期間となり、職務経験期間が複数ある場合は通算できます。

また、産前産後休暇をのぞき、在職中に連続して3ヶ月を超えて職務に従事していない期間がある場合は、職務経験期間から除きます。

試験内容は、1次試験は、択一式「教養試験」と「論文試験Ⅰ」、2次試験は、「論文試験Ⅱ」と個別面接による「人物試験Ⅰ」、3次試験は、個別面接による「人物試験Ⅱ」です。


「論文試験Ⅰ」は、県政の課題解決に活用できる職務経験や職務を通じて培った知識・能力に関する筆記試験で、「論文試験Ⅱ」は、埼玉県に関する事項について出題されます。

申込期間は、8月15日(水)~8月27日(月)、1次試験の日程は、9月23日(日)、2次試験の日程は、10月27日(土)、3次試験の日程は、11月25日(日)を予定しています。

最終合格発表は、12月7日(金)の予定です。

経験者職員「海外活動等経験者区分」について

「海外活動等経験者区分」として採用される経験者職員の職種区分は、平成30年度は、「一般行政」で募集を予定しています。

経験者職員「海外活動等経験者区分」の受験資格は、21~29才の年齢までで(※試験実施年度の4/1の年齢)、「海外活動等経験者区分」で求められる「海外活動等経験」の例としては、下記のものがあります。

【経験者職員「海外活動等職務経験者区分」の受験資格要件 補足】

(1)海外の大学等への留学経験があり、留学先大学等で学位又は単位を取得した人。

(2)独立行政法人国際協力機構法の規定に基づく青年海外協力隊員、日系社会青年ボランティア、国際交流基金実施の日本語パートナーズ等の活動経験がある人。

(3)公益法人、NPO法人等の団体を通じ、海外での国際貢献活動に従事した経験のある人。

試験内容は、1次試験は、択一式「教養試験」と「論文試験Ⅰ」、2次試験は、「論文試験Ⅱ」と個別面接と適性検査の「人物試験Ⅰ」、3次試験は、個別面接による「人物試験Ⅱ」です。

「論文試験Ⅰ」は、海外活動等を通じて培った知識・能力に関する筆記試験、「論文試験Ⅱ」は、文章による表現力、課題に対する理解力、思考力などについての筆記試験です。

申込期間は、8月15日(水)~8月27日(月)、1次試験の日程は、9月23日(日)、2次試験の日程は、10月27日(土)、3次試験の日程は、11月25日(日)を予定しています。

最終合格発表は、12月7日(金)の予定です。

その他注目情報「埼玉県5カ年計画」について

埼玉県では、平成29年から5年間に取り組む施策として「埼玉県5か年計画」を策定しました。

具体的には、「希望と安心」「活躍と成長」「うるおいと誇り」の埼玉を将来像の柱として、結婚・出産・子育ての希望実現、シニアの活躍推進、稼ぐ力の向上、オリン ピック・パラリンピックを契機とした地域の活性化などに取り組み、よりよい地域社会をめざしています。

まとめ

いかがでしたか?

埼玉県は、全国でも河川の割合が多く、秩父地域の山地など自然に恵まれており、北部では農業も盛んに行われています。

一方で、歴史的な城下町や地場産業で様々な名産品によって伝統を受け継いでおり、県の自然環境を守りながら、それにふさわしいライフスタイルや社会を目指しています。

県の採用案内ページURL

本記事は、2018年5月29日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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