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窃盗犯更生プログラムに期待 - 元・国家公務員のコラムシリーズ 07

刑務官など矯正職員歴37年、現在里山で晴耕雨読を享受している元・国家公務員の小柴龍太郎さんのコラム「窃盗犯更生プログラムに期待」(平成28年9月20日)です。窃盗犯更生プログラムについてのコラムです。

2017年04月30日更新

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目次
福島刑務所と更生保護施設が福島大学と連携
窃盗犯更生 再犯防ぐのコラム

福島刑務所と更生保護施設が福島大学と連携

河北新報9月16日版(2016年)に載った「窃盗犯更生 再犯防ぐ」という記事を興味深く読みました。福島刑務所と更生保護施設が福島大学と連携し、独自の更生支援プログラムを開発して運用を始めたとのこと。このような分野に官民が協力して取り組むことは全国初とのことで、東北に住む者として誇らしくも思いました。

私が刑務所で勤務していた若い頃、ある窃盗犯と面接していたとき、「この手が悪いんです。いっそのこと切ってしまいたいです。」
と泣きながら話したことを想い出しました。また、「気がついた時には盗っていたんです。今なら盗れると感じると身体が反射的に動くんです」と話したスリの人もいました。自分でもコントロールが難しいのが常習化した窃盗だと思います。

それでも近年は刑務所で本格的な窃盗の再犯防止に力を入れてきているようで喜ばしい限りです。今回の取組はその先端を行くようなものでしょうから、これが全国に広まっていくことを期待しています。

ある人は「窃盗は一生治らない病気だ」と言います。でも病気なら治せるはず。どうせならそう思いたいものです。

(文:小柴龍太郎 平成28年9月20日)

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