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【目指せ!外交官】アロールートの世界最大の生産国「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の基礎知識(2021年6月調査情報)

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目次
  1. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」ってどんな国?
    1. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の広さ 面積・場所について
    2. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の首都について
    3. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の人口について
    4. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の成り立ちについて
  2. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の国民・宗教・言語について
    1. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の国民について
    2. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の宗教について
    3. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の言語について
  3. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の経済状況について
    1. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の貿易について
  4. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の政治・政策について
    1. 政治体制について
    2. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の政策
  5. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の元首・首相・外相について
    1. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の元首について
    2. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の首相について
  6. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の国防・軍事制度・兵役について
  7. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」と「日本」の関係は?
  8. まとめ

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」ってどんな国?

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の正式名称は、英語で「Saint Vincent and the Grenadines」です。漢字では「聖文森特和格林納丁斯」と表記し、その他「聖文森、聖文森國、聖文森及格瑞那丁」などとも表記されます。

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の広さ 面積・場所について

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の面積は約390平方キロメートルで、五島列島の福江島とほぼ同じ大きさです。

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の場所は、カリブ海の小アンティル諸島にあり、火山島のセントビンセント島と珊瑚礁のグレナディーン諸島から成るイギリス連邦加盟国であり、英連邦王国のひとつです。

北にセントルシア、東にバルバドス、南西にグレナダが存在します。

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の首都について

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の首都は「キングスタウン」で、「キングスタウン」は、主要な港があり、主な産業は観光と農業です。

「キングスタウン」の人口は、2012年現在、1.2万人です。

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の人口について

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の人口は、世界銀行が2019年に調べた時点で約11.0万人であり、人口密度は、約285.35人で、第33位です。

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の成り立ちについて

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」は、1498年にコロンブスによって発見され、1783年に英国植民地となり、1958年~1962年まで英領西インド諸島連邦に加盟しました。

1969年に英国自治領となり、1979年に独立、1984年に総選挙が実施され、新民主党(NDP)政権が成立、ミッチェル首相が就任しました。

2001年に総選挙が実施され、統一労働党(ULP)政権が成立、ゴンザルベス首相が就任しました。

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の国民・宗教・言語について

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の国民について

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の人種割合は、アフリカ系が約66.5パーセント、混血が約19.0パーセント、印僑が約5.5パーセント、ヨーロッパ系が約3.5パーセント、その他が約5.5パーセントです。


「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の宗教について

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の国家宗教は、聖公会が約47パーセント、メソジストが約28パーセント、ローマ・カトリックが約13パーセントで、そのほかにヒンドゥー教やセブンスデー・アドベンチスト教会などが信仰されています。

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の言語について

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の公用語は、英語です。

ただし、グレナディーン諸島の一部では、フランス語が混じったパトワと呼ばれるクレオール語が使用されています。

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の経済状況について

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の通貨は東カリブ・ドルで、GNIは約8.1億879万米ドルで、世界183位です。そして、一人当たりのGDPは約7,121.64米ドルで、世界82位です。

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の貿易について

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の貿易相手は主に、輸出が、ドミニカ国、バルバドス、アンティグア・バーブーダ、セントルシアで、輸入が、米国、トリニダード・トバゴ、EU、中国となっています。

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の主な輸出品目は、農産品(バナナ、タロイモ)、くず粉、金属類で、輸入品目は、鉱物・燃料、輸送機械、食料品、一般機械です。

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の政治・政策について

政治体制について

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」は、立憲君主制で、議会は、一院制で選出議員15名と選任議員6名で構成されています。

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の政策

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」は、独立直後、1979年12月の総選挙で、セントビンセント労働党のケイトー政権が成立しました。

1984年7月の総選挙で、野党新民主党(NDP)が9議席を獲得し、ミッチェル政権が誕生しました。

1989年、1994年、1998年の総選挙でもNDPが勝利し、ミッチェル首相が再任されました。

2001年3月の総選挙で1984年以降政権与党であったNDPが大敗し、統一労働党(ULP)のゴンザルベス党首が首相に任命されました。

2005年、2010年、2015年および2020年の総選挙でも、ULPが勝利し、ゴンザルベス政権は現在5期目に入っています。

ゴンザルベス首相は、度重なる自然災害からの復興、治安改善、観光部門の拡大による経済発展などの課題に取り組んでいる。

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の元首・首相・外相について

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の元首について

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の元首は、エリザベス二世女王です。

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の首相について

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の首相は、外相と兼ねており、ラルフ・ゴンザルベスです。


「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の国防・軍事制度・兵役について

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」は、近隣の東カリブ諸国機構(OECS)諸国やバルバドスならびに歴史的に関係の深い英・米・加を中心とする欧米諸国との関係を重視しており、英連邦に加盟しています。

カリブ共同体(CARICOM)、カリブ諸国連合(ACS)及び東カリブ諸国機構(OECS)加盟国です。

また、台湾承認国で、北朝鮮との国交もあります。

軍事力は、1996年3月にOECS6か国およびバルバドスの7か国の間で域内安全保障システム(RSS)が設置され、独自の軍隊は持っていません。

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」と「日本」の関係は?

「セントビンセント及びグレナディーン諸島」と「日本」の政治関係は、1979年10月27日のセントビンセント独立と同時に、日本は同国を承認しました。

1980年4月15日に外交関係が開設、1981年より日本は、在トリニダード・トバゴ大使館が兼轄しており、セントビンセントは駐日大使館は未設置です。

経済関係は、対日貿易において、2019年現在、貿易額は対日輸出が約2.2億円、対日輸入が約5.1億円で、主要品目は、対日輸出が魚介類(まぐろ)で、対日輸入が自動車、原動機です。

在留邦人数は、2018年10月現在で3名、在日当該国人数は、2019年6月現在で7名となっています。

まとめ

以上、国特集「セントビンセント及びグレナディーン諸島」でした。

ちなみに、「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の男子サッカーFIFAランキングでは、2020年11月の時点では「167位」でした。

本記事は、2023年2月6日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

2021年に公務員総合研究所に入所した新人研究員。

好きな言葉は、「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」

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  1. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」ってどんな国?
    1. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の広さ 面積・場所について
    2. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の首都について
    3. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の人口について
    4. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の成り立ちについて
  2. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の国民・宗教・言語について
    1. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の国民について
    2. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の宗教について
    3. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の言語について
  3. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の経済状況について
    1. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の貿易について
  4. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の政治・政策について
    1. 政治体制について
    2. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の政策
  5. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の元首・首相・外相について
    1. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の元首について
    2. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の首相について
  6. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」の国防・軍事制度・兵役について
  7. 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」と「日本」の関係は?
  8. まとめ