国立大学法人「秋田大学」の基本情報(沿革・職員数など)

国立大学法人の職員を目指す方に知っておいてほしい国立大学法人「秋田大学」の基本情報について解説します。

国立大学法人「秋田大学」は、秋田県秋田市にある国立大学法人で、「秋田師範学校」「秋田青年師範学校」「秋田鉱山専門学校」の流れを汲む総合大学です。


はじめに

国立大学法人「秋田大学」は、本拠地(大学本部/キャンパス)は、秋田県秋田市にあり、1949年に設置された国立大学です。

国立大学法人「秋田大学」の入試の偏差値は、学部によって変わりますが、48~68程度のようです。

今回は国立大学法人「秋田大学」に関する基本的な情報について解説します。

国立大学法人「秋田大学」の沿革について

国立大学法人「秋田大学」の沿革は、「秋田師範学校」「秋田青年師範学校」「秋田鉱山専門学校」を母体として「秋田大学」を設置した1949年(昭和24年)までさかのぼります。

設立当時は、学芸学部と鉱山学部が設置されていましたが、1967年(昭和42年)に学芸学部が教育学部に改称、1970年(昭和45年)に医学部が設置、1989年(平成元年)に医療技術短期大学部が併設されました。

さらに、1998年(平成元年)には、教育学部と鉱山学部は、それぞれ教育文化学部と工学資源学部に改組されました。

国立大学法人「秋田大学」の理念・スローガンについて

国立大学法人「秋田大学」の理念・スローガンは、下記の3つです。

1)国際的な水準の教育・研究を遂行します。
2)地域の振興と地球規模の課題の解決に寄与します。
3)国の内外で活躍する有為な人材を育成します。

国立大学法人「秋田大学」の学章・校歌について

学章について

国立大学法人「秋田大学」の学章は、1949年の秋田大学開学記念に懸賞募集をした結果、一等に当選した図案で、当時、鉱山学部の教官だった「中村 謙」さんによってデザインされました。

この学章は、3枚の秋田蕗の葉に「大学」の文字を配したデザインで、国立大学法人「秋田大学」のスクールカラーである黄緑色が使用されています。

なお、国立大学法人「秋田大学」には、この学章のほかに、国際資源学部の設置および学部の改組を機に制定された新ロゴマークがあります。


このロゴマークは、国立大学法人「秋田大学」の英語表記「Akita University」の頭文字小文字「a」と、秋田県の海岸線をイメージした幾何図形によってデザインされています。

さらに、このロゴマークでは、国立大学法人「秋田大学」が4つの学部から構成される大学であり、「世界」と「地域」に貢献する大学であることが表現されています。

校歌について

国立大学法人「秋田大学」の校歌については、確認できませんでした。

国立大学法人「秋田大学」の学長について

現在の国立大学法人「秋田大学」の学長は、「山本 文雄(やまもと ふみお)」さんです。

「山本 文雄」さんの経歴は、1979年(昭和54年)に鳥取大学医学部助手に就任、1980年に国立療養所松江病院厚生技官に就任、1983年(昭和58年)に国立循環器病センター厚生技官に就任、1998年(平成10年)に秋田大学医学部教授に就任しました。

その後、2009年(平成21年)に同大学大学院医学系研究科教授に就任、2012年に同大学副学長に就任、2014年に同大学副学長に就任した後、2016年(平成28年)に国立大学法人「秋田大学」の学長に就任しました。

学長の「山本 文雄」さんは、国立大学法人「秋田大学」の大学構成員が連携し、優秀な卒業生を社会に、研究を社会に還元できるよう総合的な教育・研究体制の強化に努めています。

なお、「山本 文雄」さんは、国立大学法人「秋田大学」の第13代目の学長です。

国立大学法人「秋田大学」の本拠地・キャンパスについて

国立大学法人「秋田大学」には、本拠地(本部キャンパス)を含め、3つのキャンパス「手形キャンパス」「本道キャンパス」「保戸野キャンパス」があります。

手形キャンパス

国立大学法人「秋田大学」の「手形キャンパス」には、教育文化学部、国際資源学部、理工学部、教育学研究科、理工学研究科、国際資源学研究科があります。

このほかに、中央図書館、60周年記念ホール、百周年記念館、国際交流センター、附属地域防災研究センターなどが置かれています。

なお、「手形キャンパス」は、秋田県秋田市にあり、最寄り駅は、「秋田駅」です。

本道キャンパス

国立大学法人「秋田大学」の「本道キャンパス」には、医学部、医学系研究科があります。

このほかに、医学部附属病院、医学図書館、環境安全センターなどが置かれています。

「本道キャンパス」は、秋田県秋田市にあり、最寄り駅は、「秋田駅」です。


保戸野キャンパス

国立大学法人「秋田大学」の「保戸野キャンパス」には、教育文化学部附属小学校、同中学校、同特別支援学校、同幼稚園が置かれています。

「保戸野キャンパス」は、秋田県秋田市にあり、最寄り駅は、「秋田駅」です。

国立大学法人「秋田大学」の教職員数について

国立大学法人「秋田大学」の教職員数の総数は、1,721人で、このうち職員数は、1,070人で、教員数は、651人です。

教職員採用に関する情報は、下記ページをご覧ください。

> 国立大学法人「秋田大学」の教職員数
URL http://www.akita-u.ac.jp/eng/info/in_staff.html

国立大学法人「秋田大学」の学生数について

国立大学法人「秋田大学」の平成30年5月1日現在の学生数は、学部学生数は、4,384名(外国人学生を含む。)で、大学院学生数は、692名(外国人学生を含む。)です。

URL http://www.akita-u.ac.jp/honbu/info/magazine/outline/pdf/2018/26.pdf

国立大学法人「秋田大学」の学部について

国立大学法人「秋田大学」には、5つの学部があります。

1)国際資源学部
2)教育文化学部(2014年度より学生募集停止)
3)医学部
4)理工学部
5)工学資源学部(2014年度より学生募集停止)

国立大学法人「秋田大学」大学院について

国立大学法人「秋田大学」の大学院は、下記の通り、5つあります。

1)国際資源学研究科
2)教育学研究科
3)医学系研究科
4)理工学研究科
5)工学資源学研究科(2016年度から学生募集停止)

国立大学法人「秋田大学」の財務状況について

平成29年度の、国立大学法人「秋田大学」の収入は、330億5,800万円でした。

その主な内訳は、附属病院収入、運営費交付金、授業料・入学料および検定料、産学連携等研究収入および寄付金収入などです。

参考URL:http://www.akita-u.ac.jp/honbu/zyouhouteikyo/zaimu/29kessan.pdf

まとめ

いかがでしたか?

国立大学法人「秋田大学」は、学生第1をモットーにした教職員の手厚いサポートと地元に貢献できる人材の育成を特徴とする国立大学です。

ちなみに、国立大学法人「秋田大学」出身の有名人は、小説家の南木 佳士さん、アナウンサーの加藤 智也さんなどがいらっしゃいます。

国立大学法人「秋田大学」のウェブサイトのURL

http://www.akita-u.ac.jp/honbu/index.html

そのほかの「国立大学法人」の基本情報はこちらです。

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本記事は、2019年8月26日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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