※本記事は、2019年9月調査の内容です(今後更新予定です)。
はじめに
今回ご紹介する公立美術館「茨城県陶芸美術館」は、茨城県笠間市(笠間駅、友部駅近く)にあり、1978年(昭和53年)に開館された公立美術館で、板谷 波山氏や富本 憲吉などの陶芸作家の作品を所蔵しています。
今回は、公務員として働く「学芸員」向けに公立美術館「茨城県陶芸美術館」に関する基本的な情報についてご紹介します。
公立美術館「茨城県陶芸美術館」の沿革について
公立美術館「茨城県陶芸美術館」の沿革についてご紹介します。
公立美術館「茨城県陶芸美術館」は、1978年(昭和53)に基本構想が策定、1997年(平成9年)に本体建築工事起工式、1998年に竣工、2000年(平成12年)に開館されました。
公立美術館「茨城県陶芸美術館」の概要について
公立美術館「茨城県陶芸美術館」は、茨城県教育庁文化課が運営する公立の美術館です。
茨城県笠間市にあり、広さ6,751.24平方メートル(延床面積)、板谷 波山氏や富本 憲吉などの作品を所蔵し、常勤役職員については確認できませんでした。
また、平成28年度の来館者数は、50,834人です。
▼参考URL:https://www.pref.ibaraki.jp/kikaku/joho/it/opendata/od-04/300905_20170331_visitersbymonth.html
公立美術館「茨城県陶芸美術館」の施設・展示について
公立美術館「茨城県陶芸美術館」には、第1~第2展示室、企画展示室、県民ギャラリー、屋外展示広場などがあります。
企画展
公立美術館「茨城県陶芸美術館」の現在開催中および今後開催予定の企画展は、下記の通りです。
1)展覧会「拡大コレクション展『大人も子どもも楽しい かわいい陶とカッコいい焼』」
会期:2019年7月20日(土)~8月25日(日)
主催:茨城県陶芸美術館
協賛:つくば銀行
2)展覧会「いきもの狂騒曲-陶芸フィギュアの現在ー」
会期:2019年9月7日(土)~11月24日(日)
3)展覧会「エミール・ガレの陶芸」
会期:2020年1月2日(木)~3月8日(日)
第1展示室
公立美術館「茨城県陶芸美術館」の第1展示室にて現在開催中および今後開催予定の企画展は、下記の通りです。
4)展覧会「2019年コレクション展1・新収蔵品展」
会期:2019年6月4日(火)~10月6日(日)
5)展覧会「コレクション展2」
会期:2019年10月8日(火)~2020年2月2日(日)
6)展覧会「コレクション展3」
会期:2020年24日(火)~
第2展示室
公立美術館「茨城県陶芸美術館」の第2展示室にて現在開催中および今後開催予定の企画展は、下記の通りです。
7)展覧会「新収蔵品展」(第2会場)
会期:2019年6月5日(水)~9月1日(日)
8)展覧会「いきもの狂騒曲ー陶芸フィギアの現在ー」(企画展第2会場)
会期:2019年9月7日(土)~11月24日(日)
9)展覧会「久米みどり展」
会期:2020年1月2日(木)~
県民ギャラリー
10)展覧会「第19回全国こども陶芸展inかさま」
会期:2019年7月26日(金)~9月1日(日)
11)展覧会「第41回茨城デザイン協会展2019」
会期:2019年9月7日(土)~9月16日(月・祝)
12)展覧会「茨城県高文連特別支援学校部会『Art Exhibition~茨城特支25~』」
会期:2019年9月18日(水)~9月23日(月・祝)
13)展覧会「磁器レースドール作品展」
会期:2019年9月26日(木)~9月29日(日)
14)展覧会「プラントドール展」
会期:2019年10月1日(火)~10月6日(日)
15)展覧会「2019年度 笠間陶芸大学校研究科前期制作展」
会期:2019年10月8日(火)~10月14日(月・祝)
16)展覧会「常陽水墨会15周年記念:飛田硯水作品展」
会期:2019年10月16日(水)~10月27日(日)
17)展覧会「面打同好会展」
会期:2019年10月30日(水)~11月4日(月・祝)
18)展覧会「笠間市教育研究会主催/児童生徒美術展覧会」
会期:2019年11月22日(金)~11月24日(日)
19)展覧会「笠間高等学校美術科・メディア芸術科卒業制作展2019」
会期:2020年1月9日(木)~1月19日(日)
20)展覧会「2019年度/笠間陶芸大学校/卒業制作展」
会期:2020年2月8日(土)~2月16日(日)
21)展覧会「2019年度 茨城県移動展覧会『茨城の美術セレクション』」
会期:2020年2月24日(月・祝)~3月8日(日)
22)展覧会「泥戯びの軌跡/駄駄男・小林征児」
会期:2020年3月10日(火)~3月15日(日)
23)展覧会「稲田写真塾写真展」
会期:2020年3月17日(火)~3月22日(日)
公立美術館「茨城県陶芸美術館」のシンボルマークについて
公立美術館「茨城県陶芸美術館」のシンボルマークについては、確認できませんでした。
公立美術館「茨城県陶芸美術館」の館長について
現在の公立美術館「茨城県陶芸美術館」の館長は、「金子 賢治(かねこ けんじ)」さんです。
「金子 賢治」さんの経歴は、1978年(昭和53年)に東北大学大学院文学研究科美学美術史専攻博士課程前期を修了、1979年にサントリー美術館学芸員として勤務、1984年に東京国立近代美術館工芸家研究員として勤務しました。
その後、1999年(平成11年)に文化庁文化部調査官に就任、2000年に東京国立近代美術館工芸課長に就任した後、2010年(平成22年)に公立美術館「茨城県陶芸美術」の館長に就任する傍ら、東京国立近代美術館客員研究員、国際陶芸アカデミー会員に就任しました。
なお、「金子 賢治」さんは、公立美術館「茨城県陶芸美術館」の第3代目の館長です。
公立美術館「茨城県陶芸美術館」のアクセス・開館時間・休館日について
公立美術館「茨城県陶芸美術館」は、茨城県笠間市にあり、最寄り駅は、笠間駅、友部駅です。
開館時間は、午前9時30分~午後5時までです。
休館日は、月曜日(祝日の場合は翌日)、2019年は11月25日(月)~2020年1月1日(水)です。
詳細な情報については、公立美術館「茨城県陶芸美術館」のホームページなどをご確認ください。
▼参考URL:http://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/guide/index.html
公立美術館「茨城県陶芸美術館」の観覧料について
観覧料は、企画展とコレクション展・テーマ展によって異なります。
企画展
企画展の通常観覧者は、一般は720円、高大生は510円、小中生は260円、満70歳以上は360円で、団体観覧者は、一般は570円、高大生は410円、小中生は260円、満70歳以上は280円です。
コレクション展・テーマ展
コレクション展・テーマ展の通常観覧者は、一般は310円、高大生は260円、小中生は150円、満70歳以上は150円で、団体観覧者は、一般は260円、高大生は210円、小中生は120円、満70歳以上は130円です。
なお、企画展開催期間中は、企画展の観覧料ですべての展示室が観覧できます。
詳細な情報については、公立美術館「茨城県陶芸美術館」のホームページなどをご確認ください。
▼参考URL:http://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/guide/index.html
公立美術館「茨城県陶芸美術館」の職員数について
公立美術館「茨城県陶芸美術館」の職員数については、確認できませんでした。
公立美術館「茨城県陶芸美術館」の採用情報について
現在は募集がなく、過去には2017年に学芸員(臨時的任用職員)の募集がありました。
▼参考URL:https://www.museum.or.jp/modules/gakugeiin/index.php?controller=dtl&ctg=2&theme=2&id=3040
公立美術館「茨城県陶芸美術館」の財務状況について
平成27年度の、公立美術館「茨城県陶芸美術館」の運営費は、5千4百万円でした。
その主な内訳については、確認できませんでした。
▼参考URL:https://www.pref.ibaraki.jp/somu/zaisei/kanri/documents/h27_zaimu-shohyou.pdf
まとめ
いかがでしたか?
公立美術館「茨城県陶芸美術館」は、「ときめく」「識る(しる)」「楽しむ」をキーワードにして陶芸文化の拠点となることを目指している公立の美術館です。
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