※本記事は、2019年9月調査の内容です(今後更新予定です)。
「東大阪市」について
大阪府にある「東大阪市」は、大阪平野の東部に位置する中核市です。
市域面積は約62平方キロメートルで、大半は平地で、生駒山系の山々と多くの河川など豊かな自然を有しています。
2019年9月時点での人口は約50万人で、政令都市である大阪市と堺市に次ぐ、府内3番目の人口を抱え、大阪都市圏の中心都市となっています。
また、「東大阪市」は、日本最古のラグビー専用グラウンドである「東大阪市花園ラグビー場」を擁する「ラグビーのまち」としても知られています。日本ラグビーの聖地と呼ばれ、2019年のラグビーワールドカップの開催地にも決定しています。さらに、同市は、国内有数の工業都市として、日本を代表する高い技術力を有す中小企業が多数集積する「モノづくりのまち」としても発展しています。
「東大阪市」の気候は、瀬戸内式気候に属しています。年間平均気温は16.4度で、四季を通じて比較的温暖です。平地と山岳地では気候に大きな差が見られますが、基本的には降水量の少ない地域です。
>東大阪市のホームページ
https://www.city.higashiosaka.lg.jp/
「東大阪市」の成り立ち
「東大阪市」の成り立ちは、1967年(昭和42年)2月に布施市、河内市、枚岡市の3市が合併し、大阪府下31番目の市として発足したことにさかのぼります。
その後、1969年(昭和44年)7月には人口が50万人に達しました。2003年(平成15年)5月に市役所が現在地に移転し、2005年(平成17年)4月に府下では、堺市、高槻市に次いで3番目の中核市に移行しました。
将来的には、政令指定都市への移行や、隣接する市などとの市町村合併の計画もあるようです。
東大阪市長「野田 義和」(のだ よしかず)さんはどんな人?
2007年10月から東大阪市長を務める「野田義和」さんは、1957年2月1日に京都府京都市で生まれました。高校卒業後、参議院議員秘書を経て、1987年(昭和62年)から東大阪市議会議員を5期務めました。その後、第8代の東大阪市長となり、3期目になります。
座右の銘は、「上善如水」だそうです。
>東大阪市長公式ホームページ
http://www.noda-kaikaku.com/
「東大阪市」の行政プラン
「東大阪市」の行政プランは、「夢と活力あふれる 元気都市・東大阪」を将来都市像として掲げています。そして、以下の3つの基本理念の元にまちづくりを進めるとしています。
1) 人間尊重のまちづくり
2) 市民参加のまちづくり
3) 豊かさを創造するまちづくり
さらに、将来都市像の実現に向け、まちづくりの体系的な施策の構成として以下の5つを掲げています。
1) 市民が主体となったまちづくり
2) 市民文化を育むまちづくり
3) 健康と市民福祉のまちづくり
4) 活力ある産業社会を切り拓くまちづくり
5) 安全で住みよいまちづくり
まとめ
以上、地方自治体特集「中核市」シリーズ、第28回は大阪府の「東大阪市」についてご紹介させていただきました。
本シリーズの他の都市は下記よりご覧いただけます。
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