はじめに
今回ご紹介する公立美術館「島根県立美術館」は、島根県松江市(JR松江駅近く)にあり、1999年(平成11年)に開館された公立美術館で、収蔵作品数は、6,700点と公表されています。
今回は、公務員として働く「学芸員」向けに公立美術館「島根県立美術館」に関する基本的な情報についてご紹介します。
公立美術館「島根県立美術館」の沿革について
公立美術館「島根県立美術館」の沿革についてご紹介します。
公立美術館「島根県立美術館」は、1991年(平成3年)に博物館整備検討委員による「博物館整備に関する提言」が提出、「文化施設整備基本方針」が発表され、1994年に島根県立美術館基本構想が制定されました。
その後、同年に島根県立美術館建設委員会が設置、設計競技参加10者が選定、1995年に美術館建設室が設置、1996年に建設が着工、1998年に本体工事が竣工され、1999年(平成11年)に公立美術館「島根県立美術館」が開館されました。
なお、公立美術館「島根県立美術館」は、2018年(平成30年)にリニューアルされました。
公立美術館「島根県立美術館」の概要について
公立美術館「島根県立美術館」は、島根県が運営する公立の美術館です。
島根県松江市にあり、広さ12,498.88平方メートル、収蔵資料は6,700点で、常勤役職員については確認できませんでした。
また、平成25年度の来館者数は、6万4,952人です。
▼参考URL:島根県立美術館|島根県立美術館のあゆみ
(https://www.shimane-art-museum.jp/publication/ayumi_2009_2014.pdf)
公立美術館「島根県立美術館」の施設・展示について
公立美術館「島根県立美術館」には、企画展示室、第1~5常設展示室、ギャラリー、アートスタジオ、アートライブラリーなどががあります。
現在開催中および今後開催予定の展覧会は、下記の通りです。
1)展覧会「第52回 島根県総合美術展(県展)」
会期:2019年11月16日(土)~11月24日(日)
2)展覧会「第66回 日本伝統工芸展」
会期:2019年12月4日(水)~12月25日(水)
3)展覧会「柳宗理デザイン 美との対話」
会期:2020年1月24日(金)~3月23日(月)
4)展覧会「受贈記念 落合朗風」
会期:2019年10月30日(水)~12月2日(月)
5)展覧会「洋画名品選」
会期:2019年8月7日(水)~12月27日(金)
6)展覧会「水辺の風景」
会期:2019年8月7日(水)~12月27日(金)
7)展覧会「1950年代日本のポスター」
会期:2019年10月2日(水)~11月25日(月)
8)展覧会「河井寛次郎と民藝運動」
会期:2019年10月16日(水)~2020年3月30日(月)
9)展覧会「雪・月・花」
会期:2019年11月22日(金)~2020年3月15日(日)
10)展覧会「島根の近代木彫」
会期:2019年11月21日(木)~2020年1月13日(月・祝)
11)展覧会「洋画に見る色と形」
会期:2020年1月2日(木)~4月6日(月)
12)展覧会「写実をめぐって」
会期:2020年1月2日(木)~4月6日(月)
公立美術館「島根県立美術館」のシンボルマークについて
公立美術館「島根県立美術館」のシンボルマークは、青い幾何図形で、田中 一光氏によって創作されました。
このマークは、水と穴路湖のイメージと、「島根(Shimane)」の「S」の形状と美術館の建物の形状が表現されています。
公立美術館「島根県立美術館」の館長について
現在の公立美術館「島根県立美術館」の館長は、「長谷川 三郎(はせがわ さぶろう)」さんです。
「長谷川 三郎」さんの経歴、および公立美術館「島根県立美術館」の何代目の館長であるかについては確認できませんでした。
公立美術館「島根県立美術館」のアクセス・開館時間・休館日について
公立美術館「島根県立美術館」は、島根県松江市にあり、最寄り駅は、JR松江駅です。
開館時間は、10月~2月は、10:00~18:30、3月~9月は、10:00~日没後30分です。
休館日は、毎週火曜日、年末年始(12月28日~1月1日)です。
詳細な情報については、公立美術館「島根県立美術館」のホームページなどをご確認ください。
▼参考URL:島根県立美術館|ご利用案内
(https://www.shimane-art-museum.jp/guide/)
公立美術館「島根県立美術館」の観覧料について
公立美術館「島根県立美術館」の観覧料は、企画展、コレクション展に分かれています。
企画展
企画展の観覧料は、普通観覧者は、一般は1,000円、大学生は600円、小中高生は300円で、団体観覧者は、一般800円、大学生は450円、小中高生は250円です。
コレクション展
コレクション展の観覧料は、普通観覧者は、一般は300円、大学生は200円、小中高生は無料で、団体観覧者は、一般は240円、大学生は160円です。
なお、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその付添の方は無料です。
また、企画展・コレクション展のセット料金や上記以外の減免もありますので、詳細な情報については、公立美術館「島根県立美術館」のホームページなどをご確認ください。
▼参考URL:島根県立美術館|ご利用案内
(https://www.shimane-art-museum.jp/guide/map.html)
公立美術館「島根県立美術館」の職員数について
公立美術館「島根県立美術館」の職員数については、確認できませんでした。
公立美術館「島根県立美術館」の採用情報について
現在は募集がなく、過去には平成28年度に島根県職員(学芸員)の募集がありました。
▼参考URL:島根県|平成28年度 島根県職員(学芸員)採用選考試験 受験案内
https://www.pref.shimane.lg.jp/admin/syokuin/saiyou/saiyou_info/mousikomisenntaku.data/28gakugeiin_annai.pdf
公立美術館「島根県立美術館」の財務状況について
平成25年度の公立美術館「島根県立美術館」の運営費は、4億7,899万9千円でした。
その主な内訳は、指定管理事業費、設備修繕費、管理運営費などです。
▼参考URL:島根県立美術館|島根県立美術館のあゆみ
(https://www.shimane-art-museum.jp/publication/ayumi_2009_2014.pdf)
まとめ
以上、公立美術館「島根県立美術館」の基本情報(沿革・施設・職員数など)でした。
公立美術館「島根県立美術館」は、「水と調和する美術館」を美術館のテーマとして水が描かれた作品を多数収蔵している公立の美術館です。
公立美術館「島根県立美術館」のウェブサイトのURL
https://www.shimane-art-museum.jp/
コメント