公立美術館シリーズ

公立美術館「佐川美術館」の基本情報 - 沿革・施設・職員数など(2019年9月情報)

「学芸員」を目指す方に知っておいてほしい「佐川美術館」の基本情報について解説します。

公立美術館「佐川美術館」は、滋賀県守山市にあり、1998年(平成10年)に開館された公立美術館です。


※本記事は、2019年9月調査の内容です(今後更新予定です)。

はじめに

今回ご紹介する公立美術館「佐川美術館」は、滋賀県守山市(JR守山駅近く)にあり、1998年(平成10年)に開館された公立美術館で、平山郁夫・佐藤忠良の作品を中心に収蔵しています。

今回は、公務員として働く「学芸員」向けに公立美術館「佐川美術館」に関する基本的な情報についてご紹介します。

公立美術館「佐川美術館」の沿革について

公立美術館「佐川美術館」の沿革についてご紹介します。

公立美術館「佐川美術館」は、1998年(平成10年)に佐川急便創立40周年を記念して開館されました。

2007年には、十五代樂吉左衛門の陶芸(樂焼)作品を展示する「樂吉左衞門館」が敷地内に新館として併設され、国宝の梵鐘が収蔵されています。

美術館の敷地は大部分が水庭(人工池)になっており、水の上に浮かぶように見える2棟の切妻屋根の展示館(竹中工務店設計・施工)は、そのデザインが高く評価されて数々の賞を受賞しています。

公立美術館「佐川美術館」の概要について

公立美術館「佐川美術館」は、公益財団法人佐川美術館が運営する公立の美術館です。

本館は、滋賀県守山市にあり、広さ8,372平方メートル、平山郁夫・佐藤忠良の作品を中心に収蔵しており、常勤役職員については確認できませんでした。

また、2012年度の年間来館者数は、12万7,497人です。

公立美術館「佐川美術館」の施設・展示について

公立美術館「佐川美術館」には、特別展示室、佐藤忠良館(佐藤忠良展示室)、平山郁夫館(平山郁夫展示室)、ヴィジュアルライブラリーなどがあります。


現在開催中および今後開催予定の展覧会は、下記の通りです。

1)展覧会「ZENGA 白隠と仙厓展」
会期:2019年10月1日(火)~2019年12月1日(日)

2)展覧会「さがわきっずみゅーじあむ展示イベント デザインあ展」
会期:2019年12月14日(土)~2020年2月11日(火)

3)展覧会「平山郁夫 世界各地の建築」
会期:2019年10月1日(火)~2019年12月1日(日)

4)展覧会「平山郁夫 ふるさとの風景」
会期:2019年12月14日(土)~2020年3月29日(日)

5)展覧会「佐藤忠良 彫刻家のスケッチブック」
会期:2019年7月10日(水)~2019年12月1日(日)

6)展覧会「佐藤忠良 こども女性像」
会期:2019年12月14日(土)~2020年3月29日(日)

7)展覧会「吉左衞門X 深見陶治×十五代吉左衞門・樂直入」
会期:2019年10月1日(火)~2020年3月29日(日)

公立美術館「佐川美術館」のシンボルマークについて

公立美術館「佐川美術館」のシンボルマークに関する情報については、確認できませんでした。

公立美術館「佐川美術館」の館長について

現在の公立美術館「佐川美術館」の館長は、「栗和田 榮一(くりわだ えいいち)」さんです。

「栗和田 榮一」さんの経歴は、30代まで日本国有鉄道新潟鉄道管理局貨物課に勤務していたが、実父である佐川の誘いにより、1977年東京佐川急便(現佐川急便)に入社しました。

その後、1986年(昭和61年)に大阪佐川急便社長に就任、1992年(平成4年)に佐川急便社長に就任、2000年に代表権を持つ社長と二人の副社長すべてが解任され、栗和田の社長の再任が可決され、佐川急便経営の主導権を確立しました。

2002年に佐川清の死去に伴い、後継を真鍋邦夫に譲り会長職に退き、2005年(平成17年)に真鍋氏の辞任を受けて会長在任のまま社長を兼務、2006年に持株会社であるSGホールディングスを設立して会長兼社長に就任し、現在は、公立美術館「佐川美術館」の館長に就任しています。

なお、「栗和田 榮一」さんが、公立美術館「佐川美術館」の何代目の館長であるかについては確認できませんでした。

公立美術館「佐川美術館」のアクセス・開館時間・休館日について

公立美術館「佐川美術館」は、滋賀県守山市にあり、最寄り駅は、JR守山駅です。
開館時間は、


休館日は、9時30分~17時です。

詳細な情報については、公立美術館「佐川美術館」のホームページなどをご確認ください。

▼参考URL:佐川美術館|ご利用案内
http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/use/

公立美術館「佐川美術館」の入館料について

通常展普通入館者は、一般は1,000円、高校生・大学生は600円、団体入館者は、一般は800円、高校生・大学生は400円です。

なお、65歳以上の方および18歳未満の方、障がい者の方と介護者1名は無料です。

詳細な情報については、公立美術館「佐川美術館」のホームページなどをご確認ください。

▼参考URL:佐川美術館|ご利用案内
http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/use/

公立美術館「佐川美術館」の職員数について

公立美術館「佐川美術館」の職員数については、確認できませんでした。

公立美術館「佐川美術館」の採用情報について

現在は募集がなく、過去には2018年度に公立美術館「佐川美術館」を運営する財団法人佐川美術館にて正社員(学芸員)の募集がありました。

公立美術館「佐川美術館」の財務状況について

平成30年度の公立美術館「佐川美術館」を運営する財団法人佐川美術館の運営費は、874億8,027万9,480円でした。

その主な内訳については、確認できませんでした。

▼参考URL:佐川美術館|貸借対照表
http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/pdf/30_report_eco.pdf

まとめ

以上、公立美術館「佐川美術館」の基本情報(沿革・施設・職員数など)でした。

公立美術館「佐川美術館」は、佐川急便が創立40周年を記念して開館され、平山郁夫と佐藤忠良の作品を中心に収蔵している公立の美術館です。

公立美術館「佐川美術館」のウェブサイトのURL

http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/

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本記事は、2021年11月3日時点調査または公開された情報です。
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