国土交通省所管の独立行政法人「土木研究所」に就職するには?

土木に関する研究や技術指導を業務とする「土木研究所」に就職するための方法について解説します。「土木研究所」は土木技術の向上を図ることで、社会資本の効率的な整備と北海道開発の推進を目的とする、国土交通省所管の独立行政法人で、独立行政法人の中でも国立研究開発法人という区分です。

そもそも、「土木研究所」って何?

「土木研究所」とは、大正10年に設置された独立行政法人土木研究所と、昭和12年に設置された独立行政法人北海道開発土木研究所が統合されて発足したものです。現在は「中期目標管理法人」「国立研究開発法人」「行政執行法人」の3分類に分けられている日本の独立行政法人のうち主に研究開発を行う法人に当てはまります。

この「土木研究所」では、土木技術に対する社会的要請や国民・国際的なニーズを的確に受け止め、優れた成果を出し社会へ貢献することを目標としています。

本拠点を茨城県つくば市に置いていますが、研究所が北海道の札幌市、旭川市、釧路市にあり、研究センターが新潟県、岐阜県に置かれています。また、土木研究所の職員の扱いは非公務員となりますが、勤務条件は国家公務員に準じています。

土木技術とは?

「土木技術」は、人類の技術の中でも最も古い歴史を持つと言われています。

人類が登場し生活していくにあたり、家を造るにしても歩くにしてもまずは土地を掘削し道を切り開く必要があったからであるとされています。農耕が始まり、そのための灌漑や排水のための施設、寺院などの宗教施設、さらに権力の象徴としてピラミッドや古墳など大規模な墳墓など、すべて土木技術が基盤となっています。

ということで、古代から技術の中心は土木技術であったといっても過言ではなく、技術の中の技術と揶揄されることもあるのだそうです。

「土木研究所」に就職するには?

「独立行政法人 土木研究所」に就職するには、採用試験に合格することが必要です。

平成29年度に募集している職員は以下になります。

<新規採用職員 一般職(研究職)>
応募資格:平成27、28、29年度国家公務員一般職試験(大卒程度試験【土木】【農学】【林学】【農業農村工学】)合格者
採用面接日時:日時:平成29年8月24・25日
面接会場:つくば中央研究所(茨城県)、寒地土木研究所(北海道)
採用予定数:若干名
勤務地:
・茨城県つくば市(つくば中央研究所、水災害リスクマネジメント国際センター、構造物メンテナンス研究センター、先端材料資源研究センター)
・新潟県妙高市(雪崩・地すべり研究センター)
・岐阜県各務原市(自然共生研究センター)
・北海道札幌市(寒地土木研究所)

勤務日及び勤務時間:月~金 8:30~17:15(フレックスタイム制度あり)
基本給:183,000円~(学歴や職歴により加算有り)
その他手当:地域手当、時間外勤務手当、扶養手当、通勤手当等を支給
賞与:年2回(6月、12月)
社会保険:国土交通省共済組合、雇用保険に加入
特別休暇:夏季休暇3日間の他、結婚、出産、忌引等の場合あり

<任期付研究員(スタッフ型)>
応募資格:博士の学位取得者、採用日までに博士の学位取得する見込みのある研究者又は修士の資格及び当該職務内容にかかる研究経験等のある研究者
応募締切:平成29年7月27日(木曜日)17時必着
選考方法:書類選考の後、採用面接試験
採用予定数:1名
勤務地:国立研究開発法人土木研究所 つくば中央研究所(茨城県つくば市)
勤務日及び勤務時間:月~金 8:30~17:15(フレックスタイム制度あり)
給与:当所規定による。(初任給は経験年数等による。)月額 380,480 円~454,720 円
その他手当:通勤手当、時間外勤務手当等を支給
賞与:年2回(6 月、12 月)
社会保険:国土交通省共済組合
特別休暇:夏季休暇 3 日間、他規程あり
宿舎:国家公務員宿舎は空きがある場合に限り、入居可能

<採用に関するHP>
http://www.pwri.go.jp/jpn/employ/saiyou/index.html

まとめ

土木研究所はこれまで、安全の確保だけでなく経済発展にも資する多くの土木構造物の設計・施工・維持管理の技術的な側面を支えてきた一面があります。近年頻発する巨大地震や自然災害、社会インフラの老朽化など多くの課題に直面し、研究開発の重要性はますます高まると考えられています。

土木技術の国際的な研究開発拠点として、国際貢献活動にも取り組んでいるとのことです。

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