公立美術館シリーズ

公立美術館「十和田市現代美術館」の基本情報 - 沿革・施設・職員数など(2019年9月情報)

「学芸員」を目指す方に知っておいてほしい「十和田市現代美術館」の基本情報について解説します。

公立美術館「十和田市現代美術館」は、青森県十和田市にあり、2008年(平成20年)に開館された公立美術館です。


※本記事は、2019年9月調査の内容です(今後更新予定です)。

はじめに

今回ご紹介する公立美術館「十和田市現代美術館」は、青森県十和田市(八戸駅近く)にあり、2008年(平成20年)に開館された公立美術館で、38点の恒久設置作品を展示しています。

今回は、公務員として働く「学芸員」向けに公立美術館「十和田市現代美術館」に関する基本的な情報についてご紹介します。

公立美術館「十和田市現代美術館」の沿革について

公立美術館「十和田市現代美術館」の沿革についてご紹介します。

公立美術館「十和田市現代美術館」は、2000年に当時の十和田市長によって、アートによるまちづくりが提唱され、2008年(平成20年)にアーツ・トワダの拠点施設として公立美術館「十和田市現代美術館」が開館されました。

その後、2012年に指定管理者制度が導入され、ナンジョウアンドアソシエイツグループが指定、管理・運営が開始され、2015年に指定管理の2期目が開始され、管理・運営が継続されています。

公立美術館「十和田市現代美術館」の概要について

公立美術館「十和田市現代美術館」は、十和田市が運営する公立の美術館です。

青森県十和田市にあり、広さ2,078.38平方メートル、38点の恒久設置作品を展示しており、職員数が平成29年度現在で23名です。

また、平成29年度の来館者数は、15万人です。

▼参考URL:
http://www.city.towada.lg.jp/docs/2018111400013/files/H29-21.pdf
https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/sl_info/working_papers/pdf/report20190401.pdf

公立美術館「十和田市現代美術館」の施設・展示について

公立美術館「十和田市現代美術館」には、38点の恒久作品がひとつの作品に対し、ひとつの展示室に展示されています。


このほかに、公立美術館「十和田市現代美術館」では企画展が開催されています。

現在開催中および今後開催予定の企画展は、下記の通りです。

1)展覧会「AKI INOMATA:Significant Otherness 生きものと私が出会うとき」
会期:2019年9月14日(土)~2020年1月13日(月)

2)展覧会「冬眠映像祭Vol.1 かいふくのいずみーインディペンデント・アニメーション、最前線!」
会期:2020年1月25日(土)~4月5日(日)

公立美術館「十和田市現代美術館」のシンボルマークについて

公立美術館「十和田市現代美術館」のシンボルマークは、デザイナーの「東泉 一郎」さんによって創作されました。

このマークは、「+」とインフィニティを組み合わせて、「つながり」と「回遊性」に加えて十和田の「十」と「環」がイメージされています。

公立美術館「十和田市現代美術館」の館長について

現在の公立美術館「十和田市現代美術館」の館長は、「小池 一子(こいけ かずこ)」さんです。

「小池 一子」さんの経歴は、早稲田大学文学部を卒業、アドセンター・堀内誠一の下で編集、広告の企画、執筆を始め、1961年(昭和36年)にフリーランスとなり、コピーライティング、編集企画などをアートディレクター「田中 一光」さんと共に手がけました。

その後、1976年に編集・デザイン・美術展企画を行う「株式会社キチン」を創設、1980年に「堤 清二」社長の許で無印良品立ち上げに田中一光と共に参画し、1983年に「食糧ビル」内に自主運営のアートスペースを創設しました。

1988年(昭和63年)に武蔵野美術大学教授に就任し、2016年(平成28年)に公立美術館「十和田市現代美術館」の館長に就任しました。

なお、「小池 一子」さんが、公立美術館「十和田市現代美術館」の何代目の館長であるかについては確認できませんでした。

公立美術館「十和田市現代美術館」のアクセス・開館時間・休館日について

公立美術館「十和田市現代美術館」は、北海道十和田市にあり、最寄り駅は、八戸駅です。

開館時間は、9:00~17:00です。

休館日は、月曜日(祝休日の場合は翌日)、年末年始です。

詳細な情報については、公立美術館「十和田市現代美術館」のホームページなどをご確認ください。


▼参考URL:http://towadaartcenter.com/visit/

公立美術館「十和田市現代美術館」の観覧料について

公立美術館「十和田市現代美術館」の観覧料は、企画展のある時とない時にわかれています。

企画展のある時は、普通観覧者は、大人は1,200円で、団体観覧者は、大人は1,100円です。

なお、65歳以上の方および18歳未満の方、障がい者の方と介護者1名は無料です。

詳細な情報については、公立美術館「十和田市現代美術館」のホームページなどをご確認ください。

▼参考URL:http://towadaartcenter.com/visit/overview/

公立美術館「十和田市現代美術館」の職員数について

平成29年度の公立美術館「十和田市現代美術館」の職員数は、23名です。

▼参考URL:http://www.city.towada.lg.jp/docs/2018111400013/files/H29-21.pdf

公立美術館「十和田市現代美術館」の採用情報について

現在は募集がなく、過去には2016年度の正職員(学芸員)の募集がありました。

▼参考URL:https://www.museum.or.jp/modules/gakugeiin/index.php?controller=dtl&ctg=2&theme=2&id=1961

公立美術館「十和田市現代美術館」の財務状況について

公立美術館「十和田市現代美術館」の運営費については、確認できませんでした。

まとめ

いかがでしたか?

公立美術館「十和田市現代美術館」は、国内外の現代美術の分野で活躍するアーティストの大形インスタレーション作品を主に収蔵し、敷地内のさまざまな場所に展示している公立の美術館です。

公立美術館「十和田市現代美術館」のウェブサイトのURL

http://towadaartcenter.com/

そのほかの「公立美術館」の基本情報はこちらです。

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本記事は、2020年5月24日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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