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「神奈川県」にある「私立高校の先生(数学科)」の仕事内容・給料レポート

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目次

はじめに

「神奈川県」にある「私立高校の先生(数学科)」(女性)によるキャリアレポートです。

レポート者のプロフィール

公務員としての職業・勤務先:高校の先生(数学科) / 神奈川県にある私立高校
性別:女性
雇用体系:非常勤
所有資格:中学校教諭一種免許、高等学校教諭一種免許

「高校の先生(数学科)」を目指した理由

学科の内容が好きだったことと、元々教えることも好きだったのでこの職業を目指しました。あとは自分の学生時代が楽しかったので、学校で働きたいと思いました。

「高校の先生(数学科)」の仕事内容について

私立高校の非常勤講師で、授業で教えることがメインの仕事でした。授業の時間以外にも提出物のチェックや生徒からの質問の対応などをします。

授業以外では書類を書く仕事が多かったです。月ごとの授業の予定や進捗状況の報告などを毎月提出しないといけなかったので、他の職員の方を相談しながら記入して提出していました。

あとは定期テストの期間には、試験監督の業務も行います。試験監督中はずっと監視していないといけないので、意外と神経を使う業務でした。定期テストが終了すると採点の業務があり、こちらは短い期間で大量に採点をしないといけないので大変でした。

文化祭や体育祭の時期には簡単な雑用のお手伝いをします。また年度末には次年度に入学してくる生徒の入学試験があり、そちらの試験監督や採点業務も行います。入試は普段の定期テストよりも厳密に採点しないといけないので、神経を使います。 生活指導はしなくてもよかったので、その点は精神的に楽でした。

「高校の先生(数学科)」の1日の仕事の流れ

7時:自宅を出て、電車とバスを乗り継いで通勤する。
7時50分:職場に到着。他に職員がいなかったら、給湯室からお湯を汲んでくる。
8時15分:職員会議
8時30分:職員会議終了。同じ教科の職員との相談があれば済ませる。
8時50分:午前の授業開始
12時20分:お昼休憩(60分)。昼食を済ませる。他の職員との相談や、生徒からの質問が来たらお昼休憩の間に済ませる。
13時:プリントなどを印刷室で印刷する。
13時20分:午後の授業開始
15時30分:午後の授業終了
15時40分:生徒からの質問が来たら対応する。その他、書類などのチェックやプリントの採点などを済ませる。
16時30分:退勤。書類のチェックが残っていたら、残業をする。

「高校の先生(数学科)」の給料・残業・有給休暇について

月給18万円・ボーナスなし、年収200万円くらいでした。

強制的な残業はありませんが、書類のチェックなどで自主的に残業をすることはありました。残業代は出ませんが、夏休みや冬休みの期間は授業がなくても給料は保証されていました。

この仕事で、働いているときに困ったこと

非常勤講師は1年ごとの契約更新なので、年度末が近くなると次の年度も契約を更新してもらえるかどうか分かるまで、不安な気持ちで過ごしていました。


また体調が少し悪いくらいでは休みを取りづらく、体調管理が大変でした。もう少し休みやすい職場環境だと助かるのに、と思いながら働いていました。

授業の時間はきっちり決まっているので、いつも時間を気にする生活になってしまうのも困りました。 あとはたまに生徒同士でもめ事が起こることもあり、そちらへの対応をする場合は精神的なストレスが増えて困りました。

この仕事や職場でよかったこと

夏休みや冬休みなど生徒が長期休暇の期間は授業がありませんが、その期間の分も給料は保証されていたので助かりました。

また非常勤講師なので授業がない曜日もありましたが、その曜日は休めるのが良かったです。 授業が遅く始まる日は遅く出勤してもよく、授業が早く終わる日は早く退勤しても良いところも楽で良かったです。

あとは時給が他の職種よりも高額だったところも助かりました。 主に生徒を相手にする仕事なので、大人同士のしがらみが少なかったのも良かったです。

「高校の先生(数学科)」の仕事エピソード

この仕事で感動したことは、やはり生徒の成長を見れるところです。入学したての頃は問題を起こすような生徒でも、卒業することにはとても落ち着いて大人らしくなる生徒が多く、成長を実感しました。卒業後に学校を訪ねてきてくれる生徒も多く、社会人になってから訪ねてきてくれた生徒と話すととても立派になっており、感動します。自分も負けていられないなと思う瞬間です。

大変だったことは自分が体調を崩してしまうと代わりがいないため、なかなか休めなかったことです。授業の進捗に遅れが出てしまうと他の先生に迷惑をかけてしまうので、休みづらかったのが大変でした。

「高校の先生(数学科)」の職場恋愛について

職場での結婚の多さは普通だと思います。先生同士で結婚するだけでなく、先生と事務職員の方で結婚されたケースもありました。また職員同士で結婚する方々もいましたが、別の職業の方と結婚する方もいました。

職場結婚以外では、学生時代からの知り合いと結婚する方がとても多かったです。あとは部活の遠征で他の学校の職員の方と知り合う機会もあり、そういった方と結婚なさる方もいました。また職業的に独身で通す方々も多くいました。

まとめ – 「高校の先生」を目指す方へメッセージ

とても多くの人と接することができる仕事なので、自分も成長できるところが良いと思います。

本記事は、2022年9月11日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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