中核市シリーズ第42回「和歌山市」について

地方自治体特集「中核市」シリーズ、第42回は「和歌山市」です。

和歌山県にある「和歌山市」の人口は2020年6月1日時点で約35万5千人と、群馬県高崎市に次いで国内51番目です。そんな「和歌山市」とはどんな都市なのか解説します。

「和歌山市」について

「和歌山市」は、和歌山県の北部に位置する市で、紀の川の河口に位置しており、中心市街地は左岸に形成されています。

中世には海南市の一部とともに「雑賀の里」と称され、江戸時代には御三家の一つ「紀州徳川家」の治める紀州藩の城下町として栄え、「若山」とも表記されていました。

この「和歌山市」の中心市街地には、城下町の名残を留めている小さい町が点在しており、町の名前には「○○丁」や「○○町」とが混在してます。

「和歌山市」の商業は、かつては県内全域および大阪府の南部までを商圏として、発展してきましたが、その後は商圏の縮小が続き、商業が抱えるさまざまな問題の分析と課題を整理しました。

具体的には、和歌山市中央商店街(6商店街)を中心に「まちづくり協議会」を組織し、2000年(平成12年)3月に「中小小売商業高度化事業構想(TMO構想)」を策定、まちづくり会社「株式会社ぶらくり」を設立しました。

これによって市民・商業者・行政との合意調整を図り、企画づくりや商業地の魅力向上をめざす地元の体制が整えましたが、中心市街地区域内への集客力は大きく低下しています。

今後は、社会経済情勢等に対応するとともに、個々の個性ある店舗が自立しながら全体集客の一部を担う「魅力ある個店の集合体としての商店街」への移行動向等を注視し、その振興を目指しています。

「和歌山市」の気候は、温暖で雨量も少なく、四季を通じて温暖な気候に恵まれた瀬戸内海式気候で、年間を通じて天気や湿度が安定していることが特徴です。

>和歌山市のホームページ
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/

「和歌山市」の成り立ち

「和歌山市」の成り立ちは、1909年(明治42年)の市章制定までさかのぼります。

その後、1945年(昭和20年)7月9日に和歌山大空襲があり、旧国宝和歌山城天守が焼失、1958年に和歌山城天守が再建されました。

1965年9月14日に台風24号に刺激を受けた秋雨前線による集中豪雨があり、14日の時点で加太・和歌浦地区などで413戸以上が床上浸水、1820戸以上が床下浸水となりました。

その後、1966年11月3日に市民憲章が制定、1997年(平成9年)4月1日に中核市に指定されました。

2007年には、内閣総理大臣によって「和歌山市中心市街地活性化基本計画」が認定されました。

和歌山市長「尾花 正啓」(おばな まさひろ)さんはどんな人?

2014年8月から和歌山市長を務める「尾花 正啓」さんは、1953年(昭和28年)4月に和歌山県海草郡美里町(現、紀美野町)に生まれ、1980年に東京大学工学部を卒業後、和歌山県職員として勤務し、2004年(平成16年)に県土整備部県土整備政策局技術調査課長に就任しました。

その後、2006年に県土整備部道路局道路政策課長に就任、2008年に県土整備部道路局長に就任、2011年に県土整備部技監に就任、2012年に県土整備部長に就任、2013年に和歌山県を退職した後、2014年(平成26年)に第15代和歌山市長に就任しました。

趣味は、「ウォーキングと本気の家庭菜園」だそうです。

>和歌山市長公式ホームページ
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/1009555/

「和歌山市」の行政プラン

「和歌山市」では、第3次和歌山市協働推進計画として「「誰もが安心して住み続けられる持続可能なまち」の実現に向けて~計画策定(第3次計画)の背景とその必要性~」をテーマとし、「つながり力で共に育ちあう わかやま」の基本理念の下、「『協働』の意欲のもとに市民と行政がともに提案・実践しあえるまちづくり」との目標を掲げました。

そんな「和歌山市」は、この目標によって、下記の2つの重点的な取り組みを行っています。

1)協働の担い手作り
2)協働できる環境づくり

協働の担い手作り

「和歌山市」は、「協働の担い手作り」を柱として、人材育成に関し、主に下記の4つの取り組みを重点的に行っています。

1)職員に対する市民公益活動・「協働」に関する研修
2)協働アドバイザーの育成・配置
3)協働推進職員制度の実施
4)市民公益活動団体向けサポート講座の開催

協働できる環境づくり

「和歌山市」は、「協働できる環境づくり」を柱として、「『協働』を生み出すサポート体制を充実させることおよび情報配信・普及啓発すること」を目的として、主に下記の2つの取り組みを重点的に行っています。

1)「協働」を生み出すサポート体制の充実
・協働課題検討会の開催
・協働事業を実施した市民公益活動団体及び行政の相互評価の実施
・中間支援組織との連携強化
・「協働」に関する支援窓口の充実
・和歌山市協働推進委員会の設置

2)情報発信・普及啓発
・情報の発信
・市民公益活動及び「協働」に関するリーフレットの提供
・協働ガイドブック(Q&A含む。)の活用

▼参考URL:和歌山市|つながり力で共に育ちあう わかやまプラン

まとめ

以上、地方自治体特集「中核市」シリーズ、第42回は和歌山県の「和歌山市」についてご紹介させていただきました。

本シリーズの他の都市は下記よりご覧いただけます。

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本記事は、2020年11月23日時点調査または公開された情報です。
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