公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」の基本情報(沿革・施設・職員数など)

「学芸員」を目指す方に知っておいてほしい「兵庫県立人と自然の博物館」の基本情報について解説します。

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」は、兵庫県三田市にあり、1992年(平成4年)に開館された公立博物館です。


はじめに

今回ご紹介する公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」は、兵庫県三田市(三宮駅近く)にあり、1992年(平成4年)に開館された公立博物館で、収蔵作品数は、約160万点と公表されています。

今回は、公務員として働く「学芸員」向けに公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」に関する基本的な情報についてご紹介します。

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」の沿革について

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」の沿革についてご紹介します。

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」は、1969年(昭和44年)に「県立自然科学博物館設置について」県議会に請願して採択され、1973年に兵庫県自然保護協会から環境保全・自然保護活動の分野の博物館設置についての要望書が提出されました。

その後、1976年にIFHP兵庫国際会議が開催され、人間居住環境研究センターを設置する必要性が認められ、1986年(昭和61年)に兵庫県立自然系博物館建設基本構想(報告)が策定されました。

1988年に三田市のホロンピア館を活用・建設することが決定、1989年(平成元年)に兵庫県教育委員会社会教育・文化財課に自然系博物館(仮称)設立準備室が設立されました。

1992年(平成4年)に本館(ホロンピア館)の模様替え工事が完了し、公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」に開館されました。

1997年(平成9年)にマレーシア国立サバ大学と国際学術交流協定が締結、文部省の科学研究費補助金取扱規定による研究機関に指定、1998年に日本育英会施行令による日本育英会の第一種学資金の返還を免除される職を置く研究所に指定された。

1999年にNPO法人「人と自然の会」(博物館ボランティア)との協力協定が締結、
2002年に10周年記念式典が開催、2004年に博物館に設立する研究所が兵庫県立大学自然・環境科学研究所に改称されました。

2006年に猪名川町と協力協定が締結、2007年に「新たな兵庫県立人と自然の博物館」の基本構想が策定、2008年に「新たな兵庫県立人と自然の博物館」基本計画が策定され、「ひとはく恐竜ラボ」がオープンされました。

2009年に加東市との協力協定、佐用町昆虫館との連携協定が締結、2010年に篠山層群における恐竜・哺乳類化石等に関する基本協定が締結、2012年に20周年記念式典が開催、2013年(平成25年)に「ひとはく将来ビジョン」が策定されました。


公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」の概要について

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」は、兵庫県が運営する公立の博物館です。

兵庫県三田市にあり、愛称は「ひとはく」で、広さ18,691平方メートル、収蔵資料は約160万点で、2019年度の役職員数は7名です。

また、平成29年度の来館者数は、97万6千人です。

▼参考URL:兵庫県立人と自然の博物館|職員と組織
https://www.hitohaku.jp/infomation/about/organization2.html

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」の施設・展示について

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」の施設は、常設展示室、企画展示室、アースシアター、化石工房などがあります。

常設展

常設展は、3階から1階までのフロアにあり、人と自然にかかわりながら変動する地球の姿とそこで展開される生命の営みがフロアごとに紹介されています。

1)ナチュラリストの幻郷(3階)
2)兵庫の自然誌(3階)
3)人と自然(3階)
4)丹波の恐竜化石(3階)
5)ひとはく多様性フロア~魅せる収蔵庫トライアル~(2階)
6)化石工房(2階)
7)水生生物の世界(2階)
8)地球、生命と大地(1階)
9)共生の森(1階)

企画展

現在開催中および今後開催予定の企画展は、下記の通りです。

1)展覧会「ひょうごのレッドリスト展~ほ乳類・は虫類・両生類・魚類~」
会期:2019年10月12日(土)~2020年1月5日(日)
会場:2階企画展示室

2)展覧会「表穂のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」
会期:2010年5月~12月の毎月1回
会場:4階ひとはくサロン等

3)展覧会「『化石の日』制定1周年記念展示『アワジの名がついたエビ類化石』」
会期:2019年11月2日(土)から2020年1月5日(日)
会場:3階展示室「丹波の恐竜化石」

4)展覧会「大雨にそなえよう!総合治水ミニ企画展『知ろう!学ぼう!総合治水展』」
会期:2019年11月2日(土)~12月15日(日)
会場:4階ひとはくサロン

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」の研究について

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」では、2018年(平成30年)に下記の研究が行われました。

1)「宇和海沿岸の段畑に維持されてきた外来イネ科草本ベチベルソウの生態および農業上の特性に関する予備評価(英文)」徳岡 良則・加茂 綱嗣・木村 健一郎・橋越 清一・岡 三徳

2)「関東と近畿に生育する,オオタチヤナギ群とジャヤナギ群における識別点の再検討」山口 純一


3)「紀伊半島西部由良町白崎石灰岩のペルム紀中期フズリナ類(英文)」小林 文夫

4)「市民研究者が寄与する博物館研究紀要の持つ意味」三谷 雅純

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」のキャッチコピー・シンボルマークについて

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」のシンボルマークに関する情報については確認できませんでしたが、ホームページ上では2色の図形と「人と自然」の部分がデザイン化されたロゴマークが使用されています。

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」の館長について

現在の公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」の館長は、「中瀬 勲(なかせ いさお)」さんです。

「中瀬 勲」さんの経歴は、1970年(昭和45年)に大阪府立大学農学部農業工学科を卒業、1972年に大学院農学研究科修士課程を修了(緑地計画工学)、大阪府立大学助手就任しました。

1976年にカリフォルニア大学客員研究員に就任、1980年に大阪府立大学講師に就任、1986年に同大学助教授に就任、1990年(平成2年)に兵庫県教育委員会事務局社会教育・文化財課主任指導主事および県立自然系博物館設立準備室主任に就任しました。

1992年(平成4年)に兵庫県立姫路工業大学自然・環境科学研究所の教授に就任、公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」の環境計画研究部長に就任した後、2013年(平成25年)に館長に就任しました。

なお、「中瀬勲」さんが、公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」の何代目の館長であるかについては確認できませんでした。

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」のアクセス・開館時間・休館日について

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」は、兵庫県三田市にあり、最寄り駅は、三宮駅です。

開館時間は、10時~17時です。

休館日は、月曜日(祝休日の場合はその翌日)、年末年始(12月28日~1月2日)、冬期メンテナンス休館(2020年は1月6日~2月7日)です。

詳細な情報については、公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」のホームページなどをご確認ください。

▼参考URL:兵庫県立人と自然の博物館|利用案内
https://www.hitohaku.jp/infomation/guide.html

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」の観覧料について

普通観覧者は、大人は200円、大学生は150円、70歳以上は100円、団体観覧者は、大人は150円、大学生は100円、70歳以上は50円です。

障がい者の普通観覧者は、大人は50円、大学生は30円、団体観覧者は、大人は30人、大学生は20円です。

なお、高校生以下および障がい者1名につき介護者1名は無料です。

詳細な情報については、公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」のホームページなどをご確認ください。

▼参考URL:兵庫県立人と自然の博物館|利用案内
https://www.hitohaku.jp/infomation/guide.html

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」の職員数

2019年度の公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」の職員数は、53名です。


▼参考URL:兵庫県立人と自然の博物館|組織と職員構成
https://www.hitohaku.jp/infomation/about/list.html

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」の採用人数

現在は募集が締め切られましたが、2019年に兵庫県職員(学芸員)の募集がありました。

▼参考URL:兵庫県|専門職(正規職員)などの採用選考試験案内【受付は終了しました】
https://web.pref.hyogo.lg.jp/ji01/pc01_000000074.html

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」の財務状況について

2007年(平成19年)度の公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」の運営費は、4億4,655万1,000円でした。

その主な内訳については、確認できませんでした。

まとめ

以上、公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」の基本情報(沿革・施設・職員数など)でした。

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」は、フラワータウンに設置され、ティタノサウルス類(竜脚類)とみられる化石(丹波竜)の調査・発掘にも携わっている日本最大クラスの公立の博物館です。

公立博物館「兵庫県立人と自然の博物館」のウェブサイトのURL

https://www.hitohaku.jp/

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本記事は、2022年5月11日時点調査または公開された情報です。
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