※本記事は、2019年9月調査の内容です(今後更新予定です)。
はじめに
今回ご紹介する公立博物館「下関市立歴史博物館」は、山口県下関市長府川端2丁目(JR長府駅近く)にあり、2016年に開館された公立博物館で、収蔵作品数は、約23,482点と公表されています。
今回は、公務員として働く「学芸員」向けに公立博物館「下関市立歴史博物館」に関する基本的な情報についてご紹介します。
公立博物館「下関市立歴史博物館」の沿革について
公立博物館「下関市立歴史博物館」の沿革についてご紹介します。
公立博物館「下関市立歴史博物館」は、1933年(昭和8年)10月に長府藩報國隊士であった「桂弥一」によって「長府尊攘堂」が設立され、第二次世界大戦後「財団法人長府博物館」と改称されましした。
その後、1980年に下関市に移管され、「下関市立歴史博物館」と改称され、1999年(平成11年)に「博下関市立長府物館」本館が国の登録有形文化財となり、2016年に長府川端2丁目に移設され、「下関市立歴史博物館」として新装開館されました。
公立博物館「下関市立歴史博物館」の概要について
公立博物館「下関市立歴史博物館」は、下関市教育委員会が運営する公立の博物館です。
山口県下関市にあり、「長府尊攘堂」「財団法人長府博物館」を前身とし、広さ新館は5,483.55平方メートル、旧長府博物館は4,671.41平方メートル、収蔵資料は約23,482点で、常勤役職員が平成29年度現在で7名です。
また、平成29年度の来館者数は、34,151人です。
公立博物館「下関市立歴史博物館」の施設・展示について
公立博物館「下関市立歴史博物館」の施設は、常設展示室・企画展示室があります。
なお、現在開催中の展覧会については、公式ホームページをご確認ください。
公立博物館「下関市立歴史博物館」の研究について
公立博物館「下関市立歴史博物館」では、平成28年から下記の2つのテーマで研究が行われ、2020年に「研究紀要」が発行されました。
1)「『天和家状』について」岡松 仁
2)「櫻山招魂場の成立とその変遷」松田 和也/小林 善也
公立博物館「下関市立歴史博物館」のシンボルマークについて
公立博物館「下関市立歴史博物館」のシンボルマークについては、確認できませんでした。
公立博物館「下関市立歴史博物館」の館長について
現在の公立博物館「下関市立歴史博物館」の館長は、「町田 一仁(まちだ かずと)」さんです。
「町田 一仁」さんの経歴および公立博物館「下関市立歴史博物館」の何代目の館長であるかについては、確認できませんでした。
公立博物館「下関市立歴史博物館」のアクセス・開館時間・休館日について
公立博物館「下関市立歴史博物館」は、山口県下関市あり、最寄り駅は、JR長府駅です。
開館時間は、9:30~17:00です。
休館日は、祝日を除く月曜日、祝日の翌平日、年末年始(12月28日~1月4日)です。
詳細な情報については、公立博物館「下関市立歴史博物館」のホームページなどをご確認ください。
公立博物館「下関市立歴史博物館」の観覧料について
通常展示普通観覧者は、一般は210円、大学生は100円、一般は160円、大学生は80円で、市内・北九州市の65歳以上の観覧料は、100円です。
企画展示観覧者は、一般は210円、大学生は100円、一般は160円、大学生は80円で、市内・北九州市の65歳以上の観覧料は、100円です。
詳細な情報については、公立博物館「下関市立歴史博物館」のホームページなどをご確認ください。
公立博物館「下関市立歴史博物館」の職員数
公立博物館「下関市立歴史博物館」の職員数は、平成29年3月31日現在で、15名です。
公立博物館「下関市立歴史博物館」の採用人数
現在は募集がなく、過去の情報もみつかりませんでした。
公立博物館「下関市立歴史博物館」の財務状況について
平成26年度の、公立博物館「下関市立歴史博物館」の運営費は、274万6千円でした。
その主な内訳は、施設使用料・負担金、貸付料・目的使用料、その他収入です。
▼参考URL:http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/gyokaku/fmmanage/H26karte/03-031.pdf
まとめ
以上、公立博物館「下関市立歴史博物館」の基本情報(沿革・施設・職員数など)でした。
公立博物館「下関市立歴史博物館」は、「長府尊攘堂」「財団法人長府博物館」を前身とし、高杉晋作や坂本龍馬、久坂玄瑞、山県有朋などの書状・愛用品などを収蔵する公立の博物館です。
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