※本記事は、2019年9月調査の内容です(今後更新予定です)。
はじめに
今回ご紹介する公立博物館「下関市立考古博物館」は、山口県下関市大字綾羅木字岡454番地(JR梶栗郷台地(かじくりごうだいち)駅近く)にあり、1995年(平成7年)に開館された公立博物館で、下関市域を中心とした弥生時代・古墳時代の考古資料が収蔵されています。
今回は、公務員として働く「学芸員」向けに公立博物館「下関市立考古博物館」に関する基本的な情報についてご紹介します。
公立博物館「下関市立考古博物館」の沿革について
公立博物館「下関市立考古博物館」の沿革についてご紹介します。
公立博物館「下関市立考古博物館」は、国の史跡「綾羅木郷遺跡」(あやらぎごういせき)に隣接して1995年(平成7年)日に開館されました。
屋外の遺跡公園は「史跡の道」ルート上に位置しており、古墳や竪穴住居も復元され、市民の憩いの広場として親しまれています。
また、館内には下関市域を中心とした弥生時代・古墳時代の考古資料を展示され、毎年、研究の成果として企画展が開催され、市民が参加する体験学習や教養講座の開催など、教育普及活動も積極的に取り組まれています。
公立博物館「下関市立考古博物館」の概要について
公立博物館「下関市立考古博物館」は、下関市が運営する公立の博物館です。
山口県下関市にあり、広さ2,940.66平方メートル、下関市域を中心とした弥生時代・古墳時代の考古資料が収蔵され、常勤役職員が平成31年3月31日現在8名です。
また、平成26年度の来館者数は、22,164人です。
公立博物館「下関市立考古博物館」の施設・展示について
公立博物館「下関市立考古博物館」の施設は、常設展示室・特別企画展示室があります。
なお、現在開催中の展覧会については、公式ホームページをご確認ください。
公立博物館「下関市立考古博物館」の研究について
公立博物館「下関市立考古博物館」では、2018年に下記の4つの研究が行われました。
1)「下関市の恐竜卵化石~日本と世界における重要性~」今井 拓哉
2)「綾羅木郷遺跡の居住城について」奥野 正人
3)「史料からみた下関市域の塩浜ー中世長門国正吉郷を中心に」安田 豊
4)「山口県下関市武久川下流域条里遺跡の変形構造をなす堆積層の検討」村田 泰輔
公立博物館「下関市立考古博物館」のシンボルマークについて
公立博物館「下関市立考古博物館」のシンボルマークについては、確認できませんでした。
公立博物館「下関市立考古博物館」の館長について
現在の公立博物館「下関市立考古博物館」の館長は、「沖中 真志」さんです。
「沖中 真志」さんの経歴および、公立博物館「下関市立考古博物館」の何代目の館長であるかについては確認できませんでした。
公立博物館「下関市立考古博物館」のアクセス・開館時間・休館日について
公立博物館「下関市立考古博物館」は、山口県下関市にあり、最寄り駅は、栃栗郷台地駅です。
開館時間は、9時30分から17時です。
休館日は、毎週月曜日、12月28日~17時です。
詳細な情報については、公立博物館「下関市立考古博物館」のホームページなどをご確認ください。
公立博物館「下関市立考古博物館」の観覧料について
公立博物館「下関市立考古博物館」の観覧料は、常設展・企画展ともに無料です。
ただし、特別展は、別途展覧会ごとに観覧料が定められます。
詳細な情報については、公立博物館「下関市立考古博物館」のホームページなどをご確認ください。
公立博物館「下関市立考古博物館」の職員数
公立博物館「下関市立考古博物館」の職員数は、平成31年3月31日現在で13名です。
公立博物館「下関市立考古博物館」の採用人数
現在は募集がなく、過去には2019年に非常勤職員(学芸員)の募集がありました。
公立博物館「下関市立考古博物館」の財務状況について
平成26年度の、公立博物館「下関市立考古博物館」の運営費は、114万1,000円でした。
その主な内訳は、貸付料・目的外使用料、その他収入です。
▼参考URL:http://www.koukohaku.shimonoseki.yamaguchi.jp/nenpou24.pdf
まとめ
以上、公立博物館「下関市立考古博物館」の基本情報(沿革・施設・職員数など)でした。
公立博物館「下関市立考古博物館」は、下関市域を中心とした弥生時代・古墳時代の考古資料を収蔵する公立の博物館です。
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