内閣府所管の独立行政法人「日本医療研究開発機構」に就職するには?

「日本医療研究開発機構」は、医療分野の研究開発における基礎から実用化までの一貫した研究開発の推進・成果の円滑な実用化、及び医療分野の研究開発のための環境の整備を総合的に行うことを目的とした組織です。

ここでは、「日本医療研究開発機構」に就職するための方法について解説します。

はじめに-「日本医療研究開発機構」とは?

「日本医療研究開発機構」は、国が定めた「医療分野研究開発推進計画」に基づいて、医薬品の研究・創出、再生医療、がん治療など、大きく9つのプロジェクトを中心とする、研究や開発を行っています。

また、大学や研究機関などで行われている医療分野の研究を支援し、環境整備を推進しています。

これまで進んでいなかった「産学」などの各機関との連携や、治験・創薬などの実用化にも力を入れ、世界最高水準の医療・サービスの実現、そして健康長寿社会の形成を目指しています。

「日本医療研究開発機構」のプロフィール

設立:2015年4月1日
予算:1,267億円(2019年度)
組織:内閣府所管
所在地:東京都千代田区大手町一丁目7番1号
公式ホームページ:https://www.amed.go.jp/

「日本医療研究開発機構」の事業内容

「日本医療研究開発機構」の事業内容を10のポイントに分けて、ご紹介します。

ポイント1:医療品創出業務

1つ目は、「医療品創出」に関する業務です。

この業務は、大学や産業界と連携しながら、新薬の創出や革新的な医療品、希少な疾病に関する治療薬の研究開発などを全て日本で行えるよう支援する業務です。

ポイント2:医療機器開発業務

2つ目は、「医療品開発」に関する業務です。

この業務は、日本の高い技術力を活かし、全てを日本で行えるよう医療機器に関する技術シーズの創出や技術の実用化につなげるための研究・開発を行う業務です。

ポイント3:革新的医療技術の創出業務

3つ目は、「革新的医療技術の創出」業務です。

この業務は、基礎研究の段階から実用化に至るまでシームレスに実施できる拠点として強化・充実を図り、革新的な医療技術の実用化を促進する業務です。

ポイント4:再生医療実現業務

4つ目は、「再生医療実現」に関する業務です。

この業務は、iPS細胞などを用いた再生医療が迅速に実現できるよう支援し、iPS細胞などを用いた創薬などの研究を支援する業務です。

ポイント5:疾病克服に向けたゲノム医療実現業務

5つ目は、「疾病克服に向けたゲノム医療実現」に関する業務です。

この業務は、バイオバンクを構築したり、ゲノム解析情報などのデータを解析し、疾患に関連する遺伝子の同定などを促進し、ゲノム医療の実現に向けた臨床研究を行う業務です。

ポイント6:ジャパン・キャンサーリサーチ業務

6つ目は、「ジャパン・キャンサーリサーチ」業務です。

この業務は、厳選した有望な基礎的研究の成果を実用化に向けて研究を推進するとともに、臨床研究や治験などで得られたデータを基礎研究に還元し、速やかな「がん医療」の実用化を行う業務です。

ポイント7:脳とこころの健康大国実現業務

7つ目は、「脳とこころの健康大国実現」に関する業務です。

この業務は、認知症や精神疾患などの病症を克服し、脳とこころのいずれにおいても健康な日本の実現を目指して様々な取組を行う業務です。

ポイント8:新興・再興感染症制御業務

8つ目は、「新興・再興感染症制御」に関する業務です。

この業務は、国内外の様々な感染症の病原体に関する研究を行い、病原体の全ゲノム情報などを集積して介石し、薬剤のターゲットとなる部位の特定につなげる業務です。

ポイント9:難病克服業務

9つ目は、「難病克服」に関する業務です。

この業務は、希少な疾病や難病を克服するため、病態の会名や画期的な診断法・治療法・予防法の開発を目的とした研究・開発を推進する業務です。

ポイント10:健康・医療戦略の推進に必要な研究開発業務

10つ目は、「健康・医療戦略の推進に必要な研究開発」業務です。

この業務は、医療現場や社会のニーズを踏まえ、疾患に対する病態の解明や、新たな予防・診断・治療・保健指導の人法の開発、標準化などの研究を行い、実用化するための取組み推進する業務です。

現在、問題となっている生活習慣病や、小児・障害者・女性等に特有の課題、エイズや肝炎、統合医療など、幅広く研究が行われています。

なお、この業務は、革新的な医薬品や医療機器および医療技術の創出を目的に先端研究開発を推進し、有望な成果に関する研究を加速・進化させる業務を含みます。

「日本医療研究開発機構」に就職するには?

「日本医療研究開発機構」では、毎年定期・不定期に行われる採用試験に合格し、採用されることで就職できます。

直近の募集・採用情報

参考までに、2020年1月に募集のある職種をご紹介します。

「日本医療研究開発機構」では、現在「任期制職員」と「事務補佐員」を募集しています。

任期制職員

「任期制職員」は、現在12の部署で募集があり、全て「技術系職種」です。

下記が、「任期付職員」を募集している12の部署です。

1)戦略推進部感染症研究課
2)創薬戦略部医薬品研究課
3)臨床研究・治験基盤事業部臨床研究課
4)基盤研究事業部研究企画課
5)戦略推進部難病研究課
6)革新基盤創成事業部事業推進課(65才以上)
7)国際事業部国際連合研究課
8)知的財産部支援グループ(専門職)
9)研究公正・法務部
10)経理部契約調整グループ
11)戦略推進部再生医療研究課(事務担当)
12)監査室

<採用について>
大学卒業以上の学歴、または同等の資格を有する人が応募できます。

選考方法は、書類選考と面接が主ですが、部署によって、採用の流れや、募集資格、提出書類などが異なりますので、詳しくは以下の公式ホームページ【採用情報】をご覧ください。
https://www.amed.go.jp/saiyou/index.html

事務補佐員

現在、「事務補佐員」は、下記の6つの部署で募集があります。

1)臨床研究・治験基盤事業部臨床検査課
2)経理部契約調整グループ
3)創薬戦略部創薬規格・評価課
4)経理部契約調整グループ(調達担当)
5)国際事業部国際連携研究課
6)推進事業部難病研究課

<採用について>
「事務補佐員」は、高校卒業以上の学歴を有する人が応募できます。

選考方法は、書類選考と面接が主ですが、「任期制職員」と同じく、部署によって、採用の流れや、募集資格、提出書類などが異なりますので、詳しくは以下の公式ホームページ【採用情報】をご覧ください。
https://www.amed.go.jp/saiyou/index.html

採用に関する詳細

上記に記載してある情報は、2020年1月に調査したものです。詳細は、公式ホームページをご覧ください。
https://www.amed.go.jp/saiyou/index.html

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「日本医療研究開発機構」は、医療分野の研究開発において、基礎から実用化までの一貫した推進体制を構築し、成果を円滑に実用化する体制を充実させ、総合的な環境開発の環境整備を担っています。

「日本医療研究開発機構」への就職を希望されている方は、ぜひこの記事をご参考ください。

本記事は、2020年2月13日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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