自衛隊のリアルが分かる!婚活も特集される『MAMOR』はどんな雑誌?

日本唯一の防衛省オフィシャルマガジン『MAMOR』ってご存知ですか?防衛省が編集協力を行ったことにより、「自衛隊」の活動や素顔が垣間見える一冊です。今回は、その雑誌についてと2018年1月号についてご紹介します。


日本唯一の防衛省オフィシャルマガジン『MAMOR』とは?

『MAMOR(マモル)』は、2006年に扶桑社が創刊した「防衛省・自衛隊の広報誌」です。「国民とともに防衛を考える情報誌」をキャッチコピーに、防衛省が編集協力を行っており、他では観ることのできない「自衛隊」の活動や素顔が垣間見える肉厚の内容が魅力です。毎月21日に発売され、578円(税込)とお手軽に購入することができます。

「防衛省」が編集協力を行い「自衛隊」を特集しているとなると、想像するのはお堅い内容に筋肉隆々の自衛官たちの特集かもしれません。ところが、『MAMOR』の表紙・巻頭を飾るのは華やかな女性タレントたちばかり。もちろん、自衛隊の仕事や歩みを紹介するページもありますが、初心者でも分かりやすいように解説されているので、読みごたえ抜群です。

ほかにも、自衛官が作る料理のレシピが掲載される「全国自衛隊の隊員食堂」の特集ページや自衛隊の婚活を特集する「マモルの婚活」など、自衛官の「グルメ」や「婚活事情」を知ることができる特集も掲載されています。自衛官の素顔が垣間見える特集は、自衛隊を目指す方は注目のページでしょう。

2018年1月号の表紙は女優・タレントの「齋藤明里」さん

MAMOR2018年1月号
MAMOR2018年1月号

『MAMOR1月号』の表紙は、女優・タレントの「齋藤明里」さん。NHKのティーン向け番組『Rの法則』やTBS系『王様のブランチ 』のリポーターとしての活動のほか、文部科学省の教養番組『ことば食堂へようこそ!』へ出演するなど幅広く活躍しています。

そんな齋藤さんが、1月号では表紙・巻頭グラビアを担当。姫カット姿の齋藤さんが、母艦の前で敬礼ポーズをとっているのが印象的です。

『MAMOR』では、これまでも女優や女性タレントが表紙・巻頭グラビアを担当しています。過去には「小池栄子さん」や「前田敦子さん」、「橋本マナミ」さんらが表紙・巻頭グラビアを飾ったことがあります。『MAMOR』は自衛官にもファンが多いそうで、美しい女性たちが制服を着用する表紙・グラビアはとくに人気があるそうです。

人気の女優やタレントが表紙を飾っていることが、『MAMOR』を手に取るきっかけとなり、ひいては「自衛隊」の活動を知るきっかけになるのかもしれませんね。

特集では自衛隊の「カイゼン」に迫る

『MAMOR1月号』では、自衛隊の「カイゼン」を特集しています。「カイゼン」とは漢字で「改善」といい、作業効率の向上や安全性の確保のために、現場の作業者が中心になって作業の見直しを行うことです。

『MAMOR1月号』では、サブタイトルを「国を守るクオリティ・コントロール」と題し、自衛隊の「カッコイイ改」を特集しています。艦上戦闘機「F-4EJ(改)」や組織、制度、被服、装備品など2017年に行われた自衛隊の「カイゼン」が紹介されています。

過去には、隊員の士気を上げ国民を癒す「自衛隊の音楽部隊の特集(MAMOR vol.118 12月号)」や、「自衛隊で活躍する女性パイロットの特集(MAMOR vol.111 5月号)」、航空自衛隊が誇り”ブルー”の愛称で呼ばれるアクロバットチーム「ブルーインパルスの特集(MAMOR vol.80 October)」など気になる特集が多数組まれてきました。

「自衛隊検定試験2018」であなたの知識を試してみよう!

『MAMOR1月号』には、難解な問題も含まれているという「自衛隊検定試験2018」も掲載。「公務員」や「自衛官」を目指す方は、力試しとして挑戦することが可能です。


「自衛隊検定試験」は、2008年から毎年1月号に掲載される特別検定です。全問正解者には特製ピンバッチがプレゼントされます。難解な問題も含まれますが、防衛省のホームページに記載されている最新版『防衛白書』にヒントと答えが隠されています。

そして、「自衛隊検定試験2018」ページには、声優の竹達彩奈さんが特別広報官として登場しています。竹達さんは、TVアニメ『けいおん』中野梓役や大日本帝国海軍の擬人化育成ゲーム『艦隊これくしょん -艦これ』大和役などで知られる人気女性声優です。

竹達さんは、2017年7月号の『MAMOR』に表紙・巻頭グラビアへの登場で大きな話題を集め、その反響から今回2度目の本誌登場です。

アイドルや声優が登場するカレンダーページもついてくる!

『MAMOR1月号』は、新年特別号として「MAMOR SPECIAL CALENDER2018」ページも登場。同ページには、稲村亜美さん、岡田夢以さん、竹達彩奈さん、川崎あやさん、本郷杏奈さん 、片山萌美さんらが登場します。「私が守りたいもの」ページには、ドン小西も登場します。

まとめ

2006年から自衛隊の職務や素顔を紹介してきた『MAMOR』は、創刊からおよそ12年が経ち、発行もvol.131になりました。毎回、その特集内容は自衛隊を目指す人のみならず、自衛隊を知らない人に向けて、女優や声優などのタレントが登場することで「知らなくても気になる」特集が数多く組まれています。

国防のために活躍する「自衛隊」は、TVや新聞で特集される機会はそう多くありません。自衛隊を目指す人はもちろん、自衛隊の活動や素顔を知りたい方は、是非とも『MAMOR』をチェックしてみてはいかがでしょうか。

なお、『MAMOR1月号』は、2017年11月21日発売で、今回でvol131で、毎月21日に新しい号が発売されます。

本記事は、2017年11月24日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

気に入ったら是非フォローお願いします!
NO IMAGE

第一回 公務員川柳 2019

公務員総研が主催の、日本で働く「公務員」をテーマにした「川柳」を募集し、世に発信する企画です。

CTR IMG