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【地方上級】政令指定都市シリーズ第十七回「広島市」

地方自治体特集「政令指定都市」シリーズ、第十七回は「広島市」です。

広島県にある「広島市」は人口は現在、約120万人とさいたま市に次いで国内10番目です。そんな「広島市」とはどんな都市なのか解説します。

2019年06月10日更新

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目次
「広島市」について
「広島市」の成り立ち
広島市長「松井 一實」(まつい かずみ)さんはどんな人?
「広島市」の行政プラン
まとめ

「広島市」について

広島県の県庁所在地である「広島市」は、同県西部、中国地方の中南部に位置する政令指定都市です。また、「広島市」は、史上初めて核兵器を投下された都市として世界的に知られており、「国際平和文化都市」として、平和へのメッセージを全世界に発信しています。

「広島市」の現在の推計人口は約120万人で、国内では10番目、中国・四国地方では最大の人口を有しています。また、現在8の行政区(中区、東区、南区、西区、安佐南区、安佐北区、安芸区、佐伯区)が置かれています。

さらに、「広島市」は、地理的に京阪神と福岡都市圏のほぼ中間に位置していることから、中国・四国地方を統括する政府機関や、全国規模で展開している企業の地方拠点などが多く置かれています。さらに、瀬戸内工業地域に属している西日本有数の工業都市でもあり、沿岸部は工業地帯になっています。

最後に、「広島市」の気候は、沿岸部から山間部までを市域にもつため、地域によって異なりますが、市域南部は、瀬戸内海式気候で晴れの日が多く温暖です。「広島市」の年間降水量は、全国平均に比べると少ないものの、周辺の少雨地域である岡山市や高松市よりは多いです。年間降水日数は90日で、全国では5番目に少ない県庁所在地です。

>広島市のホームページ
http://www.city.hiroshima.lg.jp/

「広島市」の成り立ち

「広島市」の成り立ちは、1889年(明治22年)に、他の30市と共に日本最初の市になったことに遡ります。市制施行時の人口は約8万9千人で、国内では9番目の人口を有し、以来、中国・四国地方の市では一貫して最大の人口を誇っています。

その後、戦前には約42万人まで増加した人口が、1945年の原爆投下後は一時的に20パーセント減少し、約14万人まで落ち込みました。しかし、戦後は重工業を中心に復興を遂げ、1965年頃には人口は50万人に達し、1980年4月1日に全国で10番目となる政令指定都市に移行しました。さらに、周辺町村との合併に伴い、市域は10倍近くに拡大し、1985年3月に人口100万人を突破しました。

広島市長「松井 一實」(まつい かずみ)さんはどんな人?

2011年4月から広島市長を務める「松井一實」さんは、1953年1月8日に広島市で生まれました。大学卒業後は、労働省に入省し、その後、在英国日本国大使館一等書記官を務め、厚生労働省入省、中央労働委員会事務局長を経て、第36代の広島市長となり、2期目になります。

座右の銘は、「温故知新」だそうです。

>広島市長公式ホームページ
https://matsui.hiroshima.jp/

「広島市」の行政プラン

「広島市」の行政プランは、「平和の象徴」・「希望の象徴」として、世界のモデル都市を目指すべく、「広島らしさ」を具現化する視点で、以下の3つの都市像と施策の構想を設定しています。

1) 広島の持つ「平和の求心力」を生かした都市づくり
− 核兵器廃絶と世界恒久平和の実現
− 環境と人とのパートナーシップの構築

2) 「幸せ」と「まちの元気」の増進を目指した都市づくり
− 未来を担う子どもの幸福の増進
− 男女共同参画社会、異文化や多様性を認め合う社会の形成
− 健康で生き生きと暮らせる都市環境の創出
− 想像力と活力に満ちた都市の実現
− ICT先端都市の実現

3) 広島型「市民自治」を目指した都市づくり
− 市民福祉の増進に向けた市民主体の都市づくりの推進
− 市民の創意工夫による地域のまちづくりの推進
− 自律的な都市経営の推進

「平和と希望の象徴」としての求心力を持つ「広島市」は、未来の都市のあり方を示すことのできる都市であり、平穏な市民生活の確保や活気ある地域経済の創出、文化的で活力ある美しい都市の創造など、広島で実現されていることがそのまま「平和」を意味するとし、そうした都市づくりに取り組んでいくとしています。

まとめ

いかがでしたか?

地方自治体特集「政令指定都市」シリーズ、第十七回は「広島市」についてご紹介させていただきました。

本シリーズの他の都市は下記よりご覧いただけます。

地方自治体特集「政令指定都市」シリーズ

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