※本記事は、2019年9月調査の内容です(今後更新予定です)。
はじめに
今回ご紹介する公立美術館「宇都宮美術館」は、栃木県宇都宮市(JR宇都宮駅近く)にあり、1997年(平成9年)に開館された公立美術館で、収蔵作品数は6,724点と公表されています。
今回は、公務員として働く「学芸員」向けに公立美術館「宇都宮美術館」に関する基本的な情報についてご紹介します。
公立美術館「宇都宮美術館」の沿革について
公立美術館「宇都宮美術館」の沿革についてご紹介します。
公立美術館「宇都宮美術館」は、恵まれた自然環境の中で、憩いの場であり、芸術文化活動の拠点施設となることを目的に1997年(平成9年)に開館されました。
国内外の20世紀以降の美術・デザインおよび宇都宮市にゆかりのある美術作品を収蔵・公開しており、年間5~6回の企画展が開催されています。
公立美術館「宇都宮美術館」の概要について
公立美術館「宇都宮美術館」は、公益財団法人うつのみや文化創造財団が運営する公立の美術館です。
栃木県宇都宮市にあり、広さ9,388平方メートル、収蔵作品数は6,724点で、常勤役職員については確認できませんでした。
また、2017年(平成29年度)のコレクション展の来館者数は36,238人、企画展の来館者数は44,815人です。
▼参考URL:http://uacf.jp/apps/wp-content/uploads/2018/06/h30jigyouhoukoku.pdf
公立美術館「宇都宮美術館」の施設・展示について
公立美術館「宇都宮美術館」には、展示室1~3、プロムナード・ギャラリーなどがあり、企画展・コレクション展が開催されています。
現在開催中、および今後開催予定の展覧会は下記の通りです。
1)展覧会「水木しげる 魂の漫画展」
会期:2019年7月28日(日)~9月23日(月・祝)
主催:宇都宮美術館、下野新聞社
制作協力:NHKプロモーション
企画協力:ミズキプロダクション
2)展覧会「蜷川実花展ー虚構と現実の間にーINTO FICTION/REALITY MIKA NINAGAWA」
会期:2019年10月13日(日)~12月15日(日)
3)展覧会「建国300年/ヨーロッパの宝石箱リヒテンシュタイン/侯爵家の至宝展(仮称)/Splendors from the Princely Collection of Liechtenstein」
会期:2020年1月12日(日)~2020年2月24日(月・祝)
4)展覧会「第2回・コレクション展/Permanent Collection Part 2」
会期:2019年9月1日(日)~2019年11月13日(水)
5)展覧会「第3回・コレクション展/Permanent Collection Part 3」
会期:2019年11月23日(土・祝)~2020年2月24日(月・祝)
公立美術館「宇都宮美術館」のシンボルマークについて
公立美術館「宇都宮美術館」のシンボルマークは、グラフィックデザイナーの勝井 三雄さんによってデザインされました。
このマークは、「宇都宮(Utsunomiya)」の頭文字「u」と「ミュージアム(Museum)の「m」が緑色の図形で表現されたもので、四季の風や香り、優しさなどのあふれる空気感がイメージされています。
公立美術館「宇都宮美術館」の館長について
現在の公立美術館「宇都宮美術館」の館長は、「佐々木 吉晴(ささき よしはる)」さんです。
「佐々木 吉晴」さんの経歴は、1980年(昭和55年)に東北大文学部哲学科美学・西洋美術史専攻を卒業、2012年(平成24年)にいわき市立美術館副館長から同館長に就任しました。
その後、いわき明星大非常勤講師、福島大客員教授、筑波大論文査読委員、福島県立美術館作品収集委員、郡山市立美術館作品収集委員、喜多方市美術館美術品収集委員、福島県景観アドヴァイザー、福島県文化振興審議委員を歴任した後、2017年(平成29年)に公立美術館「宇都宮美術館」の館長に就任しました。
なお、「佐々木 吉晴」さんが、公立美術館「宇都宮美術館」の何代目の館長であるかについては確認できませんでした。
公立美術館「宇都宮美術館」のアクセス・開館時間・休館日について
公立美術館「宇都宮美術館」は、栃木県宇都宮市にあり、最寄り駅は、宇都宮駅です。
開館時間は、午前9時30分~午後5時です。
休館日は、月曜日(祝日の場合は翌日休館)、土日を除く祝日の翌日です。
詳細な情報については、公立美術館「宇都宮美術館」のホームページなどをご確認ください。
▼参考URL:http://u-moa.jp/about/info.html
公立美術館「宇都宮美術館」の観覧料について
コレクション展普通観覧者は、一般は310円、高・大生は210円、小・中学生100円、団体観覧者は、一般は250円、高・大生は160円、小・中学生は80円です。
なお、身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている方と介護者1名は無料です。
また、企画展は展覧会ごとに異なります。
展覧会「水木しげる 魂の漫画展」(会期:2019年7月28日(日)~9月23日(月・祝))は、普通観覧者は、一般は1,000円、高・大学生は800円、小・中学生600円、団体観覧者は、一般は800円、高大生は640円、小・中学生は480円です。
詳細な情報については、公立美術館「宇都宮美術館」のホームページなどをご確認ください。
▼参考URL:
http://u-moa.jp/about/info.html
http://u-moa.jp/exhibition/exhibition2.html
公立美術館「宇都宮美術館」の職員数について
公立美術館「宇都宮美術館」の職員数については、確認できませんでした。
公立美術館「宇都宮美術館」の採用情報について
現在は募集がなく、過去には2016年(平成28年)に学芸嘱託員の募集がありました。
▼参考URL:https://www.museum.or.jp/modules/gakugeiin/index.php?controller=dtl&ctg=2&theme=2&id=2142
公立美術館「宇都宮美術館」の財務状況について
平成30年度の公立美術館「宇都宮美術館」を運営する公益財団法人うつのみや文化創造財団の運営費は公表されていましたが、「宇都宮美術館」の運営費については確認できませんでした。
▼参考URL:http://uacf.jp/apps/wp-content/uploads/2019/06/h30zaimushohyou.pdf
まとめ
いかがでしたか?
公立美術館「宇都宮美術館」は、宇都宮市の市制100周年を記念して開館され、宇都宮市にゆかりのある芸術家の作品、国内外の地域・生活・環境に関わる近現代美術やポスター・デザイン家具などを収蔵している公立の美術館です。
コメント