地方自治体特集「中核市」シリーズ

中核市シリーズ第19回「越谷市」について(2019年9月情報)

地方自治体特集「中核市」シリーズ、第19回は「越谷市」です。

埼玉県にある「越谷市」の人口は2019年9月時点で約34万人と、北海道旭川市に次いで国内63番目です。そんな「越谷市」とはどんな都市なのか解説します。


※本記事は、2019年9月調査の内容です(今後更新予定です)。

「越谷市」について

埼玉県にある「越谷市」は、同県南東部に位置する中核市です。人口は2019年9月時点で約34万人で、県内ではさいたま市、川口市、川越市に次いで4番目の人口を有し、業務核都市と保健所政令市にも指定されています。さらに、鉄道や幹線道路が市の東西南北を走る交通の要衝としても知られ、東京都心から25キロメートル圏内のベッドタウンとして成長を続けている都市です。

また、「越谷市」は、多くの河川が市内に流れていることから、「水郷こしがや」と称されますが、都市化によって遊水機能が低下したため、1996年から治水対策として越谷レイクタウンが同市の南東部に整備されました。そして、同地区に日本最大級のショッピングセンターであるイオンレイクタウンが開業し、年間約5千万人を集客しています。

さらに、「越谷市」の気候は、埼玉県内では高温で知られる「熊谷市」に次いで温暖とされます。2018年に最低気温の記録を更新しましたが、冬場も比較的気温は下がりにくいのが特徴です。

>越谷市のホームページ
https://www.city.koshigaya.saitama.jp/

「越谷市」の成り立ち

「越谷市」の成り立ちは、1958年(昭和33年)に市制を施行し、人口約5万人で誕生したのが始まりです。1962年に伊勢崎線が日比谷線と直通運転を開始したことにより、東京のベッドタウンとして急速に都市化が進みました。

その後、1967年(昭和42年)に人口は10万人を超え、1976年(昭和51年)に20万人、1996年(平成8年)に30万人を突破しました。そして、2003年(平成15年)に特例市、2015年(平成27年)に中核市に移行しました。現在も「越谷市」の人口は増加し続けており、2021年頃まで増加する見込みです。

越谷市長「高橋 努」(たかはし つとむ)さんはどんな人?

2009年11月から越谷市長を務める「高橋努」さんは、1943年5月27日に越谷市で生まれました。高校卒業後、越谷市役所に勤務しながら大学に通いました。その後、越谷市議会議員を6期、埼玉県議会議員を3期務めた後、第14代の越谷市長となり、3期目になります。

座右の銘は、「努力、誠実、実行」だそうです。

>越谷市長公式ホームページ
http://takahashi-tsutomu.com/

「越谷市」の行政プラン

「越谷市」の行政プランは、「安心度埼玉No.1の越谷」、「市民が誇れる越谷」、「いきいき活性化する越谷」を基本理念とし、以下の8つの目標を掲げて市政に取り組むとしています。


1) 子育てにやさしい、誰もが安心して暮らせるまち
2) 健康で生涯安心して暮らせるまち
3) 誰もがいきいきと働き生活できるまち
4) 水と緑と太陽の下、自然豊かなエコタウン
5) 災害に強い、安全・安心・快適なまち
6) 元気でスポーツ・レクリエーション、文化の輝くまち
7) 地方分権、市民自治のまち
8) 子供たちにツケを残さないまち

まとめ

以上、地方自治体特集「中核市」シリーズ、第19回は埼玉県の「越谷市」についてご紹介させていただきました。

本シリーズの他の都市は下記よりご覧いただけます。

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本記事は、2020年9月3日時点調査または公開された情報です。
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