地方自治体特集「中核市」シリーズ

中核市シリーズ第24回「岡崎市」について(2019年9月情報)

地方自治体特集「中核市」シリーズ、第24回は「岡崎市」です。

愛知県にある「岡崎市」の人口は2019年9月時点で約39万人と、大阪府豊中市に次いで国内49番目です。そんな「岡崎市」とはどんな都市なのか解説します。


※本記事は、2019年9月調査の内容です(今後更新予定です)。

「岡崎市」について

愛知県にある「岡崎市」は、同県のほぼ中央部に位置する中核市です。

人口は2019年9月時点で約39万人で、名古屋市、豊田市に次ぐ県内3位、2030年まで増加傾向が続くと予想されています。また、市域面積は約390平方キロメートルで、豊田市、新城市に次ぐ県内3番目の広さです。隣接する豊田市をはじめ、「岡崎市」周辺にはトヨタ自動車の関連企業が多いことから、住宅地が次々と造成され、ベッドタウンとしての機能を果たすようになっています。

また、「岡崎市」は、八丁味噌の産地として知られていると共に、研究教育施設が多く、文教都市としての性格も持っています。一方、市内には約20の矢作川の支流が流れ、豊富な水を利用した工場や水田地帯が広がっています。

さらに、「岡崎市」の気候は、台風の影響を受ける太平洋側気候に属し、温暖で、冬も降雪はほとんどありません。平均気温は年々著しく上昇しており、真夏日や熱帯夜の日数も増加傾向にあります。

>岡崎市のホームページ
http://www.city.okazaki.lg.jp/

「岡崎市」の成り立ち

「岡崎市」の成り立ちは、1916年(大正5年)7月に市制施行し、県内3番目、全国では67番目の市として誕生したのが始まりです。1921年(大正10年)の人口は約4万2千人で、豊田市を抜いて西三河最大の人口を有していました。その後、近隣町村との合併を繰り返し、1978年(昭和53年)には人口が25万人に、1989年(平成元年)には30万人に達しました。そして、2003年(平成15年)に中核市に移行し、西三河の中心都市として発展を続けています。

岡崎市長「内田 康宏」(うちだ やすひろ)さんはどんな人?

2012年10月から岡崎市長を務める「内田康宏」さんは、1952年12月23日に岡崎市で生まれました。国内の大学卒業後は、アメリカの大学で政治学を専攻し帰国。衆議院議員秘書を経て、愛知県議会議員を7期務めた後、第27代の岡崎市長となり、2期目になります。

座右の銘は、「我が志によって立ち、我が旗のもとに倒れる、もって悔いなし」だそうです。

>岡崎市長公式ホームページ
https://www.yas-uchida.jp/

「岡崎市」の行政プラン

「岡崎市」の行政プランは、目標年次を2020年度とし、「人・水・緑が輝く 活気に満ちた 美しい都市 岡崎」を目指す将来像として掲げています。そして、以下の7つのまちづくりの方向を基本政策として設定し、将来都市像の実現に取り組むとしています。


1) 地域で支えあい安全に暮らせるまちづくり(市民生活・地域社会の充実)
2) 健やかに安心して暮らせるまちづくり(保健・医療・福祉の充実)
3) 自然と調和した環境にやさしいまちづくり(環境共生都市の実現)
4) 賑わいと活力あるまちづくり(経済の振興)
5) 快適で魅力あるまちづくり(都市基盤・生活基盤の整備)
6) 未来を拓く人を育むまちづくり(教育・文化の振興)
7) 将来まで自律した状態が続く都市経営(自律した都市経営の実践)

まとめ

以上、地方自治体特集「中核市」シリーズ、第24回は愛知県の「岡崎市」についてご紹介させていただきました。

本シリーズの他の都市は下記よりご覧いただけます。

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本記事は、2020年9月8日時点調査または公開された情報です。
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