地方自治体特集「中核市」シリーズ

中核市シリーズ第28回「東大阪市」について(2019年9月情報)

地方自治体特集「中核市」シリーズ、第28回は「東大阪市」です。

大阪府にある「東大阪市」の人口は2019年9月時点で約50万人と、愛媛県松山市に次いで国内28番目です。そんな「東大阪市」とはどんな都市なのか解説します。


※本記事は、2019年9月調査の内容です(今後更新予定です)。

「東大阪市」について

大阪府にある「東大阪市」は、大阪平野の東部に位置する中核市です。

市域面積は約62平方キロメートルで、大半は平地で、生駒山系の山々と多くの河川など豊かな自然を有しています。

2019年9月時点での人口は約50万人で、政令都市である大阪市と堺市に次ぐ、府内3番目の人口を抱え、大阪都市圏の中心都市となっています。

また、「東大阪市」は、日本最古のラグビー専用グラウンドである「東大阪市花園ラグビー場」を擁する「ラグビーのまち」としても知られています。日本ラグビーの聖地と呼ばれ、2019年のラグビーワールドカップの開催地にも決定しています。さらに、同市は、国内有数の工業都市として、日本を代表する高い技術力を有す中小企業が多数集積する「モノづくりのまち」としても発展しています。

「東大阪市」の気候は、瀬戸内式気候に属しています。年間平均気温は16.4度で、四季を通じて比較的温暖です。平地と山岳地では気候に大きな差が見られますが、基本的には降水量の少ない地域です。

>東大阪市のホームページ
https://www.city.higashiosaka.lg.jp/

「東大阪市」の成り立ち

「東大阪市」の成り立ちは、1967年(昭和42年)2月に布施市、河内市、枚岡市の3市が合併し、大阪府下31番目の市として発足したことにさかのぼります。

その後、1969年(昭和44年)7月には人口が50万人に達しました。2003年(平成15年)5月に市役所が現在地に移転し、2005年(平成17年)4月に府下では、堺市、高槻市に次いで3番目の中核市に移行しました。

将来的には、政令指定都市への移行や、隣接する市などとの市町村合併の計画もあるようです。

東大阪市長「野田 義和」(のだ よしかず)さんはどんな人?

2007年10月から東大阪市長を務める「野田義和」さんは、1957年2月1日に京都府京都市で生まれました。高校卒業後、参議院議員秘書を経て、1987年(昭和62年)から東大阪市議会議員を5期務めました。その後、第8代の東大阪市長となり、3期目になります。


座右の銘は、「上善如水」だそうです。

>東大阪市長公式ホームページ
http://www.noda-kaikaku.com/

「東大阪市」の行政プラン

「東大阪市」の行政プランは、「夢と活力あふれる 元気都市・東大阪」を将来都市像として掲げています。そして、以下の3つの基本理念の元にまちづくりを進めるとしています。

1) 人間尊重のまちづくり
2) 市民参加のまちづくり
3) 豊かさを創造するまちづくり

さらに、将来都市像の実現に向け、まちづくりの体系的な施策の構成として以下の5つを掲げています。

1) 市民が主体となったまちづくり
2) 市民文化を育むまちづくり
3) 健康と市民福祉のまちづくり
4) 活力ある産業社会を切り拓くまちづくり
5) 安全で住みよいまちづくり

まとめ

以上、地方自治体特集「中核市」シリーズ、第28回は大阪府の「東大阪市」についてご紹介させていただきました。

本シリーズの他の都市は下記よりご覧いただけます。

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本記事は、2020年9月12日時点調査または公開された情報です。
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