
「国立公文書館」とは?
独立行政法人「国立公文書館」は、国の行政機関などから移管を受けた歴史資料として重要な公文書等を保存管理しています。「国立公文書館」は、その保存実務から一般利用まで広く事業を行うことによって、歴史資料として重要な公文書等の適切な保存と利用を図ることを目的とした施設です。
所在地は東京都千代田区にあり、茨城県つくば市のつくば研究学園都市内に「つくば分館」が設置されています。
国立公文書館法に基づき2001年(平成13年)に独立行政法人化されました。行政執行法人(旧・特定独立行政法人)であるため、職員の身分は国家公務員です。
2016年5月26日衆議院議院運営委員会の小委員会で、新国立公文書館として憲政記念館の敷地を建設することを決定しました。
「国立公文書館」に就職するには?
国立公文書館では現在、以下の職員の募集を行っており、各職種の応募資格は後述の通りです。
尚、現状、採用は非常勤講師に限られます。(2017年7月14日時点調べ情報)
●非常勤職員(公文書専門員)
<応募資格>
(1)政治学、行政学、法学、歴史学(日本近現代史)、図書館情報学、アーカイブズ学、記録管理学、情報学・情報工学等の分野で大学院修士課程を修了した者、又はこれと同等の知識・能力を有する者。
(2)上記の知識を生かし、概ね2年以上の実務経験がある者、外国語能力や情報管理・処理能力、調査分析能力等に優れている者であればなお可。
●非常勤職員(期間業務職員(一般事務))
<応募資格>
高校卒以上、又はそれと同等以上の学力を有する方で、パソコン(Word、Excel)が扱える者。
●非常勤職員(期間業務職員(調査研究・展示事務))
<応募資格>
(1)大学を卒業した者
(2)パソコン(Word、Excel等)操作力が必要
●非常勤職員(期間業務職員(審査事務))
<応募資格>
(1)大学を卒業又は大学院修士課程を修了した者(特に近現代資料の読解能力を有すること(崩し字や外国語が読めればなお可))
(2)パソコン(Word、Excel等)操作力が必要
●非常勤職員(調査員(審査事務))
<応募資格>
(1)大学を卒業又は大学院修士課程を修了した者(特に中国語及び英語の読解能力を有すること。近現代資料の読解能力を有すること。)
(2)パソコン(Word、Excel等)操作力が必要
詳細は公式ホームページより確認ください
補足情報 独立行政法人「国立公文書館」のウェブサイト
http://www.archives.go.jp/