独立行政法人「郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」に就職するには?

総務省所管の独立行政法人「郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」は、日本郵政公社が解散時点で行っていた「郵便貯金」および「簡易生命保険」の業務の承継・管理を行っています。

この記事では、「郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」の役割や、就職するための方法を解説します。


はじめに-「郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」とは?

「郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」は、日本郵政公社から承継した郵便貯金や簡易生命保険を適正に管理し、その債務を確実に履行するとともに、郵便局ネットワークの維持を支援するために交付金を交付し、利用者の利便の確保と国民生活の安定を寄与するために設置されました。

「郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」のプロフィール

設立:2007年10月1日
資本金:70億円
組織:総務省所管
所在地:東京都港区虎ノ門5-13-1
公式ホームページ:https://www.yuchokampo.go.jp/

「郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」の事業内容

「郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」の事業内容を、つのポイントに分けて、ご紹介します。

ポイント1:郵便貯金管理業務

1つ目は、「郵便貯金管理」業務です。

この業務は、民営化前に預入された郵便貯金を承継し、管理する業務です。

具体的には、下記の郵便貯金を承継します。

1)積立郵便貯金
2)定額郵便貯金
3)定期郵便貯金
4)住宅積立郵便貯金
5)教育積立郵便貯金
6)軍事郵便貯金
7)外地郵便貯金

なお、民営化前に預入のあった積立郵便貯金・住宅積立郵便貯金・教育積立郵便貯金は、民営化後も委託を受けたゆうちょ銀行および郵便局が預金・預入の堯MG宇行われています。

さらに、「郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」は、民営化後も下記について管理しています。

1)通常郵便貯金(民営化前の定期制郵便貯金が満期となったもの)
2)貯金通帳・証書(民営化後)
3)貯金担保貸付
4)国際ボランティア貯金

ポイント2:簡易生命保険管理業務

2つ目は、「簡易生命保険管理」業務です。


この業務は、民営化までに加入された簡易生命保険の業務を承継し、管理するものです。

ポイント3:郵便局ネットワーク支援業務

3つ目は、「郵便局ネットワーク支援」業務です。

この業務は、郵便局ネットワークの維持を支援するために拠出金の徴収や交付金の交付を行う業務です。

「郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」に就職するには?

2019年12月現在、職員の募集はなく、詳細については「郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」のホームページを随時確認する必要があります。

なお、「独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構就業規則」の「採用」の項目によれば、採用に際しては以下の条件が提示されるようです。

1)職員の採用は選考による。ただし、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険および国家公務員等から職員になった者については、この限りでない。

2)職員の採用、昇任、降任、休職、復職、退職及び懲戒は理事長がこれを行う。

3)機構に就職を希望する者は、次の書類を提出しなければならない。
・履歴書(3か月以内に撮影した写真1枚添付)
・その他理事長が必要とする書類

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」は、日本郵政公社が解散する時点で行っていた郵便直員や簡易生命保険の業務を承継・管理し、郵便局ネットワークの維持・支援する役割をになっています。

「郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」への就職を希望されている方は、ぜひこの記事をご参考ください。

本記事は、2020年2月13日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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