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「京都府」にある「公立高校の先生(英語科)」の仕事内容・給料レポート

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目次

はじめに

「京都府」にある「公立高校の先生(英語科)」(女性)によるキャリアレポートです。

レポート者のプロフィール

公務員としての職業・勤務先:高校の先生(英語科) / 京都府にある公立高校
性別:女性
雇用体系:常勤講師・非常勤講師
所有資格:自動車運転免許・高校一種(英語)・MOS(Excel2010)

「高校の先生」を目指した理由

自分が教えてもらっていた先生が良い人だったので、こんな先生になりたいなと思いました。 教育関係に興味を持ち、塾講師のアルバイトをしていました。

「高校の先生(英語科)」の仕事内容について

高校の常勤講師と非常勤講師では仕事内容が異なります。非常勤講師であると授業をするだけですが、常勤講師は正規の教諭と同じ仕事することになります。 学校の先生という仕事は授業をすることがメインだと思われがちですが、それは仕事のうちのほんの一部でしかありません。 分掌という教科以外の仕事・部活動の指導・生徒指導・担任を持っていれば生徒の相談にのるなどたくさんの仕事があります。

分掌の仕事は学校によっても違うのですが、主に授業を運用していく教務部、部活動や行事など授業以外のことを運用する生徒指導部、PTAなど学校の外の人とをつなぐ渉外部、保健部・図書部などがあります。 学校によっても分掌の呼び名は異なります。 私はそのうちの教務部と総務部(渉外関係)を担当しました。

教務部ではテスト前の補講の日程を組んだり、生徒の欠席日数の管理を行いました。総務部では学校新聞を作る担当になり、そのための写真を撮りに行ったり取材をするためにイベント同行し、月に1回(イベントがあれば増えます)学校新聞を発行していました。

「高校の先生(英語科)」の1日の仕事の流れ

常勤講師の場合

7時30分 家を出て原付バイクで通勤
8時   学校に到着
8時30分 朝会(職員会議・一日の流れを確認)
8時40分 一限目の授業開始(曜日によっては二限目以降に授業があります)
12時30分 お昼休み(この間にも生徒が来たりすることもあります)
13時15分 掃除
13時35分 五限目開始
16時10分 すべての授業が終わり、それ以降に会議・部活指導・分掌の仕事を行います。 
17時   終業時間
19時   帰宅

非常勤講師の場合

一限目から七限目までに授業が組まれているので、その時間までに学校に到着。 準備があるので40分前にはいることがほとんどでした。 授業が終わっても、小テストの採点やノートチェックなどがあり、授業が終わってもすぐに帰れるわけではありません。

「高校の先生(英語科)」の給料・残業・有給休暇について

月給25万円で学校の先生は残業代というものはありませんが、基本給は他の企業よりも良いと思います。 ボーナスは働いて1年目だったので、夏15万円くらい、冬は30万円くらいだったと思います。

残業は人にもよりますが、私は30時間くらいでした。授業があれば有給休暇が取りにくいですが、テスト週間だと午前中で終了するので、昼から休みをとったりすることも多かったです。夏休み・冬休みの長期休暇は取りやすかったです。

この仕事で、働いているときに困ったこと

企業と違って残業という概念がないので、遅くまで残っている人が多いです。 教師というのは仕事量も確かに多いのは事実ですが、ダラダラ遅くまで残っている人もいます。 残業の制限などもありませんので、早く帰ろうとする人も少なかったと思います。 (私が働いて学校は若くて独身の先生が多かったためだと思いますので、学校によっても特色が変わってくると思われますが)


あとは、授業がありますので、休みは本当にとりにくいです。有給と消化しきれない人はたくさんいます。

この仕事や職場でよかったこと

講師とはいえ、一応、準公務員のようなものなので、基本給は高いと思います。1年目に他の企業で働いている友達と比べても羨ましがられることがありました。

新卒で講師をしていたため、わからないことも多かったのですが、ベテランの先生にサポートをしてもらうことも多かったので助かりました。テストの作り方も1から教えてもらいましたし、生徒指導での発言の仕方など、細かい部分まで教えてもらいました。周りの先生たちには恵まれた職場だったと思います。

「高校の先生(英語科)」の仕事エピソード

感動したことは、自分が教えていた生徒が成長してくれたことです。生徒の成長は本当に感動の連続です。 「去年も先生の教えてもらってたら、もっと得意になれたのに!」といってもらった時の感動は今でも忘れません。 4月出会ったばかりの頃の生徒と3月に卒業する頃の生徒の成長に立ち会えるのは本当に貴重なことだと思います。

失敗したことはたくさんあります。細かいことをいうとキリがありませんが、自分が作る学校新聞やテストなどに誤字が多かったです。 学校新聞は校長先生など管理職の人にも見てもらいますが、それでも見落とすこともあります。 「先生!ゴメンな!自分たちも見落としてたから先生のせいじゃないよ!」と言ってもらえるのですが、やはり自分が作ったものなので、申し訳無いという気持ちは強かったですね。

「高校の先生(英語科)」の職場恋愛について

学校という職場は、本当に職場恋愛がほとんどです。職場以外の旦那さん・奥さんを探すのが逆に難しいくらい、皆さん職場恋愛が多いです。 正規の教諭の先生が、新しく入った講師の先生と恋愛することが多かったでしょうか。 私も3年間働きましたが、2組の先生同士の夫婦の結婚式に行きました。

あとはドラマにもありがちですが、生徒との恋愛もよくあります。そこは触れてはいけないことなのですが・・・。若い先生が多かった職場だったのでよくありました。結婚した人もいます。

まとめ – 「高校の先生」を目指す方へメッセージ

学校の先生という職は大変ではありますが、やりがいはどの職種にも負けないものだと思います。生徒の成長に立ち会える感動を感じてください。

本記事は、2022年9月3日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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