当時の私の状況
私は公立幼稚園で正規職員として勤務7年目で妊娠し産休に入り、そのまま2人の子どもを2学年差で出産しました。
連続して3年半の育児休業を取得しています。
その後年齢的には33歳、フルタイムで復帰して、当時辛かったと感じていたことを4つ紹介していきます。
10年目幼稚園教諭が育休明けで辛かったこと
育休明けで辛かったことその1:子供との時間が持てなくなる
育休中は一緒にいれた時間が長ったこともあり、働きだすと一気に子どもとの時間がなくなりました。
平日一緒にゆったりと過ごすのは寝かしつけ前の30分程度。
土日はたまった家事もあるので、そんなにゆっくりもしていられません。
『我が子が甘えてくれるのもあと何年だろう…』子どもと過ごす時間は人生の中でも代えがたい時間であるにも関わらず、大切な我が子と過ごす時間が大きく減ったことは辛かったです。
育休明けで辛かったことその2:私生活との両立
私の場合は、家から職場までの通勤時間が最短1時間15分でした。
駅まで約800mの道のりを毎日走っていた程です。
朝は7時に家を出て17時の定時で退勤し、どんなに急いでも保育園のお迎えは18時15分でした。
私は、それだけでへとへとだったがのですが、帰宅してからは我が子をお風呂に入れ、ごはんを作って食べさせ、片付けをし、寝かしつけをする。
そして寝かしつけた後は洗濯が待っている…。
夫も家事には協力的でしたが、それでも個人の時間は全くない状態でした。
1日24時間の中で、家事と通勤と仕事を両立する大変さを実感し、時間が本当に足りないと感じていました。
育休明けで辛かったことその3:中堅になり任されることが増加
私が復帰した時は、勤務年数としてはもう10年目でした。
自分のクラスの学級運営だけでなく、学年主任としての役割もあり、学年としての方向性を決めたり、教材研究も中心になって進めたりする立場になっていました。
また、任される園務分掌が増え、その内容も園行事の運営に関わることも多かったので、計画、立案にかける時間を多く取られるようになりました。
育休明けで辛かったことその4:新規採用職員の指導
私は、自分のことで手一杯の状況であったにも関わらず、1学年2クラスの中で組んだ先生は新卒の新規採用職員でした。
大学卒業したての先生でしたので、保育の基礎の基礎から丁寧に伝えていく責任がありました。
もちろん周りの先生達も後輩指導において、かなりサポートをしてくれていました。
しかし、学年で共通していく必要がある事柄も多く、その年の保育の方向性等については、学年主任が新規採用職員に1番近い存在として教えていく立場になることが多かったです。
指導にあてる時間も定期的にまとまった時間を取られていたので、新規採用指導を抱える難しさも実感していました。
まとめ
今回は30代前半、10年目教諭が幼稚園教諭に正規職員として復帰した体験談をご紹介しました。
出産年齢の幅が広がってきている現代、20代で育休に入るのか30代で入るのか、40代手前で入るのか…。
勤務年数、キャリア、自分の立場によって辛いと感じることも様々かと思います。
同じような状況の幼稚園教諭の方もいると思いますので、何か参考になるものがあれば嬉しいです。
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