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さいたま市のニュース:中学生の英語力が5回連続全国1位に(2024年5月情報)

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文部科学省が5月9日(木)に公開した令和5年度英語教育実施状況調査の結果によると、中学校3年生でCEFR A1レベル(英語検定3級)相当以上の割合が全国平均50.0%のところ、さいたま市は38.4ポイント上回り、全国1位の88.4%となったというニュースがありました。

さいたま市の英語力が高い理由としては、独自の英語教育プログラム「グローバル・スタディ」や、学校教育法施行規則で定める標準の授業時数を大幅に超えた授業時数の設定(小学校は標準210時間に対し本市は419時間、中学校は標準420時間に対し本市は471時間)などが挙げられます。

詳しくは、さいたま市のホームページからも確認できます。
https://www.city.saitama.lg.jp/006/014/008/003/013/002/p114811.html

目次

英語教育実施状況調査とは

文部科学省は、英語教育の質の向上を目指し、具体的な改善策の現状を把握するため、英語教育改善に関する調査を毎年実施しています。この調査は、今後の国の英語教育施策の方向性を決定するうえで重要な基盤となるほか、各地の教育委員会が英語教育の充実や改善を図る際の参考にもされています。文部科学省は、この調査を通じて、効果的な英語教育施策の検討と実施に努めています。

調査基準日

令和5年12月1日

さいたま市の推移

英語教育実施状況調査において、CEFR A1レベル(英語検定3級相当)以上を達成している中学3年生の割合 

平成30年度   75.5%(全国平均42.6%) 

令和元年度    77.0%(全国平均44.0%) 

令和2年度     未実施 

令和3年度   86.3%(全国平均47.0%) 


令和4年度     86.6%(全国平均49.2%) 

令和5年度     88.4%(全国平均50.0%)

さいたま市の英語力が高い理由

 (1) 独自の英語教育「グローバル・スタディ」の推進
 (2) 学校教育法施行規則で定める標準の授業時数よりも多い授業時数
   ・小学校…標準210時間に対し、本市は419時間
   ・中学校…標準420時間に対し、本市は471時間
 (3) 指導体制の充実
   ・外国語指導助手(ALT)(小・中学校)
   ・グローバル・スタディ科専科教員(小学校)
   ・グローバル・スタディ科非常勤講師(小学校)
 (4) 教員研修の充実
        ・エビデンスに基づいた指導力向上研修を中学校教員対象に実施
        ・「小学校教員のための英語力向上研修」を平成30年度から令和5年度まで実施

 (5)「グローバル・スタディ」の授業で学んだ英語をアウトプットする場の提供
   ・イングリッシュ・キャンプ(小学校・中学校・高等学校)
   ・ディベート大会(中学校)

本記事は、2024年7月24日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研チーム Maruです。主に公務員や行政関係のニュース記事をお届けします。

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