はじめに – 中学校の先生によるコラム
中学校の先生の仕事をする中で、時に失敗したり、上手くいかなかったりして、落ち込むことがあります。そんなとき、リフレッシュすることは、とても重要だと思います。
どんなリフレッシュが効果的かは個人によって違いますが、筆者にとって有効だったリフレッシュがいくつかあります。
今回は、筆者が仕事で落ち込んだ時にするリフレッシュ方法を5つ、紹介します。
その1:友達に会う
仕事でうまくいかないことがあったりして落ちこんだときに、手軽にできて気分転換になったことは、友達に会っておいしいものを食べたり、話したりすることでした。
大学の友達によく会っていたと思いますが、異業種の友達に会って、自分の話を聞いてもらったり、異業種の話を聞くことによって、大変なのは自分だけではないなと思い、自分もがんばらなければならないなと思ったりしていました。仕事と関係ない話もたくさんしたので、仕事のことはいったん忘れて、別のことでいっぱい笑って時間を過ごすことも多かったです。
とにかく仕事と離れて楽しい時間を過ごしてリフレッシュするということは気分転換になって、効果的でした。(時間が合わず、直接会えないときはLINEでグチを言いまくってリフレッシュしていたこともありました。)持つべきものは友達だと思いました。
その2:同僚とご飯に行く、遊ぶ
あえて職場の人とご飯に行ったり、遊びに行ったりして、仕事で悩んだことや困ったことについて話し、共感したり、アドバイスをもらうこともありました。特に同世代の同僚とは同じような悩みを共有し、どうしたらいいかということを1人ではなく、一緒に考えたり、共感してもらえたりすることで、安心したこともありました。
私には1校目、2校目で、たまたま同期で同い年の同僚がいたので、とても心強かったですし、いろんな話ができ、とてもありがたい存在でした。また先輩先生とご飯に行ったときは時に厳しいことを言われることもありましたが、やはり勉強になることが多かったですし、「くそー」と奮起することもありました。(残念ながら奮起できず、撃沈するだけのときもありましたが。)最終的には一緒に頑張ろうといってくださることが多かったので良かったと思います。
人間関係も深まるので、仕事での助け合いも多くなり、よかったと思います。(そんな先輩がいる職場で働けてラッキーだっただけかもしれませんが。)
その3:旅行に行く
時間があまりとれないときは近場にサクッと車で温泉に行ったり、おいしいものを食べに行ったりしていました。長期で休みがあったときは海外旅行にも行っていました。
行きたい場所に行って、行きたいことをするとやはり気持ちが満たされ、リフレッシュし、よし、またがんばろうという気になれたと思います。
教えていた教科柄、海外に行った際は、英語を話すことはもちろん、行った先の景色や文化に触れることはリフレッシュ兼勉強にもなり、一石二鳥だったと思います。
その4:好きなアーティストのライブに行く
年に1,2回は行っていました。
私は安室奈美恵さんが好きで、何年間かは毎年行っていました。まず、ライブに行く、安室ちゃんに会える、歌を聞いて踊りも見れるというだけでうれしすぎて、それだけで1年分の疲れたことや落ち込んだことも1回忘れてとてもリフレッシュできたと思います。ライブ中に「落ち込んでもまたがんばろう」というような歌詞の曲を聴くと、安室ちゃんに励まされているような気持ちになり、またがんばろうと思えました。そして、ステージで歌って踊る安室ちゃんを見ることで、安室ちゃんはいい時も悪い時もあったとは思いますが、プロとしてみんなにみせるステージを作っていて、本当にすごいなと思い、自分もプロの中学校英語教師として仕事を頑張らないといけないなという気持ちにもなりました。
好きなものに触れることで、発散もできるし、励まされることもたくさんあったので、最高のリフレッシュであったと思います。特に大好きな安室ちゃんの時は上記のようなことを強く思いましたが、人に連れられて行った別のアーティストのライブでも、同じようにリフレッシュしたり、励まされたりしたなと思います。
その5:運動をする
安室奈美恵さんが好きと書きましたが、その影響で、ずっとやってみたかったけど、縁がなかったダンスを習った時期もありました。週1回通っていましたが、大人になってから始めたダンスは難しかったです。しかし、そこでまた新しい人間関係ができたり、ダンスをして汗を流すことはいいリフレッシュになりました。
職場の人とサーフィンやスノーボードにいくこともありました。両方未経験だったので、最初はあまりできませんでしたが、やっていくうちに少しずつできるようになって、とても楽しく感じ、リフレッシュできました。また、できなかったことがだんだんできるようになるという体験を大人になってからして、生徒たちの気持ちも少し味わえたなぁと思い、よかったなと思いました。
中学校の先生生活のほとんどは未経験のソフトテニス部の副顧問と、1年だけ吹奏楽部の副顧問、最後の学校だけ、学生時代にやっていた剣道部の副顧問でした。どの部活動でも、一緒にやるという雰囲気があり、生徒とともに汗を流すこともあり、学校で生徒と行っているので、リフレッシュとまではいかないかもしれませんが、さっぱりしたような気がします。
まとめ
いかがでしたか?
仕事で落ち込んだ時のリフレッシュ方法を5つ、紹介しました。
教師を目指している方、教師として働いている方は、落ち込んだ時でもしっかりリフレッシュして、また生徒たちに向き合えるよう、ぜひこの記事をご参考ください。
コメント
コメント一覧 (1件)
先生のリフレッシュ方法の記事でしたが、会社員や他の職業の人達の同様のリフレッシュのやり方が多いのだなと、身近な存在に感じられました。先生だって、人間ですものね。