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お客様の笑顔と美味しい食事の為に頑張る、ファミレスの正社員のお仕事

色々なシーンで気軽に利用できる飲食店として人気となっているのがファミリーレストランです。「ファミレス」という略語で親しまれ、多くのファミレスチェーン店が存在しています。ファミレスで働く正社員は、どんなお仕事をしているのか見てみましょう。

2018年09月15日更新

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目次
ファミレスの正社員になるには
外食産業の正社員(ファミリーレストラン)の仕事を見てみよう
店舗マネジメント業務について
ファミレス社員の全体的な課題
お客様の笑顔と美味しい食事の為に頑張る、ファミレスの正社員のお仕事

ファミレスの正社員になるには

採用に応募する 

ファミリーレストランの正社員になるには、そのファミリーレストランを展開している企業の採用に応募しなければいけません。

多くのファミリーレストランチェーンを展開している企業が、新卒・既卒共に募集を行っています。また、一口にファミリーレストランチェーンと言っても、和食や洋食などの食のジャンルから、リーズナブルに利用できる所から高級感を売りにしている所、ターゲット層がファミリー層の所もあれば、サラリーマンや中高年層の所もあります。

どの企業に応募するか決める

採用に応募する前に、どんなファミレスで働きたいか、そもそもなぜ外食産業で働こうと思ったのかを良く考え、志望動機や自己PRを練る必要があります。

自分が外食産業で働く事によって理想を実現できる、自分の理想とマッチした経営理念を掲げている、将来の展望が見られる企業を選ぶ必要があります。

例えば、外食産業によってはフランチャイズ型を導入している所もあり、ファミレスでも独立開業が可能となっている企業もあります。ゆくゆくはファミレスの経営者として独立したいと考えている時に独立支援が受けられる企業を選ぶなど、自分の理想や将来を考えた上で応募する企業を選択しましょう。

どの職種に応募するか決める

応募したい外食産業によって、分業制度を設けているのか、社員は全ての仕事を行う必要があるのかが決まっています。例えば、分業の場合にはホールの仕事とキッチンの仕事が分かれていて、それぞれの職種ごとに採用を行っている場合があります。社員もアルバイトも、ホールもキッチンの仕事も一緒に行う事が決まっている場合もあります。

ゆくゆくは独立したいのでフランチャイズ支援が受けられる企業にしたい、接客能力を生かして働きたい、キッチンの仕事に興味があって調理師免許を取得したいなど、目的に応じた自分が就きたい職種によって企業を決定し、どの職種に応募するのかを決めなければいけません。

アルバイトから契約社員や正社員になる

意外と多いのが、アルバイトとして勤務していたお店にそのまま正社員や契約社員として就職する、というパターンです。

ファミレスは、24時間営業のお店も多く勤務体系はシフト制である事がほとんどです。そして、時間帯も問わずに働けるフリーターは重宝されます。また、アルバイトでもファミレスを始めとした外食産業では、昇格制度や昇給制度を導入している所が多い為、優秀なアルバイトはそのまま社員として残ってもらえないか打診をする事も少なくないのです。

アルバイトとして勤務していた人は、アルバイトでの経験を生かして働く事もできますし、正社員や契約社員になれば、社会保険や厚生年金への加入、ボーナスの支給も受ける事ができ、安定した働き方をする事ができます。また、外食産業は全国展開している事も多く、全国転勤が多い為企業によっては独身社員の為に寮を完備している事も多いです。社員になれば、それらの待遇や福利厚生を受ける事もできます。

外食産業の正社員(ファミリーレストラン)の仕事を見てみよう

ホールの接客業務を行う

ホール担当の社員、もしくは分業制でない企業の際にはお客さまへの接客を行うのは、アルバイトが主ですが勿論正社員も接客を行います。

ファミリーレストランの場合には、お客様を席へ案内する、オーダーを取る、料理を運ぶ、会計をする、後片付けをするなどの接客業務も行います。

正社員の場合には、常に他の社員やアルバイトのお手本でなければいけません。その為、接客業務を行う時には、その企業の接客マニュアルに沿った、お手本になる接客応対を心がけます。

アルバイトへの指導を行う

新しく入ったアルバイトや社員への指導を行うのも社員の仕事です。接客の仕方や、ハウスルールと呼ばれる働く上で守らなければいけない就業規約を説明するなどもします。

新人だけでなく、アルバイトの中でもリーダーと呼ばれる時間帯責任者の立場にいるアルバイトには、より高いレベルでの接客ができるように指導を行う事もあります。

また、企業や店舗によっては優秀なアルバイト従業員の能力を競うコンテストを行っている所もあります。見込みのあるアルバイト従業員に対してコンテスト参加への打診や、コンテスト対策の為の指導も行います。コンテストの結果によっては、昇給や入賞者にしか得られない待遇やクラスが設けられている事もある為、アルバイト従業員のモチベーション維持のためにも重要となっています。

責任者としての対応をする

お客さまからクレームが来てしまった時や、店舗内で何らかのトラブルが発生した時には、その時の店舗責任者が対応を行います。店舗責任者は、社員もしくは責任者資格を持つアルバイトリーダーとなっていますが、アルバイトと社員が同時に勤務している時には社員が対応します。

お客さまからのクレームには、大きく分けて料理の中に髪の毛などの異物が混入していた、料理が遅い・冷めているなどキッチンに責任がある物から、ホールの接客を行っていたアルバイトの態度が悪い、注文と違う物が来たなどホールに責任のある物、隣のテーブルの子供がうるさいなど周りの環境が影響する物の3パターンに分けられます。キッチンの責任でも、ホールの責任でもホール管理を行っている責任者が対応しますので、ホール担当の社員の場合にはお客様への対応を行う、キッチン担当の社員の場合には原因の究明、再発防止に努める、ホールの要望に対して対応を行うなどします。例えば、異物混入の時には代替料理をすぐに出す・他の料理を選んでもらう・代替料理も出さない代わりに料金も頂かないなどの選択肢がありますが、これらの選択肢をお客様の希望や気持ちを汲んで適切な対応を行う必要があります。また、異物混入がガラスの破片など危険な物だった場合には、お客様が怪我してしまったなど二次被害がある事があります。その際には治療費や慰謝料の請求に対しての対応や、病院への付き添いなどを行う必要に迫られる場合もあります。

ファミレスは色々なお客様が来る飲食店ですので、トラブルもどうしても起きがちです。ファミレスで起きるトラブルは、お客様同士の喧嘩や従業員への言いがかりによる物、無銭飲食や食い逃げなどがあります。強盗や空き巣、店内外の器物破損への対応を行う事もあります。勿論、場合によっては最寄りの警察や交番に連絡する必要も出てきます。

店舗マネジメント業務について

店長以下の社員が行う事が多い

店舗や企業によって呼び方は異なりますが、店舗の管理や運営に関わる店舗マネジメント業務を行うのもファミリーレストランの社員の仕事です。店舗マネジメント業務は、現金管理や勤怠管理などの金銭や個人情報の取り扱いを行う事もありますので、責任者資格を持っているアルバイトではできない権限の仕事も含まれています。

シフトを組む・調整する

勤怠管理は、アルバイトのタイムカードの管理やシフト管理を行います。ファミリーレストランではタイムカードによって勤怠管理が行われている事が多いですが、まれに出退勤や休憩時間の打刻を忘れてしまう事や、タイムカードの操作を間違ってしまう事もあります。その時の修正を行うのも社員の仕事です。

また、労働基準法で従業員の勤務時間に応じて休憩時間などが決まっています。その勤務時間と決められたとおりの休憩時間が取られているのかをチェックするのも、勤怠管理です。

ファミリーレストランのシフト制では、店舗によって異なりますがシフト発表前の一週間から二週間前までに、希望のシフトをアルバイトから申請を受け付けています。テスト前の学生アルバイトなら休みを取る、ランチタイムのパート主婦がお子さんの幼稚園の行事や家庭の用事の時に休みを取る、などです。それに加えて、主婦なら平日ランチタイムのみ、学生なら平日は17時から21時まで、土日祝日出勤可能かどうかなどは従業員によって異なります。あらかじめ定められているシフト勤務の従業員の希望に応じたシフトを組みます。

シフトを組む時には、店舗で決められてる予算に対応した人員配置をしなければいけません。混雑が予想される時間帯や曜日には人を多くし、逆に客足が少なくなる曜日や時間帯は人を少なくします。それらの客足予測を組んだうえで予算を組み、その予算に収まる中でシフトを組みます。

組んでいたシフトの中で、体調不良や家庭の事情などで欠勤になる従業員がいる時には、その欠員補充のために動くのも社員です。飲食店は、前述の通り限られた予算内でしか人員を組む事ができませんので、常にぎりぎりの人員配置となっています。ですので、企業によっては休む時には代理を立てる必要があります。

アルバイト従業員が他の人に交渉を行っても代理が立たなかった時には、自分が欠勤なら自分が出勤する、自分が他の従業員に交渉するなどの対応を行います。

契約を結ぶ・面接をする

正社員募集などの場合には、飲食店を管轄している企業の人事部などが採用関連を行う事が多いですが、各店舗のアルバイト募集に関する事は、その店舗の社員が行っています。

店舗で欠員が出た時のアルバイト募集の広告媒体を出すことや、求人広告企業との取引や打ち合わせも行います。

実際に店舗に来たアルバイト希望の人との面接や、採用・不採用の連絡、その時提出してもらった履歴書などの書類の管理も行います。

新規雇用だけでなく、今働いているアルバイト従業員に関するアルバイト契約なども行います。特に、年末の時期になると扶養控除内外で働く従業員の契約の為に、用紙の記入や捺印なども求めます。

店舗の在庫管理や発注を行う

店舗で使う食材や、レジ前で品物を販売している時にはその品物、お客様に使う食器類やナプキン、お子様に提供するおもちゃ、従業員のユニフォームや靴など、あらゆる店舗で使う物の発注と在庫管理を行います。

発注の際には、店舗の売り上げ予測に応じた発注が重要になります。売れ筋商品やメニューの食材を切らす事もできませんし、季節がら売れにくいメニューの在庫を取り過ぎてしまうと、過剰な在庫を抱える事になります。

飲食店にもよりますが、だいたいは締めの曜日が定められている中で、随時発注はコントロールできるようになっています。そして、週に一度もしくは二度、発注した用具や食材、商品が届く日(搬入と呼ばれている事が多い)が決まっています。理想的な発注は、搬入の日にちょうど在庫がなくなり、また次の搬入の日までにちょうど在庫がなくなり…という発注です。それを、売り上げ予測や季節、天候などを考えて発注しなければいけません。

不測品の確保や補充

発注を行っていても、過剰に在庫を抱えてしまう事や、食材が足りなくなってしまう事があります。食材や用品が足りない事は、メニューに欠品が出る、お客様用のトイレットペーパーがなくなる、といった事もありますので、お客様に迷惑が掛かってしまいます。それを防ぐ為に発注ミスなどで在庫が足りなくなった場合には、その食材や用品を調達するのも社員の仕事です。

食材や用具の調達方法として一番確実なのが、近隣のスーパーなどで購入する事です。一般的に使われている食材や用具なら、購入で補充する事ができます。

もしも、飲食店独自で出している食材や用具が切れてしまった時には購入する事ができません。その際には、近隣のチェーン店に連絡をして、切れてしまった食材や用具が余っていないかを交渉します。(借り物、と言われる事が多い)勿論借り物ですので、次の搬入時にその店舗に返さなければいけません。もしも、借り物ができる店舗が見つからなかった時には、メニューの欠品などが出ますので、今後はこのような事がないようにしなければいけません。

顧客管理

店舗によっては、ポイントカードやダイレクトメール送信など、お得意様向けのサービスを行っている所もあります。そこでお客様に預かった個人情報を管理します。

そのようなサービスを行っていない時でも、そのお店に来てくれる常連さんの顔と名前、好みなどを覚えて今後のサービスに生かすなどの努力をします。

ファミレス社員の全体的な課題

ファミレスを含め、外食産業は24時間年中無休で営業している事に加えて、限られた予算内で人員を配置しているため常にぎりぎりの人員で店舗を運営しています。その為、社員に負担がかかりすぎ、いわゆるブラック企業と呼ばれる働き方に繋がってしまっている事を知っておかなければいけません。

シフト内の時間では仕事が終わらない為、サービス残業を行う、アルバイト従業員の休みの穴を埋める為に休日出勤してただ働きをする…というファミレス社員も実は少なくありません。

社員も含めて、従業員が明るく満足した状態で働ける職場だからこそ、お客様に最高のサービスが提供できるのではないでしょうか。

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