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私立高校の情報科の女性教師の仕事内容・給料レポート

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目次

はじめに – 育児中の先生のお話

「岡山県」にある「私立高校の先生(情報科)」(女性)によるキャリアレポートです。

レポート者のプロフィール

公務員としての職業・勤務先:高校の先生(情報科) / 岡山県にある私立高校
性別:女性
雇用体系:非常勤
所有資格:自動車運転免許、高校教諭第一種免許「情報」

「高校の先生」を目指した理由

高校のときの担任の先生が進路相談に親身になって乗ってくれたことがあり、このとき、「教師という仕事は本当に子どもの人生に大きくかかわる仕事だな」と実感し、少しでも子供たちの役に立てる仕事がしたいと思い目指しました。

「高校の先生(情報科)」の仕事内容について

非常勤ではありましたが、担任をもつ先生の補助もしておりました。授業の準備はもちろん、学級経営の補助もしておりました。具体的にどのようなことをしていたかというと、掲示物の作成、管理、掲示、また、テストや課題の提出物のまるつけなどです。

非常勤で、担任をもっていないぶん、いろいろな先生からプリントの作成や印刷を依頼されることもありました。学級だよりや学年だよりなどのおたよりの作成、印刷をすることもありました。担当している授業は情報科でしたので、1年生から3年生すべてのクラスを私が担当していました。3学年、違うことをするので、その準備が大変でした。

進学を目指す生徒が多い高校でしたので、あまり生徒指導に割く時間はとられずには済みましたが、他の高校に配属された友人は、生徒指導のために生徒の家庭訪問にかなりの時間をとられていたようでした。さらに、入試の時期には試験問題の枚数チェックや校正もおこなっておりました。

「高校の先生(情報科)」の1日の仕事の流れ

7時:自宅を出て、子供を保育所に送る
7時30分:子供を保育所に預ける
7時45分:到着
8時15分:職員会議 ここで、本日の私の空き授業時間にやっておいてほしいことを他の先生から依頼を受けることになっておりました。非常勤の私は空き時間が他の先生より多かったので、例えば、学級だよりの印刷やテストの採点や提出物のマルつけなどを依頼されました。
8時20分:ショートホームルーム
12時10分:お昼休憩(45分) 17時:終業  非常勤だったので、部活は活動があまり行われていない物理部を担当しておりました。終業時間後に部活を指導することは、ほとんどありませんでした。
17時30分:保育所へお迎えに行く
18時:帰宅

「高校の先生(情報科)」の給料・残業・有給休暇について

非常勤のため時給契約で時給1680円でした。

残業や時間外勤務は、あまりしないように校長先生から言われていました。子供の行事のため有給休暇を取ることがありましたが、みんなお互い様という感じで、職場の誰からも、全く嫌な顔はされませんでした。

非常勤の教師の仕事で、働いているときに困ったこと

常勤の、正職員の先生と違って、私は非常勤だったので、他の先生より空いている授業時間がありました。その時に、よく校内清掃や校舎のトイレ掃除、また、夏の暑い日にも関わらず草むしりもやらなければなりませんでした。

掃除場所の担当の先生はそれぞれ決まっていたのですが、その先生たちは忙しいという理由で、あまり環境整備には力を入れていないようで、来客がある前などに慌てて校内環境を整えなければならないことが多々ありました。


私立高校の仕事や職場でよかったこと

私立ではありましたが、公立の公務員並みに有給休暇がきちんととれたことが良かったです。私は希望しませんでしたが、育児休暇や産前産後休暇もありました。そういった休暇を取られた方も、その後、きちんと復帰されていて、希望すれば時短勤務もできるようでした。

子供の行事のために時間単位で有給休暇をとっても「行ってらっしゃい」という感じで、休みをとるのに後ろめたさを感じたり、申し訳ないなという気持ちになることは、あまりありませんでした。

「高校の先生(情報科)」の仕事エピソード

文化祭や体育祭などの行事があると、準備などで大変なこともありますが、生徒と同じように自分も感動したり達成感を味わうことができます。生徒のがんばりを目の当たりにすると、感動することが多いです。

失敗が許されない仕事だと思っているので、失敗したことはあまり思いつかないのですが、大変だったことは、進路に悩む生徒のやる気を出させることでした。高校2年生で文系クラスと理系クラスに分かれる学校だったのですが、なかなか決めきれない生徒がいて、悩みすぎた挙句どうでもいいやという感じで投げやりになっている生徒もいて、進路指導の難しさを感じました。

私立高校の職場恋愛について

現在進行形で職場恋愛をしているという人はいなかったのですが、同僚から結婚報告をうけたときに「お相手は?」と聞くと、実は3月まで同じ職場だった先生であったということが何度かありました。こういうことがあるので、公表しないだけで交際中の先生たちはけっこういると思います。

職場以外では、友人の紹介ということが多いようです。これは、教師という職業に限らず言えることだと思いますが・・・。すでに結婚されている先生たちの配偶者は、教師であるという方が多いところをみると、やはり先生同士というのが多いのではないでしょうか。

まとめ  -「高校の先生」を目指す方へメッセージ

大変ですが、やりがいはありますよ。子育て中の方なら非常勤がおすすめですよ

本記事は、2020年5月13日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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