公立中学校(東京都)の「国語の先生」の仕事内容・給料レポート

現役もしくは元・公務員へのキャリア・アンケートです。

今回は、公立中学校(東京都)の「国語の先生」(女性)に回答いただきました。

仕事内容、年収(給料・ボーナス)や残業状況・職場恋愛などについてアンケートしたものを編集して掲載しています。

はじめに

公立中学校(東京都)の「国語の先生」(女性)のキャリアレポートです。

レポート者のプロフィール

公務員としての職業・勤務先:中学校の先生(国語科) / 東京都にある公立中学校
性別:女性
雇用体系:正規雇用
所有資格:高等学校専修免許 国語、書道 中学校専修免許 国語 司書教諭 自動車運転免許

「中学校の先生(国語科)」を目指した理由

高校の国語教諭の影響です。 大学受験時に塾を進める先生が多いなか、夏期講習を実施し、塾なんて行く必要ないわよ、私が教えてあげるから、といってくれた先生がとても素敵で、私もそういう先生になりたいと思ったからです。

「中学校の先生(国語科)」の仕事内容について

中学校教諭は毎日の授業はもちろん、校内分掌があり、生活指導部、進路指導部等の担当があります。また、行事についても分担が決まっており、それぞれの行事が円滑に進むように考えられています。

中学校では学年団で動くことが多く、担任と副担(副担はたいていひとり2クラスずつ持ちます)でそれぞれ役割が決まっています。副担は担任がクラスから離れられないときに他のクラスとのやり取りを伝達したり、遅刻者がいたら家庭連絡をしたりします。 授業は週20時間程度で学年を越えて分担することもあります。クラス数によって持ち方は変わります。

校内だけでなく、校外学習や移動教室も大切な仕事です。これも学年団の中で分担を決め、生徒と共に作り上げていきます。 部活指導も外部指導員が導入されつつありますが教員の仕事です。得意なものがあり、担当の先生が多すぎなければ得意なものを担当できますが、専門外で全く経験がなくても持つことがあります。私はバスケットボールは全くの未経験でしたがバスケットボール部の顧問をしていたことがあります。

一年を通じて保護者階の開催、面談の実施、夏期、冬期講習の実施などもあります。 中学生は職場体験もあり、体験先を探すのも教員の仕事です。 いろいろ大変なこともありますが、地域との関わりも持てます。

「中学校の先生(国語科)」の1日の仕事の流れ19時:事務作業

7:10家を出て公共機関で通勤する(車は禁止)
8:15始業時刻、朝の職員打ち合わせ
8:20予鈴、朝学活のため教室へ行く、朝読書(先生も一緒に本を読む)
8:25-35朝学活、一日の連絡
8:40-12:30授業、空き時間は授業準備や校内巡回
12:30-13:10給食指導(先生は教室で一緒に食べる)
13:10-13:30昼休み(校内巡回)
13:30-15:20授業、空き時間は授業準備や校内巡回
15:20-15:30終学活(翌日の連絡)
15:30-15:50掃除(一緒に掃除をする) 以降部活指導、授業準備、職員会議など
学年会はほぼ毎日実施し、生徒の状況を学年全体で把握する
16:45終業 ほとんど定時で終わることはありません

「中学校の先生(国語科)」の給料・残業・有給休暇について

月給36万円、年俸制なので残業はいくらしても休日に出勤してもつきません。部活指導の場合は少しだけ手当てがつきます。試合の引率は交通費が出ます。 賞与は5ヶ月分を年3回に分けて支給されます。

有給休暇は年20日、翌年まで有効です。夏休み、冬休みがそれぞれ別途つきます。決まった期間内であれば好きなときにとれます。まとめてでも分けてでもかまいません。学校の動きと自分の都合に合わせて決めることができます。

この仕事で、働いているときに困ったこと

就業時間ではとても仕事が終わりません。持ち帰って仕事をすることもたくさんあります。 生徒のためにできることを全部やるわけにはいかず効率よく成果を出す工夫がとても大切です。

しっかり働いている人と適当にやっている人との差が大きいと思いました。 改善したくても先輩後輩の関係や性格的なものもあり、なかなか言える状況ではないのが困っていたところです。遠慮しすぎずうまく仕事を振り分けられていたら良かったな、と思います。

この仕事や職場でよかったこと

公務員なので福利厚生はあまり使いませんが充実しています。 東京都は学校カウンセラーが週1度巡回してくれるので困ったときに相談できます。生徒との面談や保護者との面談、教諭へのコンサルテーションをしてくれます。 発達障害などの相談にものってもらえるし、授業中の様子を見てもらうこともできます。

休暇をきちんと取るようにという指示をしてくれるのもありがたかったです。取りそびれているときちんととれるように学年団に諮ってくれました。

「中学校の先生(国語科)」の仕事エピソード

夏休みで後半の準備をしておかないと年度末までノンストップです。 でも、年度末に一年間を振り返って成長した姿が見られたときにはとても嬉しく感動的です。 クラスが団結する体育祭や合唱コンクールもとても楽しいです。

先生のもっていきかた次第で結果が大きく変わるので手腕を問われるところです。生徒たちが切磋琢磨しながら工夫し、努力した成果が出たときに喜ぶ姿を見られるのは先生の醍醐味です。

卒業式は学校生活の集大成、自分の学年ではなくても毎年感動があります。生徒も先生も保護者も涙なく終わることはありません。 みんなで支えあいながらはぐくんできたことが感じられます

「中学校の先生(国語科)」の職場恋愛について

職場恋愛は多いように見えますがそうでもないと思います。 何組かはいますが、あまり多くなく、同窓会での同級生との再会や趣味の会合などでの出会いもあると思います。学生時代からのお付き合いが続いている方もいますし、一般企業と状況は変わらないと思います。

中には部活動を通じて他校の先生と出会うこともあるようですが、あまり聞きません。 あとは先輩からの紹介などもあるようで、やはり他の業種と大差ないのではないかと思います。

まとめ ー「中学校の先生」を目指す方へメッセージ

とても楽しい仕事なので未来を支える子どもたちを育てたい!という熱意のある方にぜひ頑張っていただきたいです。

本記事は、2020年4月18日時点調査または公開された情報です。
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